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AO入試の時期やスケジュールを徹底解説
近年、AO入試を受験・検討する受験生が増えてきました。
1990年に慶應義塾大学SFCの2学部が導入して以来、多くの大学が導入している試験方式です。一般的には内申書・活動報告書・志望理由書・小論文・面接・口頭試問などによって合格者を選抜する試験方式です。
ではそんなAO入試はいつから準備を始めればいいの?試験はいつ?・・・今回は知っているようで知らなかったAO入試のスケジュールや対策スケジュールについてお話しします
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※大学受験ディアロ・大学受験Dialo onlineの2022年度入試実績です(在籍生のみ/講習のみ・体験のみは含まず)。
2016年大学受験ディアロ開校以来、各年度入試ののべ合格数について比較し2022年度が過去最多。
AO入試の時期は早い?
AO入試の出願は文部科学省の指導により原則8月1日以降となり、早い学校では8月から、翌年2月にかけて選考がスタートします。一般入試や推薦入試と比べるとかなり早い時期からの出願・選考となります。つまり、AO入試を検討している受験生は早い時期からの受験校の選定、それに向けた対策が必要となるのです。
ここで注意しておきたい言葉が「エントリー」と「出願」の違いです。一般的に、「エントリー」とは出願の前の「AO入試を受けるための諸手続き」を指し、大学が指定する手続きを行った受験生に「出願」の資格が与えられます。単にWebなどから登録をする場合もあれば、大学と受験生をよりマッチさせるためにオープンキャンパス等で説明会や特別講座、面接などを行ったり、エントリーシートの提出を課したりする場合もあります。ただし、大学によっては「エントリー=出願」となる場合もあるなど、言葉の意味合いや使用方法が異なるため、不明点は大学に問い合わせましょう。
私立大学のAO入試の時期・スケジュール
AO入試の出願開始は前述の通り、8月1日からと定められています。私立大学のAO入試では、選考時期・期間などは各大学によって様々ですが、推薦入試が本格化する前の9月以降にから本格的にスタートし、12月までには合否が決定する場合が多いようです。また、複数回AO入試を実施する大学も少なくなく、3月まで募集が続く大学もあります。。大学によってはエントリー段階で選考がある場合もあります。
選抜方法は同じAO入試とは言っても大学・学部ごとにかなりの違いがありますが、1次で書類選考、2次で小論文・面接での選考というパターンが一般的です。さらに大学・学部によっては、セミナーやスクーリングの実施、プレゼン、グループディスカッションなど様々な要素が組み合わせられることもあります。また、コミュニケーション重視型の入試形式を採用している大学・学部もあります。。エントリー後、事前面談、予備面談なども含めて複数回面談を行い、出願許可されると合格の内定を得られます。このタイプの入試方式では、出願時の学力以上に大学・学部への適性や学ぶ意欲が重視されます。
いずれの場合であっても、AO入試では「様々な角度から、大学・学部の『アドミッションポリシー』に合致しているかどうかの人物評価を行う」ことから、エントリー・出願から実際の合格まで、長い時間をかけて選考を行うことが多いです。
AO入試は早ければ9月には合格が決まるため、早い時期に志望校を決定しなければなりません。当然、このような入試の場合、出願校=第1志望校となりますので、安易な志望校選択は禁物です。自分の進路・適性をしっかりと考えたうえで出願・エントリーすることが大切です。
以下に一般的な私立大学のAO入試スケジュールをまとめてみました。
国公立大学のAO入試の時期・スケジュール
国公立大学のAO入試は、例年出願が9~10月、合格発表が11~12月上旬といったスケジュールになり、私立大学よりやや遅いスケジュールとなります。
出願条件は、学校評定などの成績基準がなかったり、高卒生でも出願できたりなど、推薦入試よりも出願条件の枠が広いことが特徴です。ただし、大学によっては「英検などの資格を有するもの」「全国コンテストの上位入賞者」といった条件が加わることもあります。
私立大学に比べ、国公立大学のAO入試ではセンター試験の得点など、学力検査を求める大学が多くなります。また、募集人数も私立大学に比べ非常に少ないので厳しい勝負になります。
選考方法は1次が書類選考、2次がプレゼンテーションなど含む面接・小論文のパターンが一般的です。このほか、セミナーやスクーリングなどに出席してレポートを提出させるといったものもあります。また、基礎学力定着の確認のために、センター試験の受験を課す大学も増えています。
AO入試への対策スケジュール
AO入試は一般入試や推薦入試に比べると選考に多くの時間をかけており、受験生側にも様々な負荷がかかります。また、出願時に提出するものも非常に多く、事前準備が他の入試方式以上に多いことも特徴です。受験を考える人は早い時期からの対策が必要となります。
特に、AO入試では「アドミッションポリシー」という、「入学者受け入れ方針」が重要となってきます。これは、その大学が学生へ求める能力や適性、入学者選抜のために基本的な方針などが書かれているものです。このアドミッションポリシーで自分に合っているかどうかを見極めることが大切ですので、志望校のアドミッションポリシーについては必ず読むようにしましょう。
それを踏まえて例年、夏休みを中心に各大学で実施されるオープンキャンパスも、大学について知る最も良い機会です。遅くとも高校2年生の夏までには足を運び、早めにAO入試に取り組む準備をしていきましょう。
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