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学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは?指定校推薦や公募推薦との違いも解説

最終更新日:2023-06-06

学校推薦型選抜(旧推薦入試)は、私立大学を中心に活用されている入試方式です。学校推薦型選抜の合格発表は12月頃と、一般選抜よりも進学先が早く決まることもあり、学校推薦型選抜に興味を持っている高校生は多いのではないでしょうか。
本記事では、学校推薦型選抜の内容とメリット・デメリットのほか、ほかの選抜との違い、出願条件、選考方法などについて解説します。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは学業や課外活動に励んできた生徒を学校長が推す入試方式

学校推薦型選抜とは、高校で学業や部活動・課外活動に励んだ生徒を、学校長(高校の校長)が推薦し、大学が生徒の意欲や適性・能力を評価する入試方式のことです。
2020年度入試までは「推薦入試」と呼ばれていましたが、2021年度入試からは「学校推薦型選抜」に変更されました。現在は国公立大学、私立大学ともに9割以上の大学で学校推薦型選抜を実施しており、私立大学では学校推薦型選抜の入学者比率が全体の約4割を占めています。

指定校推薦と公募推薦の違い

学校推薦型選抜は大きく、「指定校推薦」と「公募推薦」に分けられます。ここでは、それぞれの特徴について確認していきましょう。

・指定校推薦

指定校推薦は、大学への過去の進学実績をもとにして、高校から生徒の推薦枠を設ける仕組みです。大学と高校との信頼関係の上で成立する選考方法であり、他の選抜方式と比べて高い合格率を誇ります。この指定校推薦は私立大学と一部公立大学のみが設けており、国立大学は基本的にありません。
指定校推薦では、大学・学部の推薦枠は1校につき1~4人とごく少数であることがほとんど。そのため、希望者数が推薦枠を超える場合、校内選考によって選出されます。校内選考では、評定平均値(高校1年生から高校3年生1学期までの成績)のほか、部活動や資格試験の成績などによって総合的に判断されます。
校内選考をクリアすると、高確率で合格切符を得られるという指定校推薦。ただし、大学入学後の学業成績や生活態度には注意が必要です。高校の推薦を受けて入学したあなたの学業成績や生活態度によっては、高校に対する評価が下がり、母校の推薦枠がなくなってしまうこともあります。

・公募推薦

公募推薦は、高校からの推薦を得た生徒が大学を受験できる仕組みで、「一般推薦」と「特別推薦」の2つに分けられます。
一般推薦では、指定校推薦のように高校からの推薦枠がありません。つまり、評定平均値など大学が設けた出願条件を満たし、かつ学校長から推薦されれば、誰でも出願ができる仕組みです。国公立大学、私立大学ともに多くの大学が、公募制の一般推薦を実施しています。指定校推薦に比べると出願のハードルが低くなることもあり、人気大学・学部の競争倍率は高くなりがちなので注意が必要です。
一方、特別推薦は、部活動や文化活動、ボランティアなどの課外活動の実績などが出願条件になります。「スポーツ推薦」「文化活動推薦」とも呼ばれるのはそのためです。大学・学部に定められた出願条件をクリアし、学校長の推薦がある場合、特別推薦での出願が可能となります。なお、特別推薦でも評定平均値が基準となることも少なくはありません。

旧推薦入試との違いは学力を重視していること

学校推薦型選抜は従来の推薦入試と比べて名称はもちろん、内容も変化しています。大きな変更点は、学力を重視するようになったことでしょう。選考方法については面接だけでなく、小論文やプレゼンテーション、英語外部試験など、資格試験のスコア・証明書の提出などによって合否を判断する内容となっています。
学校推薦型選抜を実施する大学の中には、生徒の基礎学力を確認するため、大学入学共通テストや独自の試験を課しているところもあります。

私立大学は学校推薦型選抜での入学者が多い

私立大学の入学者において、学校推薦型選抜による入学者は、下記のように約40%と大きな割合を占めています。また、国立大学においても、全国立大学が加盟する国立大学協会は、2021年当時「推薦・AO入試による入学者を2021年度までに定員の30%まで拡大することを目標にしている」と明言。学校推薦型選抜は、今後いっそう注目されていく入試制度なのです。

■国公立・私立大学の学校推薦型選抜の実施状況

出典:文部科学省「令和3年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(2022年2月)

学校推薦型選抜・総合型選抜についてくわしくはこちら

大学入試(大学入学者選抜)の種類

大学入試(大学入学者選抜)には、学校推薦型選抜のほかにも入試方法があります。ここでは、「一般選抜」と「総合型選抜」についてご紹介します。

一般選抜:学力中心の方式

大学入試の一般選抜では、大学入学共通テストや大学ごとに行われる学力検査などのペーパーテストをもとに合否判定が行われます。一般選抜の試験は1~3月のあいだで行われます。

総合型選抜:大学が求める人物を選ぶ方式

総合型選抜(旧AO入試)は、大学の入学者受け入れ方針であるアドミッション・ポリシーに受験生が合うかどうかを重視するのが特徴の入試方式です。選考方法は大学によってさまざまですが、主に志望理由書や面接、小論文、プレゼンテーションなどから総合的に合否判断します。出願の際、学校推薦型選抜では学校長の推薦書が必要ですが、総合型選抜は公募型なので推薦は必要なく、自由に出願可能です。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)のメリット・デメリット

学校推薦型選抜には、さまざまなメリットとデメリットがあります。ここでは、学校推薦型選抜のメリット・デメリット両面について見ていきましょう。

学校推薦型選抜のメリット

学校推薦型選抜のメリットは主に3つあります。それぞれどのようなものかご紹介しましょう。

①一般選抜で受けるレベル以上の大学に受かることがある

学校推薦型選抜では、「評定平均値4.0以上」「学習成績概評B以上」など、高校での学業成績が出願条件となるケースがほとんどです。
旧推薦入試に比べて学力が重視されるようになったとはいえ、学力試験を課す大学は少ないため、高校1年生から学業成績が一定以上であれば、自分のレベル以上の大学であっても合格する可能性があります。特に指定校推薦での受験なら、出願条件をクリアすれば合格可能性はかなり高いでしょう。
学校推薦型選抜の試験では面接や小論文が実施されますが、過去の出題傾向を把握して対策することで、格段に合格に近づけます。

②実施時期が早く、実施期間も短い(約1ヵ月)

11月頃に試験が行われる学校推薦型選抜は、一般選抜より試験時期が約1~3ヵ月も早いのが特徴です。さらに、試験から合格発表まで約1ヵ月であり、1~2月に複数回の試験を受けることになる一般選抜に比べて、実施期間が短いことも大きな特徴といえます。

③不合格でも一般選抜で再挑戦できる

学校推薦型選抜の中で、指定校推薦の合格率はきわめて高いといわれていますが、公募推薦の場合は100%とはいえません。ただし、試験時期が早いこともあり、学校推薦型選抜で不合格になっても一般選抜で再挑戦ができるのは、学校推薦型選抜の大きなメリットといえるでしょう。
具体的には、学校推薦型選抜の合否発表は12月頃で、一般選抜の出願時期は12月中旬から1月頃。公募推薦で受験する場合、まえもって一般選抜対策もしておけば、焦らずに試験に臨むことができるはずです。

学校推薦型選抜のデメリット

学校推薦型選抜のデメリットは、大きく分けて4つあります。詳しくご紹介しましょう。

①指定校推薦は学校推薦をもらうハードルが高い

学校推薦型選抜の指定校推薦は、合格率が非常に高いというメリットがありますが、校内選考を経て推薦枠を獲得するハードルが高いというデメリットもあります。
高校によって、どの大学の推薦枠を持っているのかは異なり、必ずしも、あなたの志望校の推薦枠があるとは限りません。仮に志望校の推薦枠があっても、大学・学部の推薦枠は1~4人程度の狭き門。特に人気がある大学・学部は、高校内で応募が殺到するため競争倍率が高くなります。

②学校推薦型選抜で合格したら原則併願・入学辞退できない

大学受験の出願では、出願先が1つに限定される「専願」と、複数出願できる「併願」の2パターンがあります。学校推薦型選抜においては、専願を条件とする大学が多いのが特徴です。専願で合格すると、入学を辞退できません。受験後にほかの大学・学部に興味を持ったとしても、受験することができないのです。
ただし、学校推薦型選抜でも併願を認めている大学もあります。専願か併願か、出願前によくリサーチする必要があるでしょう。

③一般選抜合格者との学力差を埋める努力が必要

学校推薦型選抜は12月頃に合否が発表され、年内に受験勉強のプレッシャーから解放されるのはメリットです。しかし、2~3月まで入試対策の勉強に励む一般選抜合格者と、高校3年生1学期までの定期テスト対策のみの勉強が中心だった学校推薦型選抜合格者では、入学時点で学力差が開いてしまうことも考えられます。その場合、入学後に一般選抜合格組の学生に追いつくための努力が必要になることも。
ちなみに最近では、学校推薦型選抜に合格した生徒を対象に、「入学前教育」を行う大学も多くなっています。

④不合格後に一般選抜対策を始めると時間不足になる

公募推薦は指定校推薦より競争倍率が高いこともあって、不合格になる可能性もありますが、一般選抜の出願や試験には間に合います。
しかし、合格発表の12月から、一般選抜の試験(2~3月)までは約2ヵ月。学校推薦型選抜で不合格になってから一般選抜対策の勉強を始めていては、間に合わないこともあるでしょう。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願に必要なもの

学校推薦型選抜に出願したいと思ったら、何が必要なのでしょうか。ここでは、学校推薦型選抜の出願にあたって必要なものを解説します。

学業成績

学校推薦型選抜では、高校在学中の学業成績が出願の条件として求められます。「評定平均値(全体の学習成績の状況)」を用いるケースが一般的です。評定平均値は、下記の式で算出されます。

<評定平均値の計算式>

評定平均値=高校1年生から高校3年生1学期までの全科目の成績合計(5段階)÷全科目数

また、下記のように、評定平均値をA~Eの5段階で表す「学習成績概評」が、出願条件とされることもあります。

■学習成績概評と評定平均値の関係

学習成績概評 評定平均値
A段階 5.0~4.3
B段階 4.2~3.5
C段階 3.4~2.7
D段階 2.6~1.9
E段階 1.8以下

出願必要書類

学校推薦型選抜では、出願時にいくつかの書類提出が必要です。大学・学部によって必要書類が異なることもありますが、主なものをご紹介しましょう。

・高校が発行する調査書

高校が発行する調査書は文部科学省によって様式が定められており、どの高校でも下記を記載することになっています。注意したいのは、受験生は調査書の内容を確認できないこと。出願前に調査書の入った封筒を開封すると、書類として無効になってしまうのです。


<調査書の記載内容>

・個人情報(氏名、住所、生年月日など)
・学業成績(評定平均値、学習成績概評など)
・総合的な学習の時間の内容・評価
・特別活動の記録
・学習における特徴
・行動の特徴、特技
・部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等
・取得資格、検定等
・表彰・顕彰等の記録
・出欠の記録

出典:文部科学省「入学者選抜実施要項

・学校長推薦書

学校推薦型選抜では、高校の学校長からの推薦書が必要です。推薦書は、出願する大学によって様式が異なります。高校教育で培われた「知識・技能」「思考⼒・判断⼒・表現⼒」「主体性・多様性・協働性」という「学力の3要素」についての記載のほか、学習歴や活動歴、人物像などについて記載するものが多いようです。学校長の推薦となっていますが、実際に記入するのはクラス担任や部活動の顧問となります。

・志望理由書・自己推薦書

志望理由書や自己推薦書は、あなた自身が入学を希望する理由を書く書類です。大学や学部によってはエントリーシートと呼ばれることもあります。志望理由書・自己推薦書の様式は、大学によってさまざま。この書類をもとに書類審査や面接を行うため、いかにあなたの意欲や人柄、実績などをアピールできるかが重要といえるでしょう。
合否において重要な書類のため、時間をかけて自分の強みを分析しながら志望理由書・自己推薦書を作成することと、記載した内容を面接で的確に伝える練習をすることが必要です。

志望理由書の書き方については、下記のページで紹介しています。
大学の志望理由書の書き方とは?チェックポイントや例文を紹介

・英語外部試験の証明書・スコア

大学によっては、英検やTOEIC、TOEFLなどの外部試験の証明書やスコアの提出を求められることがあります。

学校推薦型選抜・総合型選抜についてくわしくはこちら

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の選考方法

学校推薦型選抜の選考に向けて、しっかりと試験対策を行っておきたいものです。ここでは、学校推薦型選抜の選考方法を確認します。

学校推薦型選抜選考の基本は書類+面接+小論文

学校推薦型選抜では、書類と面接、小論文で選考する大学が一般的です。選考の詳細について見ていきましょう。

・書類選考

学校推薦型選抜の書類選考では、調査書の「評定平均値(全体の学習成績の状況)」が重要です。評定平均値は出願条件クリアはもちろんのこと、高校1年生の最初から高校3年生1学期まで、トップレベルを維持することが望ましいでしょう。そのほか、部活動や文化活動、ボランティア活動、資格取得状況、出欠状況なども評価の対象です。

・面接選考

学校推薦型選抜の面接選考においては、提出した書類をもとに受験生の人柄や学修意欲がチェックされます。質問に対して的確に答えられているか、挨拶ができるかなども評価の対象になります。大学の志望度や、大学で学びたいことへの質問があるため、事前に自己分析や志望校のリサーチ、それらに関連付けたアウトプットの練習などの準備が必要です。

・小論文

学校推薦型選抜の選考において、「自分の考えを論理的に伝えられるか」を特に評価するのが小論文です。テーマを与えられる「課題論述型」と、長文を読んで関連したテーマについて書く「文章読解型」があります。小論文課題を見て、制限時間内で自分の考えを文章にまとめる必要があります。また、時事問題が出題されることもあり、新聞などから日々起きている出来事を把握し、自分なりの意見をまとめておく練習に取り組んでおくべきでしょう。

ちなみに、学校推薦型選抜をはじめ、現在の大学入試では「学力の3要素」を測ることが求められています。上記選考のほかに専門分野の口頭試問を行ったり、学力試験を行ったりする大学もあるので注意が必要です。

意欲や適性を見る大学ではプレゼンテーションを追加実施

学校推薦型選抜では、受験生の学修意欲や適性、能力を測るため、口頭で自分の考えを説明するプレゼンテーションを実施する大学もあります。本番では限られた時間内でプレゼンテーションを行うため、いかに熱意を持って論理的に伝えられるか、また自分の考えが大学のアドミッション・ポリシーに合うことをアピールできるかが重要なポイントです。
プレゼンテーションでは、パソコンなどの電子機器を使ってPowerPointや資料、写真、動画などを提示する場合もあれば、それらを使用せず行う場合もあります。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の試験スケジュール

学校推薦型選抜の試験スケジュールは下記のとおりです。総合型選抜は9月から試験が始まりますが、学校推薦型選抜の試験は11~12月。一般選抜の試験の1~2月に比べると、学校推薦型選抜は早い時期に実施されるのが特徴です。

■学校推薦型選抜の試験スケジュール

  公募推薦 指定校推薦
国公立大学 私立大学 私立大学
6月   募集要項:6月下旬~ 募集要項:6月下旬~
7月 募集要項:6月下旬~   校内選考:7月~10月
8月 願書配布:8月~10月
9月
10月
11月 出願:11月1日~
選考:11月~12月
合格発表:12月1日(一般選抜の試験期日の10日前まで)
12月

学校推薦型選抜(旧推薦入試)受験時の注意点

学校推薦型選抜での受験を検討する場合、あらかじめ知っておいてほしいポイントがあります。最後に、学校推薦型選抜の注意点を見ていきましょう。

早めに対策を始める必要がある

学校推薦型選抜での受験を考えるなら、できるだけ早い時期からの対策が必要です。学校推薦型選抜では、高校1年生から高校3年生1学期までの評定平均値をいかに高められるかが大きなポイントとなるからです。
評定平均値は定期テストの点数や授業態度・出席日数などの平常点のほか、部活動や課外活動、資格試験の実績などで決まります。当然、高校3年生1学期の成績だけで評定平均値を上げることは難しいでしょう。高校1年生から定期テスト対策をコツコツと行い、授業態度や出席日数などを意識して高校生活を送るようにしてください。

出願条件のチェックを怠らない

学校推薦型選抜では、指定校推薦、公募推薦のいずれの場合にも、出願条件をしっかりチェックしなければなりません。
なぜなら、評定平均値を出願条件にする大学だけでなく、特定教科の評定平均値や、英検・TOEICといった外部試験のスコアを条件に指定する大学もあるからです。大学によって出願条件はさまざまなので、早めに出願条件を確認しておきたいところ。ちなみに、大学受験ディアロでは、出願条件をはじめとした大学入試関連情報を定期的に提供しています。

不合格だったときの次の一手も考えておく

学校推薦型選抜の指定校推薦の合格率は、かなり高いとされています。ただし、同じ高校内の推薦枠を超える応募者がいた場合、校内選考の時点で落選してしまうことも考えられます。また、公募推薦の合格率については、指定校推薦より低いのが事実です。
学校推薦型選抜で不合格になったときには、一般選抜や公募推薦の2次募集、総合型選抜などでの受験を検討する必要があります。万が一のことを考えて、別のプランを立てておくと安心でしょう。
大学受験ディアロでは、学校推薦型選抜はもちろん、一般選抜や総合型選抜も同時対策可能です。また、大学受験ディアロでアウトプットを重視した「対話式トレーニング」を毎回経験すると、勉強をしながら「話す」ことにも慣れていきます。「面接対策」にもつながる一石二鳥の学習法なのでおすすめです。

自己分析を行い、自分がなりたい未来をイメージして伝える

学校推薦型選抜では、志望理由書(自己推薦書、エントリーシート)を提出するのが一般的です。志望理由書は書類選考でチェックされるだけでなく、志望理由書をもとに面接選考でも質問されるでしょう。
あらかじめ、入試説明会やオープンキャンパスへの参加や募集要項をよく読むなどして、情報収集しておく必要があります。その上で、下記の内容について自己分析をしておいてください。
考える際のコツは、高校までにがんばってきたことや自分が思い描く未来の自分を分析した上で、下記内容やアドミッション・ポリシーにつなげることです。

<学校推薦型選抜に臨む際に自己分析する項目>
・なぜ志望校・学部に入学したいのか
・志望校のどこに魅力を感じているのか
・入学後・卒業後にやりたいことは何か

自己分析は、頭の中でぼんやりと思いうかべているだけではまとまりにくいもの。「小さい頃から興味を持っていること」「打ち込んでいること」など、思いつくことはすべて紙に書き出したり、言葉にして誰かに伝えたりしてアウトプットするとまとまりやすくなります。

自分の強みを正しく認識し、アピールできるようにしておく

学校推薦型選抜の書類選考や面接選考では、自分の強みや意欲をアピールすることが重要です。
「自分の強みがよくわからない」と悩む人もいるでしょう。その際にはまず、家族や友人、塾のトレーナー(講師)など、信頼できる人に「自分の強みは何だと思う?」と聞いてみるのも有効な手段といえます。
第三者の視点から自分の強みを把握すると、志望する理由や入学後にやりたいことが言語化しやすく、上手にアピールできるようになるはずです。

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学校推薦型選抜(旧推薦入試)対策の盲点・アウトプットをディアロで練習しよう

学校推薦型選抜は、学力以上の大学に合格する可能性があり、なおかつ一般選抜よりも早く試験が終わることもあって、とても魅力的な選抜方式といえます。
ただし、出願条件となる学業成績(評定平均値)は、高校3年生から対策していては間に合いません。高校1年生から、遅くとも高校2年生の1学期から学校推薦型選抜受験を目指し、定期テストや授業態度などを意識してコツコツと努力する必要があります。また、部活動やボランティア活動、資格試験なども評価対象となる以上は、早期対策が求められます。

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盲点なのは、学校推薦型選抜で必須となる面接や志望理由書、小論文、プレゼンテーション。対策については後回しになりがちです。学校推薦型選抜では、自分の意欲や適性が志望校にマッチすることを論理的に相手に伝えなければなりません。そのためにはアウトプットの練習が必要ですが、大学受験ディアロのトレーナーやスクールマネージャー(教室長)がしっかり伴走し、あなたの成長を支援します。

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■監修

武田優士(たけだ・まさし)
株式会社ゼニス ディアロ運営部課長兼指導開発課課長。大学受験領域を専門として、学習塾の運営に2002年から20年間携わる。以前は集団塾で教壇に立ち、授業・科目指導(英語)を担当したことも。現在は、ディアロのスクールを管轄するエリアマネージャーのほか、責任者として商品開発・公民事業・マーケティングに従事。

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