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大学入学共通テスト

大学入学共通テストとは?2024年の日程や配点、科目選択方法を解説

最終更新日:2023-07-27

「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」は、大学入学を考えているほとんどの高校生には受験必須の試験です。高校で学んだ基礎的なことが出題範囲とされていますが、「思考力・判断力・表現力」をマークシート方式で問う独特の出題形式のため、「どうやって対策すればいいのかわからない」と悩んでいる受験生もいることでしょう。

共通テスト対策で大切なのは、基礎を固めるために反復練習を行うこと、インプット・アウトプット学習を行って思考力・判断力・表現力を高めていくことです。

この記事では、大学入学共通テストの概要や配点、科目の選択方法のほか、共通テストの勉強方法と高得点を取るためのポイントなどについて解説します。

この記事の目次

大学入学共通テストとはどんな試験?

大学入学共通テストは、国公立・私立の各大学キャンパスを会場として、同一日程・同一問題で実施される大学の入学試験です。
共通テストは、約30年間行われてきた「大学入試センター試験(以下、センター試験)」の後継試験として2021年度に始まり、毎年1月の土日2日間にわたって実施されます。運営・実施するのは、独立行政法人大学入試センターおよび試験を利用する各大学です。2023年度入試(2023年度春の入学者向けの試験)では、志願者数は約51万人に上りました。

国公立大学の一般選抜受験者は、原則として共通テストの受験が求められています。また、多くの私立大学も共通テストの結果を用いて選考する「共通テスト利用入試」を実施中です。

さらに、学校推薦型選抜や総合型選抜といった入試方法で、共通テストの結果を判断材料にする大学もあります。そのため、大学受験生にとって、共通テストは極めて重要な入試といえるでしょう。

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大学入学共通テストの日程と内容

大学入学共通テストの日程と内容

大学入学共通テストは、毎年1月に実施されています。どのような出題教科・科目を、どういった形式で出題しているのでしょうか。試験の難度とともに解説します。

共通テストの日程

2024年度(2024年度春の入学者向け)の共通テストの日程は、下記のとおりです。

■2024年度共通テストの各種日程

試験日 2024年1月13日(土)・14日(日)
受験案内の配付日 2023年9月1日(金)
出願期間 2023年9月25日(月)~10月5日(木)
検定料払込期間 2023年9月1日(金)~10月5日(木)
出願確認はがき送付日 2023年10月下旬
受験票等送付日> 2023年12月中旬
追試験 22024年1月27日(土)・28日(日)
中間結果発表日 2024年1月17日(水)予定
最終結果発表日 2024年2月5日(月)予定
成績開示開始日(希望者) 2024年4月1日(月)以降

出典:独立行政法人大学入試センター「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

出願に関しては、現役生は在学する高校を介して行います。高校の卒業生は、個人で出願することになるので注意が必要です。

共通テストの時間割と出願教科・科目

2024年度共通テストの時間割と出題教科・科目は、下記のとおりです。1月13日(土)、14日(日)に行われる本試験第1日・第2日を例としてご紹介します。

■2024年度共通テストの時間割と出題教科・科目(1月13日:本試験第1日)

時間 教科 科目 配点 選択方法
2科目選択:9:30~11:40
(130分)
※解答時間は120分

1科目選択:10:40~11:40
(60分)
地理歴史 ・世界史A
・世界史B
・日本史A
・日本史B
・地理A
・地理B
各100点 10科目から最大2科目を選択解答
※2科目選択の場合、同一名称を含む科目の組み合わせ不可
公民 ・現代社会
・倫理
・政治・経済
・倫理、政治・経済
13:00~14:20
(80分)
国語   近代以降の文章:2問100点
古文:1問50点
漢文:1問50点
計200点
 
15:10~16:30
(80分)
外国語 ・英語(リーディング) 100点 5科目から1科目を選択解答
  ・ドイツ語
・フランス語
・中国語
・韓国語
各200点
17:10~18:10
(60分)
※解答時間は30分
  ・英語(リスニング) 100点  

※地理歴史・公民の受験科目数は出願時に申請。
※外国語科目選択にあたり、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の問題冊子配付希望の場合は出願時に申請。

■2024年度共通テストの時間割と出題教科・科目(1月14日:本試験第2日)

時間 教科 科目 配点 選択方法
9:30~10:30(60分) 理科1 ・物理基礎
・化学基礎
・生物基礎
・地学基礎
各50点
計100点
理科2と併せた8科目からA~Dパターンいずれかの選択方法によって科目を選択解答する
11:20~12:30(70分) 数学1 ・数学I
・数学I・数学A
各100点 2科目から1科目を選択解答
※数学Aは「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」から2項目を選択
13:50~14:50(60分) 数学2 ・数学II
・数学II・数学B
・簿記・会計
・情報関係基礎
各100点 4科目から1科目を選択解答
※数学Bは「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」から2項目を選択
2科目選択:15:40~17:50(130分)
※解答時間は120分

1科目選択:16:50~17:50(60分)
理科2 ・物理
・化学
・生物
・地学
各100点 理科1と併せた8科目からA~Dパターンいずれかの選択方法によって科目を選択解答する

出典:独立行政法人大学入試センター「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」
※数学2の簿記・会計の出題範囲は、「簿記」および「財務会計I」。
※数学2の情報関係基礎の出題範囲は、専門教育を主とする農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉の8教科に設定されている情報に関する基礎的科目。
※数学2の簿記・会計、情報関係基礎の問題冊子を希望する場合は出願時に申請する。
※理科2の科目選択方法は出願時に申請。

共通テストの出題形式と難度

共通テストの出題形式は、センター試験と同様にマークシート方式です。ただし、難度はセンター試験より上がっていることに注意が必要です。

平均点が6割程度になるように作られていたセンター試験に比べ、大学入試センターは、共通テストを平均点5割程度になるように作っています。それは、どちらかというと知識重視型だったセンター試験から、「学力の3要素」のうちのひとつである「思考力・判断力・表現力」を重視するようになったからです。

2025年度共通テストの変更点

高等学校学習指導要領改訂に伴い、共通テストも変更される予定です。2022年4月に入学した高校生は現行学習指導要領で授業が行われているため、新しい共通テストは2025年度から行われます。

「情報」という新教科が追加され5教科7科目から6教科8科目になったり、問題数が増え、試験時間が増加したりします。主な変更点は下記のとおりです。

<2025年度共通テストの主な変更点> 
・情報:教科新設(試験時間60分、出題科目は「情報I」)
・国語:試験時間90分に変更(10分増)
・数学:科目変更(数学1「数学I、数学A」「数学I」/数学2「数学II、数学B、数学C」)、試験時間70分に変更(10分増)
・地理歴史・公民:科目変更(「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「地理総合、歴史総合、公共(うち2科目を選択)」「公共、倫理」「公共、政治・経済」)

共通テスト受験教科・科目選びのポイント

共通テスト受験教科・科目選びのポイント

共通テストでは、どの教科・科目を受験するかも重要な要素です。ここでは、共通テストの受験教科・科目選びのポイントを解説します。

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志望校や学部・学科に合わせて、受験教科・科目を選択する

各大学・学部学科は、選考のために必要な教科・科目を共通テストの中で設定しています。つまり、受験生は志望大学・学部学科に合わせ、共通テストで受験する教科・科目を選ぶ必要があるのです。

受験教科・科目は、出願の際に下記の4つについて選択し、申請します。

<共通テスト出願時の選択項目> ・受験教科 ・地理歴史、公民の受験科目数 ・理科の科目選択方法 ・数学2の「簿記・会計」「情報関係基礎」、外国語の「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」の別冊子試験問題の配付希望

正しく登録しないと、希望教科・科目を受験できないおそれがあります。確認はがきが届いたら、必ず申請内容をチェックしてください。選択ミスがあっても、訂正を届け出ることは可能です。

第1解答科目指定は再チェックする

国公立大学や私立難関大学では、「第1解答科目指定」を行う大学が多く見られます。第1解答科目指定とは、合否判定に1科目の得点のみを採用する際、地理歴史・公民や理科2を2科目受験したとしても、高得点を取った科目ではなく、先に解答した科目(第1解答科目)を指定する仕組みです。

この第1解答科目をどの科目にするかは、共通テスト当日に自分で決められます。高得点が期待できる得意科目を先に解答するようにしてください。特定の科目を第1解答科目として指定する大学もあるため、志望大学の第1解答科目指定方法を必ず確認しておきましょう。

文系受験生の理科科目選択は生物基礎と地学基礎を選ぶ

理科は科目選択が4パターンもあるため、選択に悩む教科です。国公立大学文系学部ではAパターン、国公立大学理系学部ではDパターンを課す傾向があります。文系で暗記問題は得意で計算問題をできるだけ避けたい受験生は、生物基礎や地学基礎を選択するのがおすすめです。

志望大学がA~Dのどれを課しているのか、出願前に必ず確認しておきましょう。

■2024年度共通テスト「理科」の出題科目の選択方法

パターン 選択型 出題内容
A 基礎2科目型 理科1(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から2科目を選択
B 専門1科目型 理科2(物理、化学、生物、地学)から1科目を選択
C 基礎2科目+専門1科目型 理科1(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から2科目、理科2(物理、化学、生物、地学)から1科目を選択
D 専門2科目型> 理科2(物理、化学、生物、地学)から2科目を選択

大学入学共通テストと各入試の違い

大学入学共通テストと各入試の違い

大学入学共通テストと、国公立大学や私立大学の一般選抜試験、センター試験は、どのような点が異なるのでしょうか。ここでは、共通テストと各入試との違いについて解説します。

国公立大学の一般選抜(2次試験)との違い

国公立大学の一般選抜(2次試験)は、マークシート方式の共通テストと異なり、大学・学部ごとの問題による記述方式です。受験教科数は2、3教科が一般的ですが、難関大学の学部・学科によっては4教科を課しています。また、小論文や面接、総合問題などで試験を行う大学・学部もあります。

国公立大学の2次試験で一般的な「分離分割方式」では、2月下旬から始まる「前期日程」と3月中旬の「後期日程」に分かれています(公立大学の一部では3月上旬に「中期日程」を実施)。それぞれの日程で、1つの大学・学部を受験可能です。

受験生は、共通テストの自己採点を行った後で、志望校のいずれかの日程を選んで願書を提出します。分離分割方式の場合、共通テストの結果と2次試験の合計点で合否が決まります。

一方で、募集人数より志願者が多い難関国立大学や医学部などでは、「2段階選抜方式」が行われています。これは、国公立大学側が共通テストの結果にもとづいて、2次試験の受験者を絞り込む方式です。つまり、共通テストの結果次第では、2次試験を受けられないこともあるのです。

私立大学の一般選抜との違い

私立大学の一般選抜では、大学・学部ごとに独自作成した試験(記述方式)を実施します。同一問題・同一日程の共通テストは、年1回のみの受験しかできませんが、私立大学は複数日程・入試が設けられているため、何度も受験するチャンスがあるのが特徴です。ただし、大学・学部ごとに対策をする必要はあります。

私立大学の一般選抜では、入試教科・科目は3教科が一般的です。ただし、共通テストが高校の基礎的な学習内容の達成度判定を目的としているのに対し、私立大学の一般選抜は各大学の独自基準をもとに評価します。ですから、難関私立大学の問題は、難度が高くなる傾向があります。

大学入試センター試験との違い

センター試験との大きな違いは、思考力・判断力・表現力を問う問題が出題されるようになったことです。具体的には、数学の問題なのに、計算力だけでなく文章読解力も問うような問題が出題されています。

共通テストの問題は、これまでのセンター試験では通用した解法パターンや公式の丸暗記では解けず、問題の成り立ちから考え、理解した上で解く必要があります。思考力や理解力、表現力を獲得するためには「人(第三者)に説明する」というアウトプット学習がおすすめです。

共通テスト利用入試とは?

共通テスト利用入試とは?

「共通テスト利用入試」とは、主に私立大学において行われている入試方式で、受験者の共通テストの結果を合否判定のために利用します。

共通テスト利用入試には、共通テストの結果のみで合否判定する「単独型」と、共通テストの結果と大学独自試験の結果を併せて合否判定する「併用型」の2種類があります。

共通テスト利用入試を実施する私立大学は多く、2023年度入試では過去最多の実施大学数を記録しました。

共通テスト利用入試で受験するメリット

共通テスト利用入試を使って私立大学を受験すると、次のようなメリットがあります。

 ・複数大学・学部学科ごとの試験を受けることなく合格できる

共通テスト利用入試で受験するメリットのひとつに、複数大学・学部学科を同時に出願できることが挙げられます。単独型の場合、共通テストで一定以上の得点を取れば、複数大学・学部学科の合格切符を同時に得られるのです。特に、国公立大学を本命とする受験生は、私立大学の一般選抜を何日も各受験会場に赴いて受験する必要がなくなります。

・地元で遠方の私立大学受験ができる

共通テストの試験会場は、受験者の通う高校の場所などをもとに決まります。遠方の私立大学のキャンパスへ時間やお金をかけて出向くことなく、地元の共通テスト試験会場で私立大学受験が完結できるのもメリットです。

・受験料の総額を低く抑えられる

通常の一般選抜は、受験料として1校あたりおよそ「3万~3万5,000円」が、受ける大学・学部学科の数だけかかります。

それに比べ、共通テスト利用入試は、1校あたりおよそ「1万5,000~2万円」です。別途、共通テスト受験料の「1万8,000円」(2教科以下の場合は1万2,000円)はかかるものの、複数大学・学部学科を受験する人ほど、総額としてはお得になります。

共通テスト利用入試利用のデメリット

一方で、共通テスト利用入試を使って私立大学を受験した場合、次のようなデメリットもあるので注意が必要です。

・受験生の人気が高いため受験倍率も高くなる

共通テスト利用入試は、受験生の人気が高い入試方式です。しかし、各大学の共通テスト利用入試における募集人数は少ないことが多く、結果として受験倍率は高くなり、合格のボーダーラインも上がることになります。

・共通テスト実施前に予想得点で出願しなければならない

国公立大学の2次試験は、共通テスト実施後、自己採点結果を踏まえて出願できます。しかし、私立大学の共通テスト利用入試出願締切日は、共通テスト実施前に設けられていることがほとんどです。

そのため、あくまで推測した得点で共通テスト利用入試を出願・受験しなければならないのはデメリットといえるでしょう。

・共通テスト利用入試の受験科目が多い場合は対策に苦労する

共通テスト利用入試の受験科目を5~6科目指定する大学もあるため、まんべんなく対策せねばならず、苦手科目がある人にはあまりメリットを感じられないかもしれません。

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大学入学共通テストの勉強方法

大学入学共通テストの勉強方法

大学入学共通テストは、何をいつから、どのように勉強すればいいのでしょうか。ここでは共通テストの勉強方法を解説します。

高校で学ぶ内容を網羅的に復習する

共通テストは、高校段階の基礎的な学習の達成度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力を把握することを目的としています。つまり、高校の教科書を使って学ぶ内容は、すべてマスターしておく必要があるのです。

それでは、実際にどのように対策したらいいのでしょうか。学年別の大まかな対策内容は下記のとおりです。

■共通テストの学年別対策

学年 対策内容
高校1年生 基礎を着実に固める
高校2年生 共通テスト用演習問題集で成功体験を積む
高校3年生 過去問で出題傾向を把握する

共通テストを意識した受験勉強は、できるだけ高校1年生の早いうちに開始し、高校2年生の3学期までにはある程度完了するようにスケジュールを立てましょう。

アウトプットを重視した勉強に取り組む

センター試験の範囲も高校生で学ぶ内容でしたが、共通テストがセンター試験と大きく異なるのは、思考力・判断力・表現力を重視した問題が出題される点です。つまり、知識をインプットするだけでは太刀打ちできません。学校の授業では探究的な学習を活用し、受験対策としてもアウトプットを重視した勉強に取り組むようにしましょう。

ちなみに、大学受験ディアロの対話式トレーニング(対話問答)は、思考力や表現力の練習に適した内容になっているのでおすすめです。

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大学入学共通テストで高得点を取るためのポイント

大学入学共通テストで高得点を取るためのポイント

大学入学共通テストで高得点を取るためには、いくつかのポイントを踏まえる必要があります。最後に、共通テストで高得点を取るためのポイントについて見ていきましょう。

苦手教科・科目を克服する

共通テストは誰もが等しく学ぶ高校での学習内容を問う試験であり、受験者数も非常に多いため、どの教科・科目でも激戦です。わずか1点差で合否が分かれることもある戦いになっています。

そのような僅差の戦いで6割以上の得点を獲得するには、とにかく弱点をつぶすことにあります。具体的には、苦手教科・科目の克服です。

共通テストは、大胆かつ斬新な発想力が必要とされる試験はないですし、苦手な教科・科目で応用問題を解けるようになる必要もありません。あくまでその教科・科目の学力を基礎レベルまで持っていければいいのです。

あとは得意教科・科目でライバルに差をつけられればOKです。総合得点で6割以上の得点を獲得するには、まず苦手教科・科目対策に取り組みましょう。

適切な時間配分力を体得する

 センター試験でも、出題される問題量の多さに苦労した受験生は多かったのは事実です。そして、共通テストにおいても、やはり「試験時間が足りなかった」という声は聞かれました。さらに、共通テストでは、資料や図版などを用いた文章読解が増えたものの、試験時間は据え置かれたままの教科・科目がほとんどです。

これには、試験問題を見て時間配分を瞬時に決められる能力を身に付けるのと同時に、「このタイプの問題は何分で解ける」といった時間感覚を磨いた上で、解答にたどり着く力が求められます。普段から解答時間を意識して勉強することや、模試をたくさん受けてトレーニングを積むことが効果的です。

なお、共通テストに限りませんが、問題は大問1から順に解答する必要はありません。高得点を狙うための解く順番や時間配分は、自分なりに見つければいいのです。インプット&アウトプットを繰り返し、「自分なりのスムーズな解き方」を身に付けていきましょう。

思考力・判断力・表現力を高める

共通テストでは、思考力・判断力・表現力を問う問題が出されています。知識の暗記力を試す試験では「覚えているか否か」で得点できるかどうかが決まりますが、共通テストは「何が問われているのか」を考えたり、「その解答はなぜ導き出されるのか」を理解したりしておかなければなりません。

共通テストの受験勉強においても、常に「なぜこの解答なのか」「どのような過程でそうなったのか」を考えていれば、高得点が見えてきます。

思考力・判断力・表現力を高めるためには、「人(第三者)に説明する」という学習法がおすすめです。第三者に限らず、自分で自分に説明するつもりでも構いません。「説明(アウトプット)すること」を意識すると、思考や知識の抜け漏れが埋まる上に、問題に対する印象が強まるので、結果的に長期記憶として定着するのです。

共通テストは大学受験ディアロのアウトプット学習で対策しよう

共通テストは大学受験ディアロのアウトプット学習で対策しよう

共通テストは、高校教育の基礎をしっかり反復練習していれば、一定以上の得点が可能です。基礎をインプット・アウトプットし、共通テストのマークシート方式に慣れながら、同時に時間配分などについての戦略を立てることが重要といえます。演習問題や過去問を解く際には「なぜ?」「どうして?」と考えながら解いていくと、思考力や判断力が増していくでしょう。

1人で共通テスト対策はできますが、自分の弱点やミスをする傾向などは自分では気づきにくいものです。

そこでおすすめなのが、大学受験ディアロのAIトレーニングコース「atama+(アタマプラス)」です。苦手分野・出題傾向を重点的に練習できるため、効率的に学力アップを目指せます。

また、大学受験ディアロの「1:1対話式トレーニング」では、トレーナー(講師)の前で自分が学習内容を説明することで、アウトプット学習の効果を最大化することが可能です。さらに、自分に合った学習方法や共通テストを解く際の戦略など、さまざまな相談も気軽にできます。

なお、2024年度の共通テストを控えた受験生向けには、入試直前対策講座「共通テスト対策講座」をご用意しています。共通テスト形式の問題が苦手な方にもおすすめです。

共通テストを効率的に勉強したい方はぜひ、大学受験ディアロの教室見学や無料体験にお申し込みください。

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■監修

武田優士(たけだ・まさし)
株式会社ゼニス ディアロ運営部課長兼指導開発課課長。大学受験領域を専門として、学習塾の運営に2002年から20年間携わる。以前は集団塾で教壇に立ち、授業・科目指導(英語)を担当したことも。現在は、ディアロのスクールを管轄するエリアマネージャーのほか、責任者として商品開発・公民事業・マーケティングに従事。

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