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勉強法
苦手科目を克服する方法 ~問題解決法~【#おうちで学ぼう】
みなさん、こんにちは。少しずつ以前の生活を取り戻している現在ですが、家庭で過ごす時間が多い今だからこそ、苦手科目を集中的に克服してみませんか?
まとまった時間を苦手科目に費やせば、大学合格へと一歩前進すること間違いなしです。
大学受験での苦手科目について
第一志望校合格をつかみ取るためには、苦手な科目をなくすことが近道です。総得点の底上げをするためには、足を引っ張る科目がないことが理想。
なぜなら、本番の試験の難易度は年度によって変わります。
例えば、得意な国語の難易度が低く、だれもが得点を上げやすい場合、差をつけることが難しくなってしまいます。ここで苦手科目があると遅れをとることは明らか。
特に3科目しかない私大の場合は、苦手科目1科目が合否に影響を与えてしまうことにもなりかねません。
「苦手科目を放置しない」ことが合格の可能生を大きく高めてくれるはず。特に英語や数学は、苦手な人が多い反面、「伸びた」と感じられる科目でもあります。
苦手科目を克服するメリット
苦手科目には伸びしろがあるということですから、克服できれば大幅な点数アップが期待できます。
苦手意識から取り組むことを放棄しているケースでは、基本から学び直すことでスッと理解できることもあり、得点に結びつきやすいといえます。
得意科目を90点から100点近くまでにする勉強の労力と、苦手科目を30〜40点から60〜80点まで上げる勉強の労力では、後者の労力の方が圧倒的に少なくて済みます。
苦手科目は、「わかる」きっかけが掴めると一気に飛躍できるはずです。
苦手科目を克服するメリット
とは言っても苦手な科目はなかなか勉強する気になれず、わからないと授業を聞いていても頭に入ってきませんよね。そして、ますますわからなくなる、という悪循環に陥ります。
不思議なもので、「苦手だ」と思いながら取り組むと、ますます苦手になります。なので「苦手だと決めつけない」こと。そして、逃げ腰にならないで、しっかりと向き合う。
取り組むときは、最初の一歩をできるだけ低くすることが得策です。数学が苦手だけど、図形ならなんとかできる、という場合は、図形の問題からはじめましょう。その次に基本問題に手をつけるなど、少しずつ「できる」を増やすことが苦手克服のカギ。「意外にできたかも」と脳が反応すればしめたものです。
事項からは、苦手科目を克服するための方法を、具体的にお話ししていきます。
原因の見極めと解決策
例えば「数学が苦手」だとします。それに対して「じゃあ、数学をたくさん勉強しよう!」と漠然とした目標を立てて、果たしてうまくいくのでしょうか?
苦手を克服して成績を伸ばすには、「どの分野が苦手なのか」「なぜ苦手なのか」など、原因を明確にする必要があります。その原因に応じて「たくさん勉強すること」の中身が具体的に定まるのです。
苦手科目の 苦手な「原因」と、それを克服する「解決策」が明確になって初めて、効果のある勉強につながります。
分解の木
「原因」とその「解決策」を明確にするには、「なぜ?」を繰り返すことが有効です。下図のような「分解の木」を作り「なぜ?」を繰り返すことで、苦手の本当の「原因」と、具体的な「解決策」を見つけてみましょう。
(▲分解の木)
「数学が苦手」といっても、勉強していないから苦手なのか、勉強しているのに苦手なのかで解決策は異なります。また、理解できていないからできないのか、理解しているのにできないかでも解決策は異なるのです。
具体的になるまで「なぜ?」を繰り返す
解決策は具体的でなければなりません。「たくさん勉強する」だけだと、そこには終わりがないからです。
「たくさん勉強する」より「1時間、勉強時間を増やす」。「演習量を増やす」より「20問追加する」といったように。
漠然としたイメージから、具体的な「事実」にたどり着くまで「なぜ?」を繰り返して原因を明確にすると、「何をどうすればよいか」といった解決策が明確になります。
解決策が明確になると、「これをやればできるようになるんだ」という気持ちで勉強に取り組むことができるので、モチベーションも上がり、継続もできます。
原因が明確になっても解決策が見いだせない、ということもあります。そこは受験のプロ、ディアロのスクールマネージャー、担当トレーナーに相談しましょう。「わからない」ということ自体が問題なのではなく、「わからない」という状態をそのままにしておくことが問題なのです。
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