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センター試験出願ガイド! 出願日程や志願票の書き方も記載!

最終更新日:2022-11-01

「出願」してから実際に受験するまでは約3か月ありますが、出願の際には既に「受験教科」や「科目数」などを決めておかなければなりません。自分の志望校や受験大学を真剣に考えるよい機会ととらえて、出願の準備にとりかかっておきましょう。
ここに書かれている内容は国公立2次や私大の出願にも応用できる内容となっていますので、是非参考にしてみてください。

□まずはセンター試験の受験案内を手に入れよう

2020年度のセンター試験に向けて、大学入試センターでは2019年9月2日(月)~2019年センター試験の「受験案内」を配付しています。現役生の多くは高校で配付されます。
一方、既卒生は塾や予備校などで配付する場合を除いて、自分で入手しなくてはいけません。この「受験案内」は、全国の国公立大と、センター試験利用入試を実施する私立大学の窓口で無料配布をしています。また、全国学校案内資料管理事務センター(テレメール)にて郵送してもらうこともできるので、立地によっては活用してみるのも良いでしょう。ただし、テレメールの場合は、送料含む415円+支払い手数料がかかるので注意が必要です。

□センター試験検定料と払込期間及び方法

検定料(受験料)は、受験教科数や、成績通知希望の有無により以下4つのパターンが存在します。
「受験案内」には、4つのパターン別に、それぞれの払込書が入っています。自分に該当するパターンの払込書で検定料を払い込む必要があるので、間違えないようにしっかりと確認をしましょう。例えば、地歴公民から2科目(例:「日本史」と「政治・経済」)を受験する場合、料金は「日本史」と「政治・経済」を合わせて1教科としてカウントされる点などがあるので、要注意です!

【2教科以下受験】

  ①成績通知を希望する :12,800円
  ②成績通知を希望しない:12,000円


【3教科以上受験】

  ③成績通知を希望する :18,800円
  ④成績通知を希望しない:18,000円

払込場所は「ゆうちょ銀行・郵便局」「指定の銀行」の受付窓口となっています。ただし、受付局の日附印が必要なため、検定料の支払いにATMは使用できません。必ず受付窓口で払込をしましょう。
ゆうちょ銀行・郵便局・銀行で検定料の払込をすると「E検定料受付証明書」などの払込書の一部が戻ってくるので、「受付局日附印」欄に印が押されていることを必ず確認して受け取ってください。「E検定料受付証明書」は日附印が押された状態で志願票に貼り付ける必要があります。
出願後、登録した内容が書かれた「確認はがき」が、10月28日(月)までに通学先の高校に、既卒生は自宅に送られます。届いたらすぐに、氏名や受験科目に間違いがないかしっかり確認しましょう。
もしも、登録内容に誤りがあった場合、あるいは、出願後に受験教科数などの変更があった場合、一度だけ登録内容を訂正することができます。氏名や住所は「住所等変更・訂正届」、受験科目は「登録教科等訂正届」を使用して、11月5日(火)まで訂正できます。
確認はがきが届いてから訂正できる期間は「約1週間」と非常に短いので、いつでも登録内容を確認できるように志願票は提出前にコピーを取って大切に保管しておくと良いです。

□センター試験 出願はいつから?

2020年度(令和2年度)センター試験スケジュールは

  ■検定料払込期間:201992日(月)~20191010日(木)

  ■出願期間:2019930日(月)~20191010日(木) 最終日消印有効

となっています。センター試験の出願期限は10月10日最終日消印有効ですが、国公立大学や私立大学によっては「〇月〇日必着」「〇月〇日〇時ネット出願締め切り」など、締め切りの定義が異なりますので、受験要綱などで必ず確認をしましょう。

□出願はどうやってするの?

出願方法も「現役生」か「既卒生」かによって異なります。
現役生は学校単位でまとめて、既卒生は個人で直接出願することになります。その際、「出願資格の証明」についても、現役生は高校で一括して用意をするので特に準備の必要はありませんが、既卒生の場合は、卒業した高校から「卒業証明書」をもらう必要があります。高等学校卒業程度認定試験を受験した場合なども証明書類が必要となるので、余裕をもって用意・出願をするスケジュールを組むようにしましょう。
郵便事故など、やむを得ない事由で出願期間内に出願できなかった場合は、速やかに大学入試センターに相談をしましょう。その際、郵便局の窓口で受け取った「簡易書留郵便物受領証」が必要になるので、大切に保管するようにしてください。

<現役生>

【出願書類】

  □志願票  □E検定料受付証明書

【出願方法】

  高校経由で出願


<既卒生>

【出願書類】

  □志願票  □検定料受付証明書  □出願資格を証明する書類


【出願方法】

  「受験案内」に添付された黄色い封筒を使い、出願書類を必ず「簡易書留郵便」で郵送

□出願時の注意

志願票には「第Ⅰ面」と「第Ⅱ面」があります。どちらも注意して記入しなければ、センター試験を受験できなくなるのはもちろんのこと、国公立大学や私立大学のセンター利用方式を利用できなくなることもあるので特に注意が必要です。特に注意すべきポイントをピックアップしました。

<受験教科>

志願票で選択をしなかった教科は、受験することはできません。特に国公立大学志望の人は、出願校が変更になる可能性を加味して、第2志望、第3志望の大学の受験科目まで調べてから科目選択をするようにしましょう。
特に、「理科」の受験パターンには注意しましょう。以下A~Dの4つのパターンがあり、大学・学部・学科によって採用しているパターンが異なります。必ず志望校の募集要項を見て確認して間違いのないようにしましょう。

  パターンA: 「理科①」から2科目選択

  パターンB: 「理科②」から2科目選択

  パターンC: 「理科①」から2科目及び「理科②」から1科目選択

           (同一科目を含む科目の組み合わせも可能)

  パターンD: 「理科②」から2科目


また、理科だけでなく「地歴・公民」も複数科目を受験できます。理科も地歴・公民も2科目を受験する場合、前半60分で解答した科目を「第1解答科目」と呼び、後半60分で解答した科目を「第2解答科目」と呼びます。大学によって第1解答科目を合否の判定として採用する場合もあれば、得点が高かった科目を判定に採用する場合もあるので、募集要項を見るときには、採用される科目の判定ルールも必ず確認するようにしましょう。

 

<成績通知>

「希望する」に◯をつけた場合、受験した科目の得点を試験後2020年4月16日(木)以降に郵送してもらえるシステムです。当然、受験直後の自己採点はこの場合でも必須となります。

<別冊子試験問題の配布希望>

数学で「簿記・会計」「情報関係基礎」や外国語で英語以外を受験する場合は、通常の問題冊子とは別の冊子を受け取る必要があるので該当する場合は○をつけましょう。

□もしもの時のQ&A

その他、よく相談を受ける内容をQ&A形式でまとめました。

センター試験の検定料は3教科以上受験する場合、何教科受験しても同じですか?

A. 同じです。センター試験の検定料は2教科以下(12,000円)と3教科以上(18,000円)の2種類のみです。2教科以下で出願した場合、3教科以上のパターンに変更することはできません。志望校変更等の可能性を加味して、なるべく3教科以上で申し込みましょう。

②センター試験では高校で履修しない科目も受験できますか?

A. 可能です。例えば、高校では「日本史B」を履修していたとしても、センター試験本番で「日本史A」や「世界史B」を受験することは可能です。ただし、志望する大学が受験する科目での判定を認めているかどうか事前に調べておきましょう。一部の大学では、「地理歴史のA科目を受験できるのは、高校で履修した者に限る」、「専門学科のものに限る」といった条件が存在する場合があるので、これも募集要項で確認する必要があります。

③試験会場は選択できますか?

A. できません。試験会場は、現役生の場合は在籍高校からできるだけ近い試験場(場合によっては通学高校になることもあります)が、既卒生の場合は志願票に記載された住所からなるべく近くの試験会場が指定されています。ただし、会場の収容人数や受験パターンなどで、全受験生が最寄りの試験会場で受験できるとは限りません。

④自分の場合「国語」の試験では「近代以降の文章」が指定されています。この場合、古典は解答しなくてもよいですか?また、古典を解答した場合、採点はされますか?

A.古典を解答しなくても問題ありません。また、古典を解答した場合でも採点はされますが、出願大学の合否には影響されません。

⑤国公立大や私立大のセンター試験利用方式で、大学が指定する以上の教科や科目を受験した場合は高得点の教科や科目の成績が自動で採用されますか?

  1. 理科②、地理歴史・公民では「第1解答科目」の成績を利用する大学が多いですが、これは大学・学部・学科により異なるので、出願大学の募集要項で必ず確認しましよう。

□まとめ

   ①センター試験の出願は余裕をもって行おう

   ②ミスがないように、書いたら学校の先生などにチェックをしてもらおう

   ③出願大学の募集要項で細かい条件などを確認しよう

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