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大学受験の塾に高校生はいつから通う?大学別の必要な勉強量と塾の選び方
大学受験に向けて、いつから塾に通ったらいいのか、悩んでいる高校生の皆さんや保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、志望校別に見た大学受験に向けてどれぐらいの勉強が必要か、いつから開始すべきかのタイミングのほか、通塾を開始する学年ごとのメリット・デメリットなどをご紹介します。塾を選ぶポイントも解説していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
この記事の目次
大学受験をする高校生が塾に通う理由
高校生が塾に通う割合は、文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について」(2019年12月)によると、全体のおよそ4割。高校を卒業し、大学・短大への進学する割合は、同じく文部科学省の「令和3年度学校基本調査(確定値)の公表について」(2021年12月)によると、およそ6割です。
大学・短大などへ進学する高校生の多くが塾に通っているといえます。
そもそも、高校生はなぜ皆、塾に通うのでしょうか?
なぜなら、塾に通うと「効率的に受験勉強ができる」からです。塾では志望校に合格するまでに必要な学習スケジュールを立ててくれるため、漏れなく効率的に勉強できます。また、モチベーションを保てるよう、さまざまなサポートをしてくれるのも塾のありがたいところです。そして、志望校や志望学部の入試に合った十分な対策を行えるというメリットもあります。
例えば、大学受験ディアロでは、毎回のトレーニング(授業)の中で学習進捗管理を必ず行っています。トレーニングログ(目標や課題を書き込む管理シート)に「どの参考書を1日何ページ進めるか」という具体的なレベルまで書き、トレーナー(講師)と約束して開始します。そうすることで「今日は何を勉強すればいいんだっけ?」と悩む時間がなくなり、今の自分に必要な学習に集中できます。
大学受験用の塾では、大学受験に関するさまざまな情報を得られることも大きなメリットといえます。スマートフォンで簡単にリサーチできる時代とはいえ、大学受験に関する重要な情報がインターネット上に多く出回っていますが、正しいもの・自分に必要なものを見極めるのはとても難しいものです。一方で、大学受験の最新かつ重要な情報を常に提供しているのが塾の強みです。高校生は自分に合った塾に通うことによって、的確な受験戦略を立てやすくなります。
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高校生は受験勉強をいつから始めている?
効率的な受験勉強ができたり、大学受験の最新情報が得られたりと通うメリットの多い塾ですが、いつから通うべきなのかは、難しい問題ですよね。そこで受験を経験した高校生にアンケートを実施しました。
■高校生(2022年度大学合格者)を対象としたアンケート結果
※ゼニス調べ(2022年度に大学に合格した高校生157人を対象にアンケート、2022年3月調査)
アンケートによると、「高校生が受験勉強を始めた時期」は、高校3年生の春・夏が大きな割合を占めています。
しかし、受験を振り返って「受験勉強をいつごろから始めたらよかったか」との質問には、高校2年生の春・夏、あるいは高校1年生の春にスタートしておけば良かったという声が多数派。つまり、高校3年生から受験勉強を始めた人は、「それでは遅かった」と思っている人が多いということです。
高校3年生から受験勉強を始めるのが遅い理由は、問題切り替えのタイミングに乗り遅れてしまうからです。高校1、2年生までに基礎を固められていれば、本格的な受験シーズンに入って、応用問題からスタートできます。
また、入試方式によっては、高校1年生から高校3年生の1学期までの成績を合否判断で参考にすることもできるでしょう。だからこそ、高校生活の早いうちから受験を意識した勉強をしておくと安心なのです。
志望校別・大学受験に向けた必要な勉強時間と開始タイミング
現役受験生(高校3年生)の1日あたりの平均勉強時間は、全国大学生活協同組合連合会の「アンケートで集める受験生の”今“」(2022年11月)によると、全体の半数以上が2~5時間。高校3年生以外で2~3時間が平均でした。
ただ、志望校や選抜試験の種類(一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜)によって、受験勉強に必要な時間は異なるもの。ここでは、志望校の種別ごとに大学受験で必要な勉強量と、受験勉強をいつから始めるべきか、そのタイミングについて見ていきましょう。
志望校・試験 | 受験勉強量 | 理想的な勉強開始のタイミング |
国公立大学 | 5教科7科目のためかなり多いレベル | 高校1年生から |
私立大学 | 1~3教科なので比較的少ないレベル | 高校2年生から |
医学部 | 非常に多いレベル | 高校1年生から |
学校推薦型選抜 | 高校の平均評定値を高めにするレベル | 高校1年生から |
総合型選抜 | 高校の平均評定値を高く保つレベル | 高校1年生から |
1.国公立大学の受験勉強量
国公立大学の受験においては、1月の大学入学共通テストだけでなく、2月以降に二次試験が実施されるのが特徴。大学入学共通テストでは5教科7科目受験を条件とする国公立大学が多いため、かなりの勉強時間が必要だとされています。
国公立大学の受験では対策する教科・科目が多いこともあり、高校3年生から受験勉強を始めても対策が間に合わないこともあるので注意が必要です。高校1年生から基礎をバランス良くこなし、苦手教科をできるだけ克服しておくようにしてください。
2.私立大学の受験勉強量
一般的に、私立大学は1~3教科で受験可能です。教科を絞って受験勉強ができるため、国公立大学に比べて必要とする勉強量は少ないといえます。
ただし、1つの教科に多くの勉強時間を割けるのはメリットですが、難関校になるほど試験の難度が高いために応用力を必要とします。教科を横断して答えるような記述問題もあり、いかに過去問を分析して出題傾向を押さえ、対策できるかがポイントになるでしょう。
できるだけ早い時期に基礎を定着させるためにも、高校1年生からコツコツと勉強したいところです。
3.医学部の受験勉強量
医学部は国公立・私立にかかわらず、非常に多い勉強量を必要とする高難度の試験です。また、高校3年生に入るまでには基礎を固めておく必要があるため、高校1年生から受験対策を進めておくことはいうまでもありません。医学部受験に関する知見を持った人や学校の先生、あるいは塾に相談した上で、十分な勉強時間を確保するようにしてください。
4.総合型選抜の受験勉強量
総合型選抜は、調査書などの書類選考のほか、面接・プレゼンテーションといったさまざまな選考を組み合わせ、総合的評価で合否判断をする入試方式です。これまでにあったAO入試の後継試験といえます。
多くの総合型選抜は一般選抜のような学力試験は課されません。大学によっては、高校1年生~3年生1学期までの各教科の成績(評定平均値)が出願条件となるケースもあります。高校の定期テストで、よい成績を取れるように日々勉強しておかなければなりません。その上で、面接やプレゼンテーション、実技試験などの対策時間も必要になるので注意が必要です。
なお、総合型選抜で不合格になったときには一般選抜の受験に切り替える必要があります。高校1年生から一定量の勉強をしておけば、このときに役立ちます。
5.学校推薦型選抜の受験勉強量
大学受験には、在籍する高校の校長から推薦を受けて受験する「学校推薦型選抜(指定校推薦/公募推薦)」という入試方法もあります。
大学・学部ごとに高校から推薦枠(人数)が決まっている「指定校推薦」は、評定平均値などを参考に校内選考が行われます。一方の「公募推薦」は、評定平均値などの出願条件を満たし、校長からの推薦があれば誰でも受験可能です。
いずれにしても、学校推薦型選抜で受験する場合には、評定平均値をいかに高くキープできるかが重要なポイント。高校1年生からコツコツ勉強し、定期テストで高得点を取ることを目指しましょう。また、大学・学部によっては、学力試験を課すところもあります。学校推薦型選抜でも、一定の受験勉強は進めておきましょう。
学年別・通塾開始時期のメリット・デメリット
高校1年生の春から学習をコツコツ進めていくことがベストなのは間違いありませんが、塾に通い始める時期によって、それぞれいくつかのメリット・デメリットがあります。
ここでは、通塾開始時期による、学年ごとのメリット・デメリットを見ていきましょう。
通塾開始時期 | メリット | デメリット |
高校1年生 | ・学習習慣が身につきやすい・継続しやすい ・自分に合う学習法を試行錯誤する時間がある ・苦手克服の時間が確保できる |
・部活動など高校生活とのバランスをとるのが難しい ・通塾するだけで満足してしまう場合もある |
高校2年生 | ・基礎固めと苦手克服の時間も確保できる ・大学受験の出題範囲を概ね履修している |
|
高校3年生 |
・費用負担が抑えられる |
・苦手克服・志望校対策には間に合わない ・一日あたりの勉強量が多くなり、なおかつ高い集中力を必要とする ・自分に合う学習法を試行錯誤する時間がない |
高校1年生で通塾を開始した場合のメリット
学習習慣が身につきやすい・継続しやすい
高校1年生から塾に通うメリットとして、早期から学習習慣が身につくことが挙げられます。大学受験は出題範囲が広いだけでなく、大学ごとに試験対策が必要なもの。当然、勉強量が多くなるため、長時間勉強することになるでしょう。高校3年生時点で勉強する習慣が身についていないと、本格的に受験勉強をしようと思っても、なかなか集中できず苦労するかもしれません。
高校に入学することが決まった後(受験が終了した後)も、高校受験の勉強を続けることが理想的です。そうすれば、高校に入学しても、そのペースを落とさずに勉強し続けることができるでしょう。高校1年生から学習習慣が身についていることは、志望校合格において大きな武器になります。
自分に合う学習法を試行錯誤する時間がある
人によって、自分に合った効率の良い学習法は異なります。暗記するにしても何度も書き込むタイプや耳で聴いて覚えるタイプがいますし、朝型・夜型など勉強に集中できる時間もさまざまなはず。
だからといって、本格的に受験勉強をするタイミングになってから自分に合う学習法を探すのでは、貴重な勉強時間をロスしてしまい、時間切れとなる可能性があります。高校1年生から始めればさまざまな学習法を試すことができるので、自分に合ったやり方を発見できるのではないでしょうか。
苦手克服の時間が確保できる
どんな人にもある苦手な教科・科目。苦手だからと後回しにしていると、受験勉強本番で涙を呑むことになるかもしれません。高校1年生から塾に通っていれば、苦手教科・科目にしっかりと時間を割いて、余裕を持って取り組めるのは間違いありません。
苦手教科・科目と向き合って高校3年生の春までに克服することで、高校3年生の受験シーズン開始と同時に、応用問題に取り組めるようになるはずです。
高校2年生で通塾を開始した場合のメリット
基礎固めと苦手克服の時間も確保できる
大学受験の勉強で重要なポイントは、高校3年生の春までにいかに基礎を固められるか、そして苦手教科・科目をいかに克服できるかです。
高校2年生の4月から入塾すると、高校1年生で習った単元の復習と、高校2年生の基礎の定着に注力できます。高校2年生のうちに基礎を定着させ、苦手教科・科目を克服できれば、高校3年生からの受験勉強ではスムーズなスタートが切れることでしょう。
大学受験の出題範囲を概ね履修している
一般論として、大学受験で出題される問題の半分以上は、高校2年生までに履修した内容で解けるとされています。つまり、高校1年生から高校2年生までの履修内容をしっかり定着させることが重要なのです。高校2年生のうちに入塾すれば、大学受験に向けた勉強にスムーズに移行できるはず。
高校1・2年生で通塾を開始した場合のデメリット
部活動など高校生活とのバランスをとるのが難しい
入学直後は、高校生活に慣れることで精いっぱい。交通機関を利用して通学したり、部活動に取り組んだりと、思った以上に忙しくなります。そのような状況で塾に通っても、疲れて授業に集中できなければ、通塾の効果は薄くなります。
高校生活と塾との両立に不安があるなら、入学直後から無理に塾通いを始めるのではなく、高校生活に慣れた高校1年生の夏頃から入塾するのがいいでしょう。
通塾するだけで満足してしまうこともある
早期入塾してその環境に慣れてしまうと、「塾に通うこと」が目的になったり、授業を聞いているだけで勉強した気になったりして、肝心の学力に結びつかないことがあります。これは、学習目標を立てていないことが主な原因です。
学習目標がなく漫然と塾に通うだけでは、成長のスピードが鈍ってしまうので注意しましょう。「定期テストで◯点取る」「模試で偏差値◯を目指す」といった目標を立て、目標を達成するための学習スケジュールをしっかりと立てることが重要です。
高校3年生で通塾を開始した場合のメリット
費用負担が抑えられる
高校3年生から入塾すれば、授業料の負担が抑えられるのがメリットとも言えます。ただ、特にカリキュラムが定まっている塾では、苦手教科・科目や単元の対応をしてもらいにくくなるため注意が必要です。
一方で、入塾が遅くなることで本格的な受験勉強のスタートが遅れる分、受験対策が間に合わなくなるリスクも高くなる点も留意する必要があります。(詳しくは後述の「デメリット」に記載しています)
高校3年生で通塾を開始した場合のデメリット
苦手克服・志望校対策には間に合わない
高校3年生から勉強を始めると、高校2年生までに終えておくべき基礎の定着や苦手教科・科目の克服がおろそかになったり、志望校の対策に手が回らなくなったりするおそれがあります。また、高校3年生になると、周囲も一気に受験モードに切り替わりますので、気持ちに余裕がなくなる可能性もあるでしょう。
充実した高校生活を送りたい人や部活動に注力したい人こそ、遅くとも高校1年生の夏頃から塾に通って、少しずつ勉強しておくことをおすすめします。
一日あたりの勉強量が多くなり、なおかつ高い集中力を必要とする
大学受験の勉強に初めて取り組んだ高校3年生の多くは、その試験範囲の広さに驚きます。基礎の復習や苦手教科・科目の克服には一定の時間を割く必要があり、さらに志望校合格に向けた課題を洗い出すと、当然ながら一日あたりの勉強時間は長くなってしまうのです。
こなす量や勉強時間が増えると、集中力を保ち続けるのも難しくなります。限られた時間内で高い負荷をこなすために無理をすることを考えると、結局は、高校1年生ぐらいから受験勉強を始めるのが、現実的かつ適切なタイミングといえます。
自分に合う学習法を試行錯誤する時間がない
書いて覚える、声に出して読む、ノートにまとめる…。自分に合う学習法は、十人十色です。
いかに先輩たちが成功した学習法を真似しても、成果が出る保証はありません。自分でまずは取り組んでみて、失敗や反省を繰り返して探していくプロセスが必要です。そして苦手教科・科目ほど、学習法を試行錯誤する時間がかかります。
しかし高校3年生になって通塾を開始した場合、苦手教科・科目の最適な学習法を探して試行錯誤しているうちに、タイムリミットを迎えてしまうおそれがあります。
受験までの日数を逆算して考えると、高校1年生からのスタートが、学習法のトライ&エラーを余裕を持って繰り返すことができる最適なタイミングといえるでしょう。
大学受験に向けた塾選びでチェックすべきポイント
大学受験に向けて、いざ塾に入ろうと思っても、世の中にはたくさんの塾がありますので、どこを選んだらいいか迷ってしまうかもしれませんね。同じように見えて、塾によって学習の進め方や環境は大きく異なります。塾選びで後悔しないためにも、どのようなポイントで選べばいいかを確認しておいてください。
塾選びのポイント
- 苦手克服や強化したい分野があれば個別指導塾へ
- 志望校や学部に特化した対策講座がある
- 静かで清潔な自習室がある
- 受験相談に乗ってくれる第三者がいる
- インフルエンザなどの感染対策が施されている
自分の勉強スタイルやスピードに合うか
塾には、大きく分けて集団指導塾と個別指導塾の2つのタイプがあり、当然ながら授業のスタイルは異なります。
集団指導塾は、学力レベルの近い生徒が1つのクラスに集まるため、お互いに切磋琢磨できたり、学校外の受験仲間ができたりすることもあります。ただ、あらかじめ決められたカリキュラムに沿って授業が進められるのが、集団指導塾の特徴です。自分がわからない単元を講師に重点的に解説してもらうのは、ほぼ不可能です。
一方で、一人ひとりに必要なカリキュラムが作成されるのが個別指導塾です。苦手な教科・単元やわからないところを重点的に取り組めるのがうれしいポイントでしょう。
計画的に沿った勉強を進められる人は集団指導塾が向いており、自分だけのカリキュラムで苦手を克服したい、重点的に強化したい分野があるといった人には個別指導塾がマッチしています。
自分がどのように勉強したいかを検討した上で、そのスタイルに合う塾を選ぶようにしてください。
志望校・学部に特化した勉強が可能か
大学受験の勉強の目的は、「志望校に合格する」ことにあります。塾に通うからには、志望校の受験対策を十分に取り組める体制が整っているかが大きなポイントです。
塾によっては、志望校ごとの「対策講座」を実施しています。中でも、志望校の過去問から出題傾向を分析し、確実に問題を解ける力をつけてくれる対策講座がある塾がおすすめです。
大学受験ディアロでは、志望校や学部に特化した「入試直前対策講座」をご用意しています。重点的に対策ができますので、ぜひチェックしてみてください。
勉強に適した自習室があるか
受験勉強は環境づくりも重要です。集中して勉強に取り組める自習室が塾に設けられているかどうかもチェックすべきポイントといえます。自習室では、多くの受験生が集中して勉強しているので、緊張感を持って勉強できるでしょう。
ただ、塾の自習室の環境によっては、騒がしかったり、快適な室温ではなかったりと、勉強しにくいことも…。個別ブースなのか共有テーブルなのか、また自習室で話し声がしないか、整理整頓されているかなどのチェックは重要です。入塾してから後悔しないよう、入塾前に自習室の見学も忘れないようにしてください。
学習の進捗状況や進路の相談をしやすい環境か
大学受験の勉強は、さまざまな不安との戦いでもあります。その意味でも、学習の進捗状況や進路の相談ができる塾がおすすめといえるでしょう。一人で悩んでいると視野が狭くなりがちですが、大学受験のプロである第三者に相談することで、思いがけない方法や進路を発見できるかもしれません。
大学受験ディアロのトレーナーは、あなたの将来の夢から逆算し、「今」取り組むべきことや、考えるべきことをアドバイスしています。さらに、大学入試やオープンキャンパスなどの情報を定期的に提供しているので、「早期から大学受験について意識を高く持てる」と評判です。
感染防止対策が徹底されているか
対面型の授業を行う大学受験塾には、多くの受験生が集まります。感染症が蔓延しやすい環境のため、感染防止対策が徹底されているかはチェックしたいところです。
何しろ、本格的な受験シーズンは秋から冬にかけて実施します。新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザ、風邪などの感染症にかかってしまうと、受験勉強どころか本番の試験さえも受けられなくなってしまうのです。
多くの塾で感染防止対策がされているとは思いますが、入塾前には念のため、教室や自習室などの環境を確認しておくことをおすすめします。
高校生が大学受験のための塾を選ぶ際の注意点
高校生が大学受験に向けて塾を選ぶときには、4つの注意点があります。入塾してから後悔しないよう、次の点をしっかり確認しておきましょう。
費用はどれぐらいかかるか
塾に通うようになれば、入塾金・毎月の授業料・オプション費用などがかかります。1年分の授業料の一括納入が求められる塾もあれば、毎月支払い制(月謝制)の塾もあります。
塾のタイプによって授業料が異なるだけでなく、模試や講習、特別講座を受講するかによっても必要な費用は変わってきます。また、月単位で受講科目や科目数を柔軟に変更できるかかも大切なポイントになります。
入塾前にあらかじめどのくらいの費用が必要になるのか、保護者の方としっかりと確認するようにしてください。
講師に相談しやすいか
大学受験の勉強においては、わからないことがあれば放置せず、できるだけ早く疑問点を解消するのが鉄則なので、塾を選ぶ上でサポート体制の充実度は重要です。
ただ、大規模な集団指導塾では、講師が多忙でつかまえられない、あるいは話しかけにくいといった事態も考えられます。質問しにくい環境では、疑問が残ったままとなり、フラストレーションを抱えてしまうこともあるでしょう。
個別指導塾ならば、講師との距離が近く、わからないことを質問しやすい環境が整っています。とりわけ、大学受験ディアロでは、自習中にわからない問題があれば、スマートフォンで写真を撮って質問できます。このように、疑問点を解消できる環境があるかどうかは、入塾前に必ずチェックしたいところです。
オンラインでも受講できるか
対面型授業には、周囲の受験生に囲まれながら緊張感を持って勉強に取り組めるというメリットがあります。ただ、体調不良や疲れが溜まったことで、塾へ通うのが難しい日もあるでしょう。
塾にリアルタイムでのオンライン授業の体制が整っていれば、さまざまな事情で通えないことがあっても自宅で受講できます。
好きなときに受講できるか
録画した映像授業をいつでも観られるようになっているかは、塾選びの大切なポイントです。録画映像があれば、わからない部分を何度も見返して、理解を深めることも可能になるでしょう。手持ちのスマートフォンやパソコンから、いつでもどこでも塾の授業を受講できることは、忙しい高校生にとって大きな安心材料となるはずです。
自分に合った塾を選びたいなら大学受験ディアロの無料見学・体験から
大学受験の勉強のために塾に通い始める時期は、早ければ早いほうがいいでしょう。高校1年生から高校2年生までに基礎を固め、苦手教科・科目の克服に取り組み、本格的な受験シーズンの高校3年生になってから本格的に受験勉強をできるようにするのが理想的なスタイルです。
さまざまな大学受験対策の塾がある昨今、塾を選ぶときには、どれにしようかと迷ってしまうかもしれません。自分に合う塾を探すときの判断軸として、苦手教科・単元を重点的に克服したい、もしくは第三者に相談しながら自分に合ったカリキュラムで授業を受けたい人には、個別指導塾がおすすめです。
大学受験ディアロは、生徒一人ひとりに合わせて志望校の合格をサポートできるのが強みです。志望校や学部に特化した「入試直前対策講座」や、学校推薦型選抜や総合型選抜の対策にも対応しています。教室見学や無料体験も随時実施しています。
ぜひ一度、スクール見学や無料体験に参加して、大学受験ディアロの環境や雰囲気を確認してみてください。
監修
武田優士(たけだ・まさし)
株式会社ゼニス ディアロ運営部課長 兼 指導開発課課長。大学受験領域を専門として、学習塾の運営に2002年から20年間携わる。以前は集団塾で、教壇に立ち授業・科目指導(英語)を担当したことも。現在は、ディアロのスクールを管轄するエリアマネージャーのほか、責任者として商品開発・公民事業・マーケティングに従事。
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