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勉強法

英検準1級のレベルと対策まとめ【勉強法】

最終更新日:2023-01-18

このコラムでは、英検準1級の難易度や勉強法などについてお話ししていきます。

「準1級を受けようと思うけど、何を勉強すればいいんだろう……」

「準1級ってどれくらいの語彙力が必要なんだろう……」

など、英検準1級の勉強方法や対策が知りたい方、受検に不安がある方はぜひご一読ください。

英検とは?

英検とは?

英検は、正式名称を「実用英語技能検定」と言い、公益財団法人 日本英語検定協会の主催で、1月、6月、10月の年3回実施されています。

1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級と、級は7つ。年間受検者が250万人を超える、まさに日本最大規模の英語検定試験です。

試験では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングという、英語の運用に不可欠な4技能を測定します。

小学生から社会人まで幅広い年齢層を対象とした検定のため、職歴や経験によって結果が左右されにくく、「受検しやすく、正確な英語力を測定できる」と定評があります。

英検準1級のレベルと難易度

英検準1級のレベルと難易度

日本英語検定協会の定める審査基準によると、英検準1級のレベルは大学中級程度。社会生活で求められるレベルの英語を十分理解し使用できることとされています。

  • 読む: 社会性の高い分野の文章を理解することができる。
  • 聞く: 社会性の高い内容を理解することができる。
  • 話す: 社会性の高い話題についてやりとりすることができる。
  • 書く: 社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。

(出典:各級の審査基準|英検ウェブサイト

入試や教員採用試験での優遇や単位認定のほか、海外留学において英語力を証明できるため、高校生・大学生・社会人を中心に、幅広い層が受検しています。

英検準1級で求められる語数はおおよそ7,500〜9,000語。これは、難関大学の入試で求められる語数と同等です。

英検準1級によくでる単語は、日常会話で使うものより難易度が高いため、社会性の高い話題に対応できる語彙力を定着させる必要があります。

以上を踏まえて、英検準1級の出題形式と具体的な勉強法をお伝えします。

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英検準1級|一次試験の内容・問題形式

英検準1級|一次試験の内容・問題形式

英検準1級の試験は、一次(筆記・リスニング)と二次(面接)があります。

一次試験は、筆記試験とリスニングテストです。

90分の筆記試験では、リーディング・ライティングの2技能を測定します。約30分のリスニングテストでは、マーク式のほかに記述式の英作文問題があります。

測定技能

形式・課題

形式・課題詳細

問題数

問題文の種類

解答形式

リーディング

短文の語句
空所補充

文脈に合う適切な語句を補う。

25

短文
会話文

4肢選択
(選択肢印刷)

長文の語句
空所補充

パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。

6

説明文
評論文など

長文の内容
一致選択

パッセージの内容に関する質問に答える。

10

ライティング

英作文

指定されたトピックについての英作文を書く。

1

(英作文なので問題文はない)

記述式

リスニング

会話の内容
一致選択

会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)

12

会話文

4肢選択
(選択肢印刷)

文の内容
一致選択

パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)

12

説明文など

Real-Life形式の内容
一致選択

Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)

5

アナウンスなど

(出典:準1級の試験内容|英検ウェブサイト

英検準1級では、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などに関する話題が出題されます。

それぞれの問題について詳しくみていきましょう。

1.リーディング

リーディングでは、パッセージの内容をつかむための読解力に加え、ここでも語彙力が求められます。

  内容 問題数 詳細
大問1 短文の語句空所補充 計25題
・単語問題21題
・熟語問題4題
空所付き英文に対して4つの選択肢があり、その中から適切な選択肢を1つ選びます。
大問2 長文の語句空所補充 計6問
1つ目の英文:3問
2つ目の英文:3問
空所が複数ある英文が2つ出題され、空所にあてはまる選択肢を1つ選びます
大問3 長文の内容一致選択 計10問
説明文・評論文①:3問
説明文・評論文②:3問
説明文・評論文③:4問
3つの長文が出題されますが、それぞれの長文に、内容に関する質問文と選択肢が設定されています。選択肢から最も適切なものを選びます。

2.ライティング

ライティングでは、エッセイ形式のトピックが出され、それに対する自分の意見を120~150語で記述します。

その際、問題文で提示されている「Points(どの面からそのトピックについて論じるか)」から2つを選び、そのポイントに沿って述べる必要があります。

文章の模範的な形式は以下の通りです。トピックは英検2級よりも、より社会的で複雑な事柄となります。

序論

第1パラグラフ

トピックに対する自分の意見(賛否、是非など)を述べる(1~2文程度)

トピックに対する自分の意見を I disagree …. /I agree ….などで表現

本論 

第2パラグラフ

冒頭に、1つめのポイントを明示したトピック・センテンスを書く。次にその根拠を述べるサポーティング・センテンスを書く(2~4文程度)

選んだポイント2つを展開。First(ly), や Second(ly), という表現を使う

第3パラグラフ

冒頭に、2つめのポイントを明示したトピック・センテンスを書く。次にその根拠を述べるサポーティング・センテンスを書く(2~4文程度)

結論

第4パラグラフ

「序論」で自分が述べた意見を、もう一度繰り返して終わる(1~2文程度)

Because of these reasons, I believe that …. などを用い、自分の意見を繰り返して締めくくる

3.リスニング

リスニングの問題は、英検2級と比べて「スピードが速く」「文章が長い」ことが特徴です。そのため、しっかり時間をかけて対策し、問題形式に慣れておく必要があります。

リスニング問題は、Part 1、 Part 2、Part 3があり、問題を放送した後の10秒間で解答します。Part 3のみ、放送開始前にも10秒間、問題にある「状況」と「質問」を読む時間が与えられます。

【Part 1 12問】
おもに2人の登場人物の会話を聞き、その内容に関する問いに答えます。

【Part 2 12問】
150語前後の説明文が6題流れ、それぞれについて2問ずつの問題に答えます。
説明文の内容はさまざまですが、アカデミックなものが多い印象です。

【Part 3 5問】
問題文には「Situation」という、これから流れるリスニング内容についての前提知識が記してあります。
それを読んでからリスニングを聞き、問題に答えるという形式です。

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英検準1級|二次試験の内容・問題形式

英検準1級|二次試験の内容・問題形式

二次試験のスピーキングテストは、面接形式になります(約8分)。

日本人またはネイティブスピーカーの面接委員と、1対1で話します。

問題構成と流れは以下になります。

問題構成

英検準1級の二次試験では、主に社会性の高い分野の話題が出題されます。

過去の出題例として、在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシート、住民運動、キャッチセールス、護身術などがあります。

普段から、新聞やニュースを通じて世界で起きていることを知り、それに対する自分の意見を持つように心がけましょう。

測定技能

形式・課題

形式・課題詳細

問題数

解答形式

スピーキング

自由会話

面接委員と簡単な日常会話を行う。

個人面接
面接委員1人
( ナレーション、応答の内容、発音、語彙、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)

ナレーション

4コマのイラストの展開を説明する。(2分間)

1

受験者自身の意見を問う質問

イラストに関連した質問に答える。

1

受験者自身の意見を問う質問

カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。

2

受験者自身の意見を問う質問

カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。

1

(出典:準1級の試験内容|英検ウェブサイト

問題の流れ

二次試験の問題の流れは以下になります。

質問2、3では各トピックに対しての意見を聞かれます。イラストのストーリーに触れることは求められていないので、そのトピックについて単純にどう思うかを答えられれば大丈夫です。

質問4でも意見を聞かれますが、ここでもストーリーに触れる必要はなく、自分の意見を英語で説得力を持って話せるかどうかが評価されます。

  1. 入室。はじめに「Hello.」と挨拶をする
  2. 「Can I have your card, please?」などと聞かれるので、「Here you are.」と面接カードを渡す
  3. 「Please have a seat.」の指示に「Thank you.」と返して着席
  4. 氏名・級の確認と簡単な質問に答える。目を見てコミュニケーションを取ること
  5. 面接官から指示文と4コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡される
  6. 「問題カード」の指示文を黙読し、ナレーションの内容を考える(1分間)
  7. 「問題カード」の指示文に従い、4コマのイラストについてナレーションを行う(2分間)
  8. 面接官から出される質問1に答える(「問題カード」を見てもかまわない)
  9. 「問題カード」を裏返す
  10. 質問2~4に答える。質問4では社会性のある事柄について問われ、カードとは全く違う問題が出ることもある
  11. 面接官が「This is the end of the test.」と言えば試験終了。「Could I have the card back, please?」 に対して、「Here you are.」 と言って問題カードを返す
  12. 「You may go now.」と言われるので、「Thank you. Goodbye.」などと挨拶して退室。「Have a nice day.」と挨拶された場合は、「You too.」と返し、最後までコミュニケーションをとる

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英検準1級の合格点

英検準1級の合格点

英検は、「英検CSEスコア」という英検独自の点数で合否を出します。
CSEスコアは、2016年度から導入された合否判定システムで、各級の技能別にスコア化されます。

CSEスコアをベースにした英検準1級の合格点は、以下の点数が定められています。

  • 一次試験:1792点(CSEスコア)
  • 二次試験:512点(CSEスコア)

 (出典:英検CSEスコアとは|英検ウェブサイト

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの英語4技能の得点が表示される(5・4級はリーディングとリスニングのみ)ため、総合的な英語力と各技能の能力を、絶対指標で把握できることがメリットです。

このような合否判定に至った経緯には以下のようなものがあります。

  • 各技能まんべんなく得点している人を合格にすること(技能による偏りをなくす)
  • 合否だけでなく、全受検者の各技能をCSEスコアで評価すること
  • 他の4技能試験との互換性を持たせること

このため、受検生2名が同じ素点の場合に、スコアの内訳で合否が分かれてしまうこともあるのです。

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英検準1級の勉強法【リーディング編】

英検準1級の勉強法【リーディング編】

英検準1級の問題および自分の到達度を確認するために、まずは過去問を解いてみましょう。

英検ウェブサイトでは、直近3回分の過去問を公開しています(試験終了後1週間程度で掲載)。英検は試験形式が毎回同じなので、試験に慣れることが得点に結びつきます。

ここでは、測定技能別の勉強法をご紹介します。

1.単語力を身につけて語彙力を上げる

英検準1級の出題には、英語圏のニュースや学術論文などで使われている英単語が多く含まれ、英検2級に比べて難易度が格段に上がります。

そこでおすすめしたいのが、英検準1級で出てくる頻出単語をまとめたとてもわかりやすい英検準1級専門の単語帳です。しかし、単純に単語帳を見る、分からない単語をノートにまとめるだけでは、なかなか身に付きません。


単語帳を使った効果的な勉強法をご紹介します。ご紹介する暗記法は、英語だけでなく他教科の暗記にも応用できますよ。

✔分からなかった単語を集めてMy単語帳を作る

  1. 英単語帳に取り組む
  2. 分からなかった単語にチェックを入れる
  3. 苦手な単語は発音や書くなどで暗記する
  4. 再度英単語帳に取り組む
  5. 分からなかった単語は単語カードを作成し蓄積する
  6. 電車移動や寝る前の時間などを使ってこまめに復習する
  7. 本番2習慣前に再度、英単語帳に取り組み理解度をチェックする

✔ポイント

1日に覚える単語の個数やページ数の目標を決めて暗記を進める方法です。達成するたびにスケジュール帳やノートに印をつけていくと、モチベーションが高まりますよ。

2.長文読解を攻略する

長文読解では、必要な情報だけを効率的に集めるのがポイントです。

  • 各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取る
  • 問題は段落ごとのため、1段落目を読んだら、すぐにその1段落目に出てくる問題を解く
  • 最後まで読んだら、物語全体を理解したうえで設問と回答を見直す
  • 分からない時は考え込まず、消去法で進める

すべての文章を読んでいると時間が足りず、時間内に解くことが難しくなります。前後の文のつながりや文脈など、文章の概要をとらえて読み進めることが肝要です。

英検準1級の勉強法【ライティング編】

英検準1級の勉強法【ライティング編】

英検準1級のライティング(英作文)では、まとまりのある文章を書くスキルが求められます。

ライティングを上達させるには「書く→添削→添削内容を次に活かす」という学習をできるだけ繰り返すこと。

書く機会を増やすだけでなく、誰かに見てもらい「文法間違いはないか」「自然な表現ができているか」といった添削を受けないとなかなか上達が難しいです。

英検英検準1級では社会性の高い話題を取り扱うこともあり、学校や塾の先生に添削してもらったり、オンラインサービスを利用するとよいでしょう。

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英検準1級の勉強法【リスニング編】

英検準1級の勉強法【リスニング編】

リスニングの速さの目安は、「ネイティヴがゆっくり・はっきり発音する英語」であり、ネイティヴ同士の会話やニュース番組ほどは速くありません。

まずは、聞き流しによって英語を聞く頻度・量を増やしましょう。

また、アカデミックな内容になるPart 2では、日常会話にはない語彙が頻出します。対策として、準1級リーディングの長文読解で出てくる英単語を、リスニングでも理解できるようにしておきましょう。

リスニングテスト3つの攻略法

①大問ごとのポイントを意識して、問題文を先読みしておく

筆記試験を早めに終えて、余った時間でリスニングの選択肢を先読みしておきます。どのような文章なのか、題材は何なのかがあらかじめ分かると、余裕をもって問題が解けます。

大問1 気を緩めないで会話を聴く

2級リスニング大問1は、各スピーカー2回ずつ、合計4回発言するという流れがはっきりしていました。しかし、準1級の発言回数は問題によって異なり、4回~7回とまちまち。会話が終わると思い気が緩み、最後までしっかり聴きとれなかった、という失敗談を聞きます。会話が続くことを想定して、気を緩めずに聴きましょう。

大問2 内容の大枠を掴む

大問1とは異なり、スピーカー1人によるナレーションです。流れは、<ナレーション→内容に関する質問(2問)>となります。質問2つがわからない中で内容を記憶しておく必要があるため、高難度といえます。けれど、詳細な内容が問われることはありません。細かい情報よりも、内容の大枠を掴みましょう。

大問3 ポイントになる条件に下線を引く

大問3の「Real-Life形式の内容一致選択」は、準1級で初めて出題される問題形式です。

流れは以下の通り。

  1. 問題用紙に書かれた”Situation”と”Question”を10秒間読む
  2. スピーカー1人による説明音声を聞く
  3. 最も適切な選択肢を選び、マークシートを塗る

解き方としては、最初の10秒間でポイントとなる条件に下線を引き、その条件を頭にインプット。音声を聞きながら、条件に合致しない選択肢を除外していきます(数字に斜線を引くといいでしょう)。

ただし、選択肢にばかり集中して、音声を聞き逃さないように。

質問はひとつなので、大問2ほど難しくありません。

②頭の中で聞いた英文を和訳ではなくイメージしてみる

リスニングでは、流れた英文を一言一句和訳すると理解が追い付きません。日本語で理解しようとせず、イメージとして内容を理解する、つまり和訳をせずに英文を直接イメージして意味を捉えることが重要です。これがリスニングで高得点を狙うポイント。問題で詳細な内容を尋ねることはありません。

リスニングテスト対策

①市販の英検準1級のリスニング対策の問題集を解く

出題の傾向を把握するため、過去問題に取り組みましょう。しっかりと時間を計って、できる限り本番と同じコンディションで行います。

②文字と音声との違和感をなくす

「リスニングが苦手」という人の中には、文字に起こせるほど完璧に音声を聞き取ろうとする人がいます。ですが、必要なのは、会話の場面・状況をイメージし、英文全体の流れを把握する能力です。

説明文なら「years」「ago」「now」など時を表す言葉や、「but」「for example」「therefore」などのつなぎ言葉を聞き取り、話の展開を予測する訓練を行います。

次に、解答にある放送文のスクリプトと音声とを比べながら復習をします。文字を見た時に思い浮かべた音と実際の音声とが合致するまで発音練習を行い、文字と音声との違和感をなくしましょう。

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英検準1級の勉強法【スピーキング編】

英検準1級の勉強法【スピーキング編】

面接を体験できるDVDが付いた予想問題集などを活用して、面接の流れを理解します。

相手がいない時は、ぬいぐるみなどを代わりにしてアイコンタクトの練習も行いましょう。できれば、塾や学校の先生と実際を想定した練習を行うのが理想的です。

練習を重ねると、単語や表現が自然に出てくるようになりますよ。

また英検準1級二次試験のスピーキングの合格率は80%。

一次試験を突破する能力があれば、ほとんどの人が合格できるので、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

英検準1級合格に欠かせない「見直し」のコツ

英検準1級合格に欠かせない「見直し」のコツ

書き終えたら5分ほど見直しを行いましょう。

多少語数がオーバーしても、解答欄に収まっていれば減点の対象にはなりません(解答欄の外はNGです)。スペルや文法チェックを優先的に行いましょう。

見直す項目は以下になります。

  • 問いに適切に答えているか
  • 意見と矛盾する理由や説明がないか
  • 理由に対する説明や補足があるか
  • 関係のない内容が含まれていない
  • ポイントを使っているか
  • つなぎ語は適切か
  • 同じ言い回しがないか
  • スペルミスがないか
  • 英語ではない単語を使う場合、その語の説明があるか

※日本語特有の表現などを使う場合は、英語話者に理解できるようカンマで区切って説明を加えます。(例:a kimono, a traditional Japanese dress,)
※和製英語などのカタカナ語は、エアコンなら air conditioner など、正しい英語に直します。

英検の解答用紙の見本は、英検ウェブサイトからダウンロード可能です。

実際に書いてみて、自分の書き方なら1行に何語ほど入り、120〜150語にするために何行書く必要があるのか確認しておきます。

またポイントの単語は、提示されたままの形で使う必要はありません。

例えば、safety を safe にするなど、品詞を変えてもOK。また、Personal relationships を選んでも、語句をそのまま使わずに、「bullying」という観点で書くなどの応用もできます。

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大学受験ディアロの受講者の声

大学受験ディアロを受講し、英検に見事合格したみなさんの声を紹介します。

受験生の声①

英検で一定以上の級を取得していると、入試で加点があるなど、大学受験において有利に働くことがあります。このため英検対策の必要性を感じて、ディアロに入塾しました。

英語4技能は、人によって「スピーキングは苦手だけれど、ライティングは得意」など、状況が異なるものですが、ディアロは個別指導なので、自分に合わせてきめ細やかに学習することができました。苦手なリスニングも、何度も繰り返して学習したことで自信がついて、短期間でも大幅にスコアアップができました!

受験生の声②

部活引退後、独学で英検受検の勉強をはじめました。英単語をそれまで以上に覚えるなど、自分なりの努力をしましたが、初めての受検は残念ながら不合格。独学では十分に対策ができなかったと痛感し、「英検対策ができる塾」を探すことにしました。

トレーニングの中でプレゼンを行う、というディアロの学習法を実際に体験してみて、最初は「自分にもできそう」と思いました。

けれど、いざホワイトボードを使って説明をしようとすると、学んだ内容を自分の中で再確認しないと喋れないんです。頭を使ってしっかり考えるから、学習した内容が身に着きやすいんだと実感しました。しかも1:1だから、話しやすい雰囲気。英検合格に向けて集中できる環境だと思いました。

トレーニングでは、トレーナー(講師)から「はい、じゃあこの内容を説明してみて」と言われて、いきなりプレゼンがはじまります。最初の頃は説明する内容をどうやって組み立てればいいのか分からなかったんです。このためプレゼン中に言葉に詰まっても、「答え」は教えてもらえない。自分で考えて、それを言葉にして…と、説明を少しでも前へ進めていくことが大変でした。でも、そんな時間のお陰で、英語の力が身に付いたと思っています。

もともと長文読解が苦手で時間内に解答できないことも多かったのですが、トレーニングを重ねることで、一度文章を読めば英文の内容がすらすらと理解できるようになったんです。

ここに至るまでに一番大変だったのが、事前課題です。多いときには英検の過去問を丸2回分解き、さらに説明できるように準備した上でトレーニングに臨みました。もちろん予習の段階で、すべての英文を訳しておきます。そして、どうしても分からないところをトレーニングで解消します。間違えた問題も、一度言葉にすればちゃんと理解できました。さらに、トレーナーが「この英語構文が出てきたら、頭の中でこういう訳をすれば、速く意味を捉えられるよ」など、実戦的なスキルや解き方のコツを教えてくれたことが、本番に役立ったと思います。

こうした学習を継続した結果、独学では難しかった英検2級に合格できました。

無事大学にも合格できたので、これからは英会話の勉強をしたいと考えています。実は英検の2次試験対策で英会話の練習をしたときに、自分の考えをうまく言葉にできなかったんです。英語で海外の人たちともやり取りできれば格好良い!という気持ちが、私の英語学習のモチベーションになっています。

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最後に

英検準1級の対策と勉強法について解説しました。

問題形式が決まっているため対策しやすいことも英検の特徴です。まずは問題の形式と特徴を理解することからはじめてみてください。

日頃から地道に積み上げていくことで合格率も高まりますよ!

英検対策にも!
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