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AO入試の合格率(倍率)は?
前回は、AO入試の時期やスケジュールについてお話ししました。エントリー、出願の時期が早いので、早めの志望校選定、早めの対策が必要ということをお伝えしました(コラム「AO入試とは?わかりやすく解説」「AO入試の時期・スケジュールを解説」を参照)。今回はAO入試の合格率や倍率についてお話しします。
□AO入試の合格率・倍率
合格率は一般的に「受験者数÷合格者数」で求められますが、AO入試の合格率や倍率を説明する前に、まずはAO入試ではどのような人が合格をするのかを考えてみましょう。もちろん選考方法は各大学によって異なりますが、成績面に加え学校の出席状況が良く(特に医学部医学科志望の場合)、生徒会活動、部活動での中心的な役割、大会・コンクール等で優秀な成績を収める、ボランティア活動、各種資格試験の合格などの課外活動において突出した実績があり、そのような経験から「自分が得たもの」や「大学進学後、研究や就職後にその経験をどう生かしていきたいのか」などをいかに明確に表現できるかが重要な要素となります。
2019年度入試でのAO入試の受験者数や倍率は、多くの大学で前年と比べて高くなっています。これは2020年度入試から始まる入試改革を先行し、各大学がAO入試の実施学部・学科の拡大や募集人数の増加などの措置をとったことも一因として挙げられます。
□AO入試の合格率・倍率(私立大学)
次に、主要難関私立大学のAO入試と一般入試の合格率を比べてみました(2017年)。
このように、私立大学では一般入試の合格率の方が非常に高いことが分かります。
もちろん、各大学によって倍率や合格率は異なりますので各大学のHPで確認をしておきましょう。
\ディアロで私立大学にAO入試で合格/2020年度 慶應義塾大学法学部合格 小松麻里さん私はもともと、とあるGMARCHの大学を志望していました。でも、ディアロに入って、高2の間に信じられないくらい劇的に成績が上がったんです(全国模試の偏差値<英語>:高2・7月:59.7→高2・1月:71.6)。スクールマネージャーの方が「もう一個上のレベルを目指してみない?」と声をかけてくれたことで、慶應義塾大学法学部の受験を意識するようになりました。ディアロに入ったおかげで、私の可能性は大きく広がったと思います。 私が「慶応義塾大学法学部をFIT入試で受けてみよう」と思ったきっかけも、そもそも目指せるようになった理由の「学力の向上」も、すべてディアロのおかげです。慶應法のFIT入試では、創造力・思考力・判断力・社会性…など、本当に色々な力が必要になりますが、そうした力全てをディアロで鍛えてもらったように思います。例えば、トレーナーとがっつり対話をしながら学習を進めることで社会性が培われたし、あれだけ大量の特殊な「論述問題」についても、プレゼンをするというディアロの学習法での基盤があったからこそ、合格点の獲得につながったのだと思います。また、FIT入試のB方式においては出願にあたり評定平均4.0が必要になりますが、ディアロで早いうちに苦手を克服することができたおかげで、最終的に高い評定平均を維持することができたのだと思います。 |
□AO入試の合格率・倍率(国公立大学)
近年では、旧帝大を中心に推薦・AO入試の導入や拡大の動きが広がっています。2016年度入試より東京大学の推薦入試、京都大学の特色入試(推薦・AO入試)の導入をスタートに、一橋大学・大阪大学・神戸大学でも推薦・AO入試を拡大しています。
本題とは逸れますが、特筆すべきは東京大学です。推薦入試を導入することで一般入試の合格者とは異なる潜在的な能力をもった学生を受け入れる、としています。特定の分野に突出した能力や非常に高い意欲・関心が求められ、主には提出書類と面接で選考されます。もちろんセンター試験の得点率が80%以上であることが目安となっており、一定の学力も求められます。
ここで、2019年度の東京大学推薦入試の結果をまとめてみました。
次に、主要難関国公立大学のAO入試と一般入試の合格率を比べてみました(2017年入試)。
私立大学とは対照的に、国公立大学のAO入試の倍率は一般入試よりも高い傾向にあります。もちろん、各大学によって倍率や合格率は異なりますので各大学のHPで確認をしておきましょう。
\ディアロで国公立大学にAO入試で合格/2020年度 東北大学工学部合格 望月亮汰さん中学生の頃から、ずっと東北大学に憧れていました。どうしても東北大学に行きたかったから、少しでも受験機会を増やしたくて、一般入試だけでなく、AO入試の受験も視野に入れるようになりました。だからこそ、塾探しをする中で「対話式」を掲げるディアロにとても惹かれたんです。教科の知識を深める、という「勉強」と同時に、自分で話すという練習が積めるから、面接対策もできる。これはまさに一石二鳥だ!と思いました。こうして「対話式」で学ぶことができる塾は、他には見当たらなかったんです。 僕はもともと喋ることが苦手でした。ディアロではプレゼンの様子を動画で撮るので、最初は「撮られている、という事実」にとても緊張してしまいました。でも、どうせ撮られるのなら、いい表情で映って、わかりやすい説明をしよう、と思ったんです。緊張していても、笑顔を作ってみたら、気持ちも上がります。また、話し出す前に「全体的な構成を考える」という習慣も身についたと思います。ホワイトボードに書いたことはすべて完璧に説明することができるように、予習にはかなり力を入れました。そこまで予習してきても、実際のトレーニングではトレーナー(講師)から鋭い質問が飛んでくるので、「その場で考えてパッと答える」必要がありました。こうした練習を毎週積むことができたことは、面接対策として本当に役立ってくれました。実際の面接試験は、面接官3人に対して、僕ひとり。かなり本質的な内容を問われる中で、落ち着いて答えることができたのはディアロで学んできたからこそ、です。 |
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