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勉強法

英検準2級のレベルと対策まとめ【勉強法】

最終更新日:2023-01-19

※2020年3月時点の情報です。最新の内容については英検WEBサイト等でご確認ください

英検は、正式名称を「実用英語技能検定」と言い、公益財団法人 日本英語検定協会が主催しています。

1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級と7つの級があり、1月、6月、10月の年3回実施されています。年間の受験者は250万人を超える、日本で最大規模の英語検定試験です。

今年度は新型コロナの影響により、2020年度第1回検定で、一次試験、二次試験ともに日程が後ろ倒しになり、二次試験が準会場でも実施されるなどの変更点が出ています。受検を検討している人は、公式サイト(https://www.eiken.or.jp/eiken/)を確認してください。

試験形式はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングという、英語の運用に不可欠な4技能を測定し、小学生から社会人まで幅広い年齢層を対象とした検定のため、職歴や経験によって結果が左右されにくく、「受験しやすく、正確な英語力を測定できる」検定という定評があります。

今回から2回にわたって英検対策、特に受検者の多い準2級、2級の難易度や勉強法などについてお話していきます。

「準2級を受けようと思うけど何を勉強すればいいんだろう……」
「2級ってどれくらいの語彙力が必要なんだろう……」

と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!

東京大学 文科一類 / 東京工業大学 理学院 / 一橋大学 法学部 / 東京医科歯科大学 医学部[医] / 北海道大学 医学部[医] / 東北大学 工学部 / 早稲田大学 政治経済学部 / 早稲田大学 商学部 / 早稲田大学 創造理工学部 / 慶應義塾大学 法学部 / 慶應義塾大学 経済学部 / 慶應義塾大学 理工学部 / 上智大学 外国語学部 / 東京理科大学 理学部第一部 / 東京理科大学 工学部 ほか多数合格!

※大学受験ディアロ・大学受験Dialo onlineの2022年度入試実績です(在籍生のみ/講習のみ・体験のみは含まず)。
2016年大学受験ディアロ開校以来、各年度入試ののべ合格数について比較し2022年度が過去最多。

英検準2級のレベル・難易度

日本英語検定協会の定める審査基準によると、英検準2級のレベルは

「日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」程度であり、審査領域を

  •  読む:日常生活の話題に関する文章を理解することができる。
  •  聞く:日常生活の話題に関する内容を理解することができる。
  •  話す:日常生活の話題についてやりとりすることができる。
  •  書く:日常生活の話題について書くことができる。

しかし、これだけでは具体的な難易度やレベル設定をつかむことは難しいかもしれません。とし、目安としては「高校中級程度」のレベルと定められています(出典:各級の審査基準|英検WEBサイト)。

ここで注目したいポイントは「しかるべき語彙力が身についているか」です。

英検準2級で求められる語数はおおよそ2600~3600語程度。市販の大学受験用英単語帳が約2000~2500語程度収録されているので、まずはこのレベルの語彙力を定着させる必要があります。

以上を踏まえてここから英検準2級のレベル・難易度、そして勉強法をお話ししていきます。

英検準2級の試験内容・問題形式

英検準2級には、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)があります。

一次試験は、筆記試験とリスニングテストの2部構成です。筆記試験は75分で、リーディング・ライティングの2技能を測定します。リスニングテストは約25分で、筆記試験に続いて実施されます。解答形式は、英作文のみ記述式で、それ以外はマーク式です。

筆記試験・リスニング試験の問題構成は以下のとおり。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う 20 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)

会話文の空所補充

会話文の空所に適切な文や語句を補う 5 会話文
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う 5 物語文
説明文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える 7 Eメール
説明文
ライティング 英作文 質問に対する回答を英文で書く 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング

会話の応答文選択

会話の最後の発話に対する回答を英文で書く 10 会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ)
会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える 10

文の内容一致選択

短いパッセージの内容に関する質問に答える
(放送回数1回)

10 物語文
説明文
4肢選択
(選択肢印刷)

(出典:準2級の試験内容|英検WEBサイト)


一次試験

リーディング大問1短文の語句空所補充

空所付き英文に対して4つの選択肢があり、その中から適切な選択肢を1つ選ぶ問題となります。

問題構成は

  • 単語を問われる問題が10題
  • 熟語が問われる問題が7題
  • 文法が問われる問題が3題

の計20題となります。単純な知識問題で、難問・奇問の類はありません。

ただし、この大問1が英検準2級の中で単語のレベルが最も難易度の高いものとなります。

リーディング大問2会話文の文空所補充

会話文の一部が空所になっていて、4つの選択肢から適切なものを1つ選ぶ問題となります。

大問2では会話全体の内容をとらえる力と、ここでも単語・熟語の知識が問われます。

しかし、大問1よりはレベルが難しいものではないので、英検準2級の単語力を高めていく中で得点を上げられる問題です。大問2は全部で5題出題され、最後の2題は1つのパッセージから出題されます。

リーディング大問3長文の語句空所補充

ここではパッセージが2つ出題され、設問が前半3Aで2つ、後半3Bで3つの計5題が出題されます。それぞれパッセージの空所に当てはまる選択肢を選ぶ問題です。この長文への語句空所補充の設問は英検準2級から出題されるので、まずは問題形式に慣れていく必要があります。

当然ですが、パッセージの内容をつかむための読解力に加え、ここでも語彙力が求められます。

リーディング大問4長文内容の一致選択

ここでは2つの形式のパッセージが1つずつ出題され、それぞれの長文に内容に関する設問と選択肢が設定されています。各形式の設問は前半4Aで3つ、後半4Bで4つの計7題が出題されます。ここでも語彙力が必要なことは確かですが、それに加えて時間内に長文を読み解きする読解力が求められます。

ライティング

出題方式としては

①自分の意見とその理由を2つ書く

②語数の目安は50~60

③QUESTIONにははっきりとした正解がなく、テーマのみ与えられている

となります。英検3級でもライティングは出題されていますが、大きな違いは以下の2つです。

①QUESTIONが自分についての内容ではないため、「正解」を書き辛い

②エッセイの構成で書く必要がある

英検準2級のライティングでおそらく皆さんが最初に苦戦することは、「何を書いていいかわからない」ということです。

英検3級のライティングでは

  • あなたの好きな食べ物は何ですか?
  • あなたの好きなスポーツは何ですか?
  • あなたの好きな季節は何ですか?

といった内容でした。

しかし、英検準2級のライティングでは、はっきりとした正解のないテーマがQUESTIONとなります。

また、英検準2級のライティングは3級ライティングとは異なり、エッセイの構成で書く必要があります。正しいエッセイの書き方も学ぶ必要があります。

リスニング大問1会話の応答文選択

英検準2級のリスニングテストは全部で30問あり、すべての問題の音声の放送回数は1回しか読まれないため、難易度は3級以降と比べると一気に上がります。

英語の理解度だけでなく、集中力を持続させることも大切です。英検準2級のリスニングのNo.1からNo.10までは同じ形式で、会話文のやりとりのなかで正しいと思われる受け答えを選択肢から選ぶタイプの問題です。

大問1は会話の応答文選択となっており、英検3級と同様の音声形式ですが、問題用紙にイラストは描かれていません。2人の会話となっており、流れとしては

1人目の会話 1回目
2人目の会話 1回目
1人目の会話 2回目
2人目の会話 2回目 → この発言の内容に適切な解答を3つの選択肢から選ぶ問題です。

このタイプの問題が10問続きます。

リスニング大問2会話の内容一致選択

大問2は会話の内容の一致選択となっており、形式は英検3級と同じです。ただし問題文は1回しか読まれないため難易度はやはり上がっています。大問1と同様に2人の会話となっており、流れとしては

1人目の会話 1回目
2人目の会話 1回目
1人目の会話 2回目
2人目の会話 2回目
☆☆会話の内容に関する問題

となります。大問1と異なり、最後に会話に関する質問から適切な解答を4つの選択肢から選ぶ問題です。このタイプの問題が10問続きます。

リスニング大問3文の内容一致選択

大問3は大問1・2とは大きく異なり、会話ではなく1人のナレーションになります。これは英検3級のリスニング大問3と同様です。音声の流れとしては本文が読み上げられた後、文章に関する質問から適切な解答を4つの選択肢から選ぶ問題です。このタイプの問題が10問続きます。

英検準2級リスニングの特徴としては、

①語彙レベルはリーディングよりも簡単
②音声が1回しか流れないので、聞き逃せない
③問題文すべてを聞かないと正解が選べない問題が多い

が挙げられます。英検5級〜3級に比べて難易度が上がるので、頭の中で日本語に和訳しながらリスニングをして……では英検準2級リスニングテストで高得点をとるのは難しいでしょう。

二次試験

一次試験に合格すると、二次試験にチャレンジできます。この二次試験は、スピーキングを評価する面接形式となっています。

問題構成は以下のとおり。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 50語程度のパッセージを読む 1 個人面接
面接委員1人
(応答内容、発音、語彙、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容について質問に答える 1
イラストについての質問 イラストの中の人物の行動を描写する 1
イラストについての質問 イラストの中の人物の状況を説明する 1
受検者自身の意見など カードのトピックに関連した内容についての質問に答える 1
受検者自身の意見など 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

(出典:準2級の試験内容|英検WEBサイト)


英検準2級では3級と同様な形で問題カードが面接官から手渡されます。

文章量は英検準2級では3級のおよそ1.5倍の50語程度に増え、イラストも2つに増えるので、全体的な情報量は増えていきます。この2つの情報を使って20秒間黙読をし、そのあと音読の指示が出ます。つまり、前述のとおり、情報をすばやく処理する情報処理能力が必要となります。

音読するパッセージは、英検準2級一次試験に合格した人であれば問題なく理解できるレベルになっているはずです。特に質疑応答の内容的には、一次試験を合格できた人であれば難易度に大きな変化はありません。あえて言うのであれば、「日本語で考えた内容を一瞬で、英語でどう口に出すか」といったスピーキングスキルになるでしょう。

質問No.1

音読したパッセージの内容の質問に答える

質問の仕方は3級とほぼ同じです。特に、面接官の質問が‟Why”か‟How”どちらで問われるかによって、回答の仕方(‟By・・・ing~”もしくは‟Because~”)も異なります。文章量が増えるので、よりスピーディーに情報を処理していく必要があります。

質問No.2

イラストAの中の人物の行動描写

3級では1人の行動を1文で述べれば良かったのに対し、英検準2級では絵の中の人物の行動を複数述べる必要があります。イラストには5種類の行動が載っているので少なくとも3つ以上述べられるようにしたいところです。情景は基本的には身近な物事なので、身近な物事を英語で表現する力をつけることがポイントとなります。それについて現在進行形の文章で述べていきます。

質問No.3

イラストBの中の人物描写

3級では‟How many~?”や‟What is the man doing?”といった1文で答えられるものでしたが、英検準2級では‟A because B”や‟A and B”のように2つの文で回答する必要があります。

質問No.4

問題カードの絵のトピックに関連した内容の質問について自分の意見を述べる

質問No.5

日常生活の身近な出来事について質問に答える
これらの質問は3級では自分のことについて1文で述べればよかったものですが、英検準2級では2文以上で理由を述べる必要があります。受けた質問に対していきなり‟Yes”, ‟No”で答えるのではなく、どちらの立場が回答しやすいかを一旦考えた上でYes/Noを決めていきましょう。

あくまで面接官が求めている観点は「回答の内容が正しい/間違っている」ではなく、「自分の意見を英語でしっかり話せるか」です。

英検準2級の合格点

英検では、「英検CSEスコア」と呼ばれる英検独自の点数で合否を出しています。このCSEスコアをベースとした英検準2級の合格点は以下のとおりに定められています。

  •  一次試験:1322点(CSEスコア)
  •  二次試験:406点(CSEスコア)

(出典:英検WEBサイト)

このCSEスコアとは、2016年度から導入された合否判定システムのことで、各級の技能別の満点を設定して、結果をスコアで表示します。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの英語4技能すべての得点が表示されます(5・4級はリーディングとリスニングのみ)。これによって総合的な英語力と、各技能の能力を絶対指標で知ることができます

このような合否判定に至った経緯としては主に

  • 各技能まんべんなく得点している人を合格にする(技能による偏りをなくす)
  • 合否判定だけでなく全受験者の各技能をCSEスコアで評価をする
  • 他の4技能試験との互換性を持たせるため

が挙げられます。

このため、同じ素点の受験生2名がいたとしてもスコアの内訳次第では合否が分かれてしまうこともあります。

英検準2級の勉強法

では、実際に英検準2級にはどのような勉強法で挑めばいいのでしょうか。

リーディング・ライティング対策

①まずは何はともあれ語彙力を上げる!

英検3級に比べて英検準2級は単語のレベルの難易度が大きく上がっています。
英検準2級対策では単語レベルをあげる勉強が不可欠です。
語彙力を高めようと思っても、ただ単純に単語帳を見るだけではなかなか続かなかったり、分からない単語をノートなどにまとめてみても数日で終わってしまったり……。一番の問題は単語の暗記のための勉強が持続しないことではないでしょうか。
まずは毎日継続できる自分なりの「英単語の暗記法」を見つけることが、英検準2級の合格のコツです!

ここでいくつか単語暗記法をご紹介します。自分に向いていると思う暗記法を選んでぜひ毎日取り組んでみてください。
これらの暗記方法を使えば英熟語はもちろん、他教科の暗記にも応用できます。繰り返しますが英検準2級では何よりも語彙力が合否のカギを握っています

<単語帳を何周かして分からなかった単語で自分の単語帳を作る>

単語をじっくり見ても暗記はできませんし、1回ちょっと書いても覚えられるものでもありません。
単語を見たときに瞬時に意味が思い浮かぶようにしておかなければ、英検準2級には太刀打ちが難しくなってしまいます。一番大切なことは、多くの単語に触れることです。
まず英検準2級対応の英単語帳を繰り返し1周して、分からなかった単語にチェックを入れて発音する、書くなどしてひたすら暗記します。

2周目で分からなかったものとしてマークした単語を中心に再度暗記しながらオリジナルの「分からなかった単語を集めた単語帳」を作成することです。

これなら冊子ではないのでかさばらず、筆箱にも入れられますし、電車や歩きの移動の時間にも手軽に確認できます


また自分だけのオリジナル単語帳を作成し、毎日持ち歩いて毎日チェックする習慣をつけると、どんどん暗記できるはずです(ポイントは、もちろん作成することではなく使い切ることです!)。

暗記できたなと思ったら、その中でもさらに覚えられない単語を厳選して暗記を進めましょう。英検本番(約2週間前が目安です)が近づいてきたらもう一度、最初に使っていた単語帳をすべてチェックしてみましょう。理解できている単語はもちろん、間違っていたものも再度確認すれば、英検準2級の英単語は「理解」のレベルに達したと言えるでしょう。

<単語帳のページ数の目標を毎日決めて最低2周以上する>

英検準2級専門の単語帳は、どれも英検準2級で出てくる頻出単語をまとめたとてもわかりやすい単語帳です。
英検本番の日数までで単語帳が2周以上できるように、1日に覚える単語帳のページ数や個数の目標を決めて暗記を進めましょう。そして、達成したらスケジュール帳やノートに毎日印をつけるようにして、行動計画や実際の行動を「可視化」しましょう。自分の行動が見える、分かると達成感もあり、思いのほか継続できるものです。

②英検準2級対策の文法の勉強をする!

英検準2級に合格するためには、何はともあれまずは語彙力を上げること、とここまで繰り返しお話ししてきました。次に取り組むのは文法です。

過去問の傾向を踏まえて繰り返し解いていくことに加えて、英検準2級に頻出の文法事項も学習していきましょう。

文法事項も当然英検3級に比べると難易度がグッと上がっていますが、基本的に出題される範囲は決まっており、ある程度パターン化はされています。使う参考書は英検準2級専用の文法書や英検準2級の問題集の文法対策ページなどで問題ないでしょう。さらに、高校文法の教科書や問題集でも十分対策はできるので、ぜひ活用してみましょう。
こちらは、まず解いて答え合わせをしてみます。間違えた問題は、例えば問題の英文暗記をするなどして、すべての章を反復して2周は進めていきましょう。全部解けるようになれば、文法も英検準2級レベルに達したといえるので、頑張って取り組みましょう。

③後はひたすら過去問や予想問題で演習!

ここまで過去問や予想問題での演習に取り組むまでの土台作りついてご紹介してきました。
土台作りが完了したら、あとは英検準2級の過去問や予想問題を使って演習をひたすら繰り返すことです。その中にはライティングやリスニングなど、文法・英熟語・単語レベルがただ高いだけでは得点が難しい問題も数多くあります。問題集の模範解答や解き方のポイントまとめなどを参考にして、ひたすら数をこなしていきましょう。
演習の時点で合格点に達していなくても、同じ間違えをしないように意識する、再度問題を解くことで正解率や理解度は上昇していきます

リスニング対策

リスニングの勉強は学校などでも多くの時間を使えるわけではありません。そのため、リスニングの点数が伸びない人は「リスニングの勉強法を知らない」か「リスニングの勉強法は知っているが実践できていない」ことになります。ここでは、リスニングテストの有効な攻略法や対策法をお話していきます

リスニングテストで使える3つの攻略法

①空いた時間で問題文を先読みしておく

あらかじめ問題文を先読みしておくだけでもどのような文章なのか、題材は何なのかが分かるので、有効な手段です。特に大問2・3では事前に確認しておくと心の余裕も生まれてくるでしょう。そのためにも時間配分には要注意です(大問1は問題文が載っていないので先読み自体ができません)。


②大問1
では1人目の2回目の会話に注目する。

前述のように、リスニングテストの大問1は

1人目の会話 1回目
2人目の会話 1回目
1人目の会話 2回目 →この会話が解答の大きな手掛かりになる!
2人目の会話 2回目 →この発言の内容に適切な解答を3つの選択肢から選ぶ問題です

そのため、特に注目すべきポイントは1人目の2回目の会話です。前半部分がうまく聞き取れない、理解できなかったとしても1人目の2回目の会話がしっかり聞き取れて理解できていれば、正解を選べる可能性は上がります

③頭の中で聞いた英文を和訳ではなくイメージしてみる。

流れた英文を一言一句和訳しようとすると、とてもではないですが時間が足りず、内容を理解できないまま先へ進んでしまうことが多くあります。特に、英検準2級以上ではスピードも速く、内容も難しくなるので英文全体を和訳し、全文の内容をつかんでいくことは非常に難しくなります。

そこで重要なのが、すべてを日本語で理解しようとするのではなくイメージとして内容を理解する、つまり和訳をせずに英文を直接イメージして意味を捉えるということです。実はこの行動がリスニングテストで高得点を狙うポイントとなります。

リスニングテストの対策法

①市販の英検準2級のリスニング対策の問題集を解く 
しっかりと時間を計って、できる限り本番と同じコンディションで実施しましょう。

②答え合わせをして、音声スクリプトを使い「文字」で内容を理解する
この時注意するポイントは、「文法事項をあまり気にしない」ことです。例えば“have gone”という意味が分からなかったときに「have+過去分詞の形は完了形で“gone”はgoの過去分詞形になるから日本語訳は/・」と考えるのではなく「have goneだから『行った』というような意味合いなんだろうな」という程度の理解で問題ないでしょう。

③問題文を音読する
英語の学力上達には音読は欠かせません。声に出して、英文を音読しましょう。この時も前述と同様「文法事項や和訳をあまり気にせずに内容をイメージで捉えること」が重要です。

④ ①~③のサイクルをひたすら演習で繰り返す
知識やノウハウを持っていても、実践を繰り返さなくては上達しません。リスニングテストの場合、技能とは「聴いて理解する力」です。

大学受験ディアロの受講者の声 

ここでは、ディアロを受講し、英検に見事合格したみなさんの声を紹介します。

\英検2級に合格/

英検2級合格 立川瑞菜さん

部活を引退してから、英検受検に向けて独学で勉強をしていました。それまで以上に英単語を覚えるなど、自分なりには努力しましたが、残念ながら初めての受検では不合格。独学だけでは十分に対策ができていなかったんだと感じました。そこで「英検対策ができる塾」を探すことにしました。

トレーニングの中でプレゼンをしていくというディアロの進め方を実際に体験してみて、「自分にもできそうだ」と思いました。
いざホワイトボードを使って説明をしようとすると、学んだ内容を自分の中で再確認しないと喋れない。頭を使ってしっかりと考えることで、学習した内容が身に着きやすいという印象がありました。しかも1:1だから、話しやすい雰囲気。これなら、英検合格に向けて集中できる環境だと思いました。

ディアロでのトレーニング中、プレゼンの時間は突然やって来ます。トレーナー(講師)に「はい、じゃあこの内容を説明してみて」といきなり言われるので、最初の頃はそもそもプレゼンの内容をどうやって組み立てればいいのか分からなかったんです。たとえ、プレゼンをしているときに言葉に詰まったとしても、ディアロでは「答え」を教えてもらえない。だから、自分で考えて、それを言葉にして…という感じで、説明を少しでも前へ進めていくことが大変でした。でも、そんな大変な時間のお陰で、英語の力が身に付いたと思っています。

もともと、長文読解が苦手で時間内に解答できない、ということも多かったんです。トレーニングを繰り返すことで、長文読解の力も身に付きました。一度文章を読むだけで、書いてある英文の内容がすらすらと理解できるようになったんですよ。
ここに至るまでに一番大変だったのが、事前課題です。多いときには英検の過去問を丸2回分解き、さらに説明できるように準備した上でトレーニングに臨まないといけませんでした。もちろん予習の段階で、すべての英文を訳しておきます。そして、どうしても分からないところを一つずつトレーニングで解消するようにしていました。間違えた問題も、一度言葉にすればちゃんと理解できました。さらに、トレーナーが「この英語構文が出てきたら、頭の中でこういう訳をすれば、速く意味を捉えられるよ」など、実戦的なスキルや解き方のコツを教えてくれたことが、本番に役立ったと思います。
このような学習を継続したことで、長文読解の苦手意識を払拭。独学では難しかった英検2級も、ディアロのトレーニングのおかげで合格できました。

大学にも無事に合格できたので、これから英会話の勉強をしたいと考えています。というのも、英検の2次試験対策で英会話の練習をしたとき、自分が思っていることを言葉にできなかったんです。英語で海外の人たちともやり取りできれば格好良い!という素直な気持ちが、私の英語学習に対するモチベーションにつながっています。

\英検準1級に合格/

英検準1級合格 佐藤矩之さん

大学や学部によっては、英検で一定以上の級を取得していると、入試において加点されるなど、有利に働くことがあります。だからこそ英検対策の必要性を感じていて、ディアロに入塾しました。英語4技能は、人によって「スピーキングは苦手だけれど、ライティングは得意」など、状況が異なるものですが、ディアロは個別指導なので、自分に合わせてきめ細やかに指導をしてくれました。苦手なリスニングを何度も繰り返して学習したことで自信がつき、ライティングはZ会の添削指導者に添削してもらえたので、短期間で大幅にスコアを上げられました!

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