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【#おうちで学ぼう】文系・理系選択のポイント!
「文転」「理転」という言葉をご存じですか? 文系から理系に、理系から文系に転向することを言います。
理系のクラスに進んで文系の大学受験、またはその逆も可能です。ただ、学校での勉強と、受験に向けた学習とが合致しないなど、勉強を進めていく上で非常に非効率なことになってしまい、「最初から文系を選択しておけばよかった…」などと、後悔する方をたくさん見てきました。
新型コロナウイルスの影響で、学校や部活動がお休みになっている今、「進路選択」について、保護者の方を交えてじっくり考える良い機会かもしれません。今回は、主に高校1年生に必要となる『文系・理系選択』について考えてみましょう。
文系・理系選択の時期
多くの高校では、高1の夏休み前、もしくは夏休み後から、文系・理系選択の動きが始まります。
最初、希望調査があり、それを踏まえた三者面談が行われ、秋~冬の期間で最終希望を提出。高2から、文系クラス・理系クラスに分かれるというのが一般的な流れとなります。
なので、今から夏にかけて、自分は「文系に進むのか」「理系に進むのか」を検討しておかなくてはなりません。
文系・理系選択のポイント
文系・理系の選択をする上でのポイントは、『将来の自分』と『現在の自分』について考えることです。
【将来の自分】
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優先順位としては、【将来の自分】から考えることです。
今の段階で、将来の仕事まで考えられない場合は、大学で学びたいことが何かを考えましょう。文系・理系の選択をすることで、将来就ける仕事や、受験できる学部・学科が限定される場合があるので注意しましょう。
職業や大学での勉強についてまだイメージできない場合は、【現在の自分】と向き合ってみましょう。今興味を持っていることが、将来の自分に結び付くことがあるかもしれません。また、得意・不得意科目を考えることで、自分の将来に向けた「適性」を測ることもできます。
文系・理系選択をする上での注意点
上記に示したように、文系理系の選択は、受験できる学部・学科や、将来就ける職業を左右する可能性があります。
安易な選択は禁物です。以下の3点に注意しましょう。
❶ 得意・不得意だけで決めない「数学が苦手だから文系」「国語が苦手だから理系」など、苦手科目のことだけに目を向けると、適切な選択ができません。文系は、数学の負担が減る分、国語や地歴をより深く勉強しなくてはなりません。同様に、理系は国語の負担が減る分、数学や理科の範囲がぐっと広がります。必要となる科目全体をみて判断することが大切です。 ➋ 難易度や知名度だけで決めない皆さんの将来は、大学受験がゴールではありません。その先の将来のほうがはるかに長いのです。「どの大学に入るか」も重要ですが、「大学で何を学ぶか」までしっかり考えた上で選択しましょう。憧れの大学があるのなら、なぜその大学に行きたいのか、何を学びたいのか、将来どうなりたいのかを深く考えましょう。 ❸ 周りの人の意見に流されない自分で決めた進路だからこそ、目標を目指してモチベーションを保ち、頑張れるのです。周りの人の意見を参考にするのは良いですが、最終的に決断するのは自分自身と考えましょう。 |
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