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高校化学の正しい勉強法とは? 分野別対策や共通テスト対策を紹介

最終更新日:2024-02-21

化学は、目には見えない超ミクロの世界を探究する、とても魅力的な学問です。しかし、高校で初めて学ぶ際には、難しく感じる人は多いのかもしれません。

なぜなら高校化学には、「水素結合」や「アルカリ土類金属」「ベンゼン環」といった多くの専門用語が登場します。これらの用語や概念を覚え、それらが互いにどう関連しているのかを理解するのは、日本史や世界史のような広範な暗記科目と同レベルの難しさがあります。さらに、高校化学では複雑な計算が必要になることもあるので、高校数学と同じような難解さを感じるかもしれません。そして何より、目には見えない超ミクロの世界というのは、化学の魅力であると同時に、化学の一番難しいポイントでもあります。

しかし、高校化学は一度コツさえつかめば、得意科目にできます。大学受験に向けて高校化学を選択する場合は、高校1年生のうちからアウトプットを重視した効率的な勉強を進め、少しずつ基礎を固めていきましょう。

この記事では、大学受験に向けた高校化学の勉強法のステップや分野別対策のほか、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)対策などについて解説します。

Z大学受験の高校化学は3つの分野と2つの科目に分けられる

大学受験の高校化学は3つの分野と2つの科目に分けられる

高校化学は、「理論化学」「無機化学」「有機化学」の大きく3つの分野に分けられます。この3分野は、最初に学ぶ理論化学をすべての基礎として、それぞれが関連し合っています。勉強法はそれぞれ少しずつ異なりますが、根本的な部分は共通です。

高校化学を科目で捉えた場合、高校の学習指導要領においては「化学基礎」と「化学」の2科目に分けられています。文理問わず必修の「化学基礎」は、概ね理論化学で構成されていて、中学校まで理科を学んできた高校生向けの基礎的な内容です。具体的には元素や物質、気体の法則などを学びます。

一方の「化学」は、理論化学の一部と無機化学、そして有機化学で構成されています。「化学基礎」は高校理科の必修科目のひとつであり、「化学基礎」を学んでから応用的な「化学」を学ぶことになるのです。

理系受験生は、国公立大学でも私立大学でも「化学基礎」と「化学」で受験することになります。国公立大学文系志望の受験生は、通常は「化学基礎」での受験です。私立大学志望の文系受験生は、そもそも受験で理科を使いません。

なお、化学は暗記科目という側面と、理解や思考力が必要な科目という側面を併せ持っています。勉強の際に用語や概念が暗記できていないと、関連の事象が理解できないので記憶として定着せず、覚えたこともすぐに忘れてしまうでしょう。化学の勉強は、暗記と体系的な理解を同時に行いながら進めていく必要があるのです。

大学受験の高校化学の勉強法

大学受験に向けて、高校化学をどのように勉強すれば効率的に進められるのでしょうか。ここでは、大学受験における高校化学の勉強法について解説します。

STEP1:イメージを構築する

高校化学は目には見えない世界を探究する学問のため、テキストだけではイメージがわきづらいことが難点といえます。そこで、まずはインターネット上の解説動画や高校化学の資料集を活用して概要を大まかにつかみ、自分の中でイメージを構築しましょう。特に資料集は、わかりやすい図版や写真が載っているので、具体的なイメージを構築するのに最適です。

ただし、注意したいのは見るだけで、「わかったつもり」になって終わってしまうことです。概要がつかめたら自分で図を描いて説明できるようにし、同時に関連する用語や式もセットで覚える必要があります。これにより、目に見えないものでも、具体的なイメージが構築できるようになります。

STEP2:ノートを作る

ノートを作る

「わかったつもり」ではなく、本当の意味で理解するには、自分でノートを作るのが一番です。ノートを作るとは、授業中の板書や映像授業の内容を書き写すのではありません。自分で考えながら、ノートを作る必要があります。
それには、中心に書いた1つの用語から、関連する用語や公式を放射状に書き込んでいくメモリーツリー(マインドマップ)形式がおすすめです。

■メモリーツリー(マインドマップ)のイメージ

メモリーツリー(マインドマップ)のイメージ

メモリーツリー形式で一通り用語を書いたら、STEP1のイメージを思い出しながら、それぞれの用語の意味や疑問点、自分の考えなども列記していきます。時には調べ直して書き直すことを繰り返して、理解を深めていくのです。最初からきれいにまとめる必要はありません。最終的に「見やすいノート」になっていればいいのです。

なお、大学受験ディアロでは、ノートの作り方を丁寧に指導し、トレーナー(講師)からのフィードバックによって、的確なノートづくりができるようサポートします。このステップを通じて、「本物の理解」に近づき、用語同士のつながりや体系的な理解が得られるはずです。

STEP3:パターンを整理する

パターンを整理する

化学の公式や計算法の使い方と、STEP1~2でつかんだイメージと結び付けながら、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

「◯◯が△△のときには、□□の公式を使う」といったように、公式や計算法などの使い方にはパターンがあります。数学や物理のように、さらに図形に応用させるような複雑さがなく、公式と設問がシンプルに結び付くのが化学の特徴です。つまり、公式や計算式の使い方のパターンを覚えて使えるようにしていれば、例題レベルはすぐに解けるようになります。

大学受験ディアロでは、公式や計算法をイメージと結び付けながら、ノートを見ずに自分の言葉で説明してもらうようにしています。さまざまな例題を示しながら、どのパターンを使えばいいのかを自分の言葉で説明してもらうのです。それができるようになれば、公式などが定着している証拠となります。

STEP4:パターンと演習問題を結び付ける

パターンと演習問題を結び付ける

用語のイメージをつかんでしっかりと暗記し、公式などの使い方のパターンを理解していれば、例題だけでなく、演習問題も解けるようになります。問題をひと目見て、どのパターンを使えば解答できるのかを判断してみましょう。

どのパターンを使えばいいのか判断できなかった問題は、解答解説付きの問題でトレーニングしてください。その場合、解説の本当にわからないところだけを見て問題集を閉じた上で、解き直すようにします。解答解説を書き写さないことがポイントです。
それでも答えが間違っていることもあります。その場合は、あらためて解答解説と見比べ、再度挑戦します。あくまで、自分の力で解くことにこだわってください。

分野別・高校化学の勉強法

高校化学の勉強法は、「理論化学」「無機化学」「有機化学」といった分野によって異なります。ここでは、分野別の高校化学の勉強法について解説します。

理論化学の勉強法

理論化学の勉強法

理論化学とは、原子の構造、物質の種類、化学結合などを学ぶ分野です。

理論化学の特徴は、計算が多いことです。そのため、計算に必要な公式や解法は、きちんと覚えておくことが大前提といえます。ただし、公式や解法さえ覚えてしまえば、計算自体は単純な四則演算が多く、決して複雑なものではありません。その上で、演習問題を解きましょう。

理論化学は無機化学・有機化学すべての基盤となる分野です。理論化学においてはイメージを構築し、ノートを作って、パターンを整理するという3ステップを着実にこなしていけば、結果的にほかの分野の勉強のベースになるはずです。

なお、無機化学・有機化学の勉強の際にも、こまめに理論化学の内容を振り返って、確認するようにしてください。

無機化学の勉強法

無機化学の勉強法

無機化学分野では、化学反応式やイオン分析、気体の製法・性質などを勉強します。

無機化学の特徴は、膨大な暗記量です。したがって、イメージを構築した上でのノートづくりが非常に重要といえます。反対にいえば、無機化学は問題演習だけではカバーしきれないので注意が必要です。

問題演習時にわからない項目が出てきたら、必ずその項目のノートづくりに戻り、基礎的な内容をインプットし直してから、問題演習に再度挑むようにしてください。

有機化学の勉強法

有機化学の勉強法

有機化学では、有機化合物の構造・分析と、糖類やアミノ酸といった天然有機化合物、脂肪族化合物、芳香族化合物、合成高分子化合物について学びます。

暗記量は無機化学ほどではありませんが、計算や実験の結果などから推測するといった思考力が問われるのが有機化学の特徴です。

有機化学でもノートづくりは前提として行いますが、これに加えて、さまざまな演習問題で思考の訓練をする必要があります。「思考の訓練」といっても、何をどうすればいいのか、わからないこともあるでしょう。サポートをしてくれる第三者の存在があれば、よりスムーズに勉強を進めやすくなります。

シチュエーション別・高校化学の勉強法

大学受験に向けて、高校化学を勉強しているとき、困ったり悩んだりするシチュエーションがあります。そんなときは、どう対処すればいいのでしょうか。ここでは、シチュエーション別の高校化学の勉強法について解説します。

内容がわからなくなったとき

内容がわからなくなったとき

高校化学の勉強を進めていて、陥りがちなのが「わからない内容が多くて、何がわからないのかわからなくなる」状態です。こうなった場合は、いったん落ち着いて、学習内容の序盤部分に戻るようにしてください。

具体的には、理論化学の序盤部分です。理論化学序盤では、原子の構造や化学結合などを学びますが、この部分こそ、化学の全範囲のカギとなるヒントが詰まっているのです。戻って知識やイメージをインプットし直してから、アウトプットに臨むようにしましょう。

場合によっては、先の部分まであえて進んでしまい、大まかに全体像をつかんだ上で戻るという手もあります。具体的には、気体の性質までいったん確認し、その上で水素結合などの分子間力に戻るようなやり方です。これにより、両方の関連性が理解できて、一気にわかるようになる可能性もあります。

なお、大学受験ディアロでは、解けないときにどの分野の復習をすれば良いのかについて、アドバイスを行っています。

計算ミスが多いとき

計算ミスが多いとき

高校化学の落とし穴のひとつが、計算問題です。計算問題においてミスが多い場合、どれほどがんばっても得点には結び付きません。「計算ミスをしないように気をつけよう」と気持ちを入れ替えたところで、計算ミスが減ることはないのです。

計算ミスを減らす対策としては、間違えないためのルールを作ることです。計算の際には、単位の確認やあてはめた公式の文字の確認を必ず行ってください。計算ミスをした際には、解答解説とよく見比べた上で、どこをミスしたのかを検証します。どこをミスしたのかを特定できたら、解答解説を見ずに再度解き、体に覚え込ませます。解答解説を書き写して満足しているだけでは、自分の血肉にはならないことを認識しましょう。

ちなみに、大学受験ディアロでは、どうすれば計算ミスを防げるのか、どういったルールを設定するかまでアドバイスしています。

問題が解けないとき

問題が解けないとき

高校化学の問題が、どうしても解けないこともありえます。その際にやってはいけないのが、すぐに解答を見てしまうことです。解答を見てしまった時点で、思考が停止してしまうからです。

大切なのは、自分の頭で考えること。そのため、問題が解けないときには、ノート学習で作ったノートに戻りましょう。そこには、自分でインプットしながら考えてまとめ直したことが書いてあるはずです。その内容と、問題を関連付ける必要があります。

もし、ノートに解答のヒントが書かれていなければ、それはノートづくりが不十分であるということです。ノート学習にあらためて取り組み、ノートづくりを完成させて、インプットを十分行った上で、問題演習(アウトプット)に臨んでください。

解けないからといって安易に解答を見る行動はNGです。解答を見るのは最後の手段で、自力で解答することにこだわるべきです。

大学受験ディアロでは、どう考えれば良いのかについてヒントを出しつつ、あくまで自分で解答にたどり着けるようガイドしています。

共通テストで化学を選択する場合の科目の選び方

共通テストの科目で「化学基礎」「化学」を選択する場合、下記の「2024年度共通テストの時間割と出題教科・科目」にある、「理科1」と「理科2」から選ぶことになります。

■2024年度共通テストの時間割と出題教科・科目(2024年1月14日:本試験第2日)

教科 時間 科目 配点 選択方法
理科1 9:30~10:30(60分) ・物理基礎
・化学基礎
・生物基礎
・地学基礎
各50点
計100点
理科2と併せた8科目から下記A~Dパターンいずれかの選択方法によって科目を選択解答する
理科2 2科目選択:15:40~17:50(130分)

1科目選択:16:50~17:50(60分)
・物理
・化学
・生物
・地学
各100点 理科1と併せた8科目から下記A~Dパターンいずれかの選択方法によって科目を選択解答する

出典:独立行政法人大学入試センター「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」
※理科2の科目選択方法は出願時に申請。

具体的な選択方法としては、下記のA~Dパターンのいずれかとなります。

■2024年度共通テスト「理科」の出題科目の選択方法

パターン 選択型 出題内容
A 基礎2科目型 理科1(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から2科目を選択
B 専門1科目型 理科2(物理、化学、生物、地学)から1科目を選択
C 基礎2科目
+専門1科目型
理科1(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)から2科目、理科2(物理、化学、生物、地学)から1科目を選択
D 専門2科目型 理科2(物理、化学、生物、地学)から2科目を選択

ここでは、大学受験において化学を選択することを前提に、科目選択のコツについて解説します。

理科1で「化学基礎」を選ぶ場合

理科1で「化学基礎」を選ぶ場合

共通テストの理科1の「化学基礎」は、いわば「文系受験生のための化学」です。理論化学のうち、計算があまり必要ではない分野が出題されます。そのため、国公立大学の文系学部受験などでよく用いられます。

文系受験生が理科1の「化学基礎」を選ぶ場合、Aパターンの「基礎2科目型」になることが多いです。その際は、理科1の「物理基礎」「生物基礎」「地学基礎」からもう1科目を選ぶことになりますが、実は「生物」は、多くの分野で「化学基礎」の知識が前提になっています。

ですから、文系受験生で2科目を選択する場合は、「化学基礎」と「生物基礎」の組み合わせがベターといえるでしょう。

理科2で「化学」を選ぶ場合

理科2で「化学」を選ぶ場合

共通テストにおける理科2の「化学」は、端的にいえば「理系受験生向けの化学」であり、「化学基礎」よりも発展的な内容が特徴です。理論化学・無機化学・有機化学の3分野すべてが出題範囲とされており、計算問題も頻出します。

さらに、旧センター入試よりも思考力を問う問題が増加したため、STEP3「パターンを整理する」での対策が必要です。なお、化学の参考書や塾・予備校の授業においては、「化学基礎」と「化学」が明確に分けられていないことも多いので、注意してください。

理科2の「化学」は、同じ理科2の「物理」や「生物」に比べ、理系学部受験のほとんどで選択することができます。化学系や生命科学・生物学系について学びたいと考えていたり、薬学系・看護系で学びたいと考えていたりする場合には、共通テストで「化学」を選択するべきでしょう。

理科2で「化学」ともう1つ科目を選択する場合

理科2で「化学」ともう1つ科目を選択する場合

国公立大学や難関私立大学の受験で、理科2のうち「化学」ともう1科目を選択する場合、何を選ぶべきなのでしょうか。

「地学」は受験科目として選べる大学が少ないため、一般的には「物理」か「生物」を選ぶことになります。

・物理

「物理」は、物理系や一部工学系の学部・学科を受験する際には必須の科目です。共通テストで「物理」を選ぶべきなのは、大学で物理学や工学、天文学などを学びたい人ということになります。また、数学が得意で、計算問題も好きなタイプは、「物理」を選択するのに向いているといえるでしょう。

なお、国公立大学や難関私立大学の理系学部では、多くの場合、「化学」と「物理」を選んで受験することになります。

・生物

「生物」は、理科の選択科目の中で、理系学部受験に使える学部・学科が最も少ない科目です。なので、大学で生命科学や生物学分野を学びたいと思っている人以外の理系受験生は、「生物」を選ぶべきではないといえます。大学で学びたいことが決まっていない人も、「生物」選択は避けたほうが無難です。

なお、「生物」は生命科学や生物学系、看護系などで選択することはできるものの、ほとんどの場合、化学でも受験できます。とりわけ「生物」が好きで勉強したいというわけではないのならば、「化学」と「物理」の組み合わせがおすすめです。

高校1、2年生の化学の勉強法

多くの高校では、必修科目の「化学基礎」を学んだ後、大学受験向けの理科科目を選択します。ここでは、大学受験において化学を選択することを前提に、高校1、2年生のときの勉強のコツを解説します。

勉強習慣をつけておく

勉強習慣をつけておく

高校化学で暗記すべき項目は、非常に多いのが特徴です。勉強法として挙げたようなイメージ構築やノートづくりには、それなりの時間を要します。高校1、2年生の早い段階から着手し、インプットする習慣を身に付けましょう。

「わかったつもり」になって暗記を軽視しない

「わかったつもり」になって暗記を軽視しない

繰り返しになりますが、高校化学の用語や公式などの暗記は、理解の基盤となるため非常に重要です。

なんとなくわかったつもりになって暗記を軽視し始めると、基盤が崩れてしまい、先々学ぶことの理解がおぼつかなくなっていきます。そうなってからでは遅いので、暗記は着実に行い、きちんと理解を深めて進むようにしてください。

こまめに理論化学の序盤(化学基礎)に戻る

こまめに理論化学の序盤(化学基礎)に戻る

高校化学の勉強において、「戻る」ことは何ら恥ずかしいことではありません。必修科目の「化学基礎」を終え、選択科目の「化学」の勉強が本格化し、有機化学や無機化学の内容に入っても、わからないことがあれば、迷わず「化学基礎」の理論化学序盤部分に戻りましょう。

あえて戻ることで新たなつながりを発見でき、理解が深まることも往々にしてあるからです。

高校化学の勉強でよくある悩みは身の回りの現象で解消する

高校化学の勉強でよくある悩みは身の回りの現象で解消する

高校化学の勉強においてよくある悩みに、「目に見えないのでイメージがつかめない」というものがあります。確かに原子は目に見えませんが、身の回りの現象でイメージすることは可能です。

例えば、スナック菓子の袋に、窒素が入っている理由を考えてみましょう。これは、中に入っている油のついたお菓子の酸化を防ぐためで、ほかの元素とくっつきにくい窒素の性質を活かしています。「肉の脂がすぐ固まるのに、魚の脂が固まりにくい理由」なども考えてみるとおもしろいものです。

このように、化学のイメージは身の回りの現象で補うとともに、資料集などに掲載されている定番の図表は、必ず何も見ずに書けるようにしておいてください。化学の基礎知識がついてくると、世の中の見方が変わってくるはずです。

高校化学は大学受験ディアロのアウトプット学習で対策しよう

高校化学は大学受験ディアロのアウトプット学習で対策しよう

大学受験に向けた高校化学の勉強は、膨大な量の暗記や計算問題に立ち向かう必要があります。難解に感じることも多いでしょうが、実は理解するのに特別な能力は必要ありません。焦らず、1STEPずつクリアしていけば、最後には必ず理解できるようになっています。

一方で、漫然とノートをとっていたり、演習問題の解答解説を書き写していたりしても、効果は上がりません。インプットだけではなくアウトプットを重視した勉強を進めていきましょう。

とはいえ、イメージを構成するノートづくりや無機化学の思考問題などは、一人で始めてもなかなか難しいことが多いもの。今後の学習方法などについてもいっしょに考えてくれるトレーナー(講師)がいると安心といえます。

そこでおすすめなのが、大学受験ディアロの「1:1対話式トレーニング」です。トレーナーの前で自分が学習内容を説明することで、アウトプット学習の効果を最大化することが可能です。さらに、自分に合った学習方法についての相談も気軽にできます。

高校化学を効率的に勉強したい方はぜひ、大学受験ディアロの教室見学や無料体験にお申し込みください。志望進路や科目選択がまだ決まっていないという高校1年生も大歓迎です。

教室見学・無料体験は、下記のページで紹介しています。
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■監修

武田優士(たけだ・まさし)
株式会社ゼニス ディアロ運営部課長兼指導開発課課長。大学受験領域を専門として、学習塾の運営に2002年から20年間携わる。以前は集団塾で教壇に立ち、授業・科目指導(英語)を担当したことも。現在は、ディアロのスクールを管轄するエリアマネージャーのほか、責任者として商品開発・公民事業・マーケティングに従事。

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