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高大接続改革 変化のポイントと内容まとめ

最終更新日:2022-11-01

「大学入試が変わる」ということを聞いたことがある人は多いと思います。では、どうして大学入試が変わるのか、その背景はご存知でしょうか。今回は、その背景にある「高大接続改革」についてご説明します。

■高大接続改革とは

日本を取り巻く環境が大きく変化してきています。生産年齢人口の急減や労働生産性の低迷。グローバル化・多極化が進むとともに、インターネットの加速度的な発達と浸透が続いています。人工知能(AI)技術についても、猛スピードで実用化されてきています。
 そんな中、従来のような「過去の知識を頭に入れる」という教育のスタイルを続けていくだけでは、変わりゆく時代・環境に通用するような力を持つ人材を育てることができないのは明らかです。新しい時代を見据えた教育改革が急がれることになったのは、当然のことでしょう。

▼「これまでの教育」と「これからの教育」に求められる内容の違い

これまでの教育

・与えられた課題に対して、「取得した知識や技能を手掛かりにしながら、成果をスピーディに解く力」が求められた

・「個人として発揮する能力」が重視された

                      ↓

これからの教育

・「自分なりに問題を発見し、問いを立て、試行錯誤しながら解答を導く力」が求められる            

・「周囲の人を巻き込んで協力していけるコミュニケーション力」が重視される

上記のような力を身につけるために、必要とされるのが「学力の3要素」(後述します)です。学習指導要領においても、学力の3要素をバランスよく身につける必要性が提示されており、そのための取り組みも小中学校を中心に進んできています。

 ただ、小中学校と比べた時に、高校での取り組みは円滑に進んでいない、といわざるを得ない状況が続いていました。高校での学習における「大学入試」の存在があまりにも大きいものだったからです。いくら高校で教育課程や学習・指導の改善を行ったとしても、大学入試が変わらない限りは、教育改革は絵に描いた餅に終わってしまいます。そこで生まれたのが「高大接続改革」という考え方です。大学入試を「学力の3要素」に対応するような内容へと抜本的に変更することで、高校教育を変える。そして、小学校から高校までの教育を通して、一貫して「学力の3要素」をバランスよく身につけて、大学での教育へと円滑に結びつけることを狙っています。

高大接続改革で変わること

  「高大接続改革」の中で、大学入試改革が行われています。2020年度からは現行の「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」へと変更されることをはじめ、各大学の個別試験での選抜方法も変更になる予定です。

 この変化の中で重要なのは「ただ単にテストや仕組みが変わるだけではない」ということです。今回の大学入試改革は、これまでのような「主に知識の再生を問う」試験から、「一人ひとりの多様な力を、多面的・総合的に評価する」試験への変更を意図しています。大学入試で問う学力そのものやその評価軸、評価の方法までも変えていこう、というまさに「戦後最大の教育改革」ともいえるものになっています。

▼「大学入試センター試験」と「大学入学共通テスト」の違い

  センター試験 大学入学共通テスト
出題形式 マークシート式のみ

マークシート式+記述問題

→国語と数学にて一部記述問題の出題を予定(2024年度以降は、他教科でも出題を予定)

→マークシート式の問題についても、より思考力・判断力・表現力等を問う形にできるように見直しを図る
得点の提供 教科・科目ごとの得点のみ 設問・領域・分野ごとの成績、全受検者の中での当該受検者の成績を表す段階別表示
実施期間 1月中旬に2日間にわたって実施

1月中旬に2日間にわたって実施

(当初は1年間に複数回実施することも検討されていたが、いったん見送り。2024年度以降で複数回実施の可能性を検討することに)
英語 試験当日に筆記とリスニング

英語は民間の資格・検定試験も利用

4技能(読む・書く・聞く・話す)を評価するために、民間の資格・検定試験を併用することに

⇒「覚えていればOK」ではなく、覚えたものを「どのように活用するのか」を問う内容がより多くなる予定です。

■今後求められる力

 文部科学省は、これからの時代を生きる上で重視すべき力を、「学力の3要素」として以下の通り定義しています。この「学力の3要素」を身につけていくために、高校での学習~大学入試~大学教育 が変わっていくのです。

<学力の3要素>

  1. 十分な知識・技能
  2. それらを基盤にして、答えが一つに定まらない問題に自ら解を見出していく思考力・判断力・表現力等の能力
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

 では、大学入試を控える中高生の皆さんは、今後どのような学習をしていけばよいのでしょうか。

①:まずは「十分な知識・技能」を身につけること

 既にお伝えしてきた通り、今後は「どれだけたくさんの知識を覚えているか」ではなく、「その知識を活用して、どう考え、どう問題解決をしていくか」ということが重要視されていくことになります。この流れを受け、大学入試においても思考力・判断力・表現力等が身についているかどうかを問うような出題が増えることが想定されています。でもこれは、「知識の取得を軽視していい」ということにはなりません。

 何かを考え、判断して表現していくためには、その基盤として十分な「知識や技能」が必要になります(それがなければ、ただの「独りよがり」になってしまいます)。今後の大学入試においても「知識・技能」は引き続き重要視されていきます。ただ、これまでのように「知識の取得が最終目的」ではなく、「知識の取得は、思考力・判断力・表現力等を身につけるための、前提としての手段」になるのです。

 忙しい学校生活の中で、身につけなくてはいけない力はこれまでよりも増えることになります。だからこそ、その基盤となる「知識・技能」については、これまで以上に着実に、そしてスピーディに取得していく必要があります。

②:「思考力」・「判断力」・「表現力」は受け身の学習では身につかないことを認識すること

 大学入試対策というと、「塾などの大教室で先生の講義を聞けば、合格する」「映像授業をひたすら見て問題を解けば合格する」「ひたすら暗記すれば合格する」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはそのイメージを捨てましょう。これらは知識の取得には役立つ方法ですが、今後重視されていく思考力・判断力・表現力等の育成を考えると、十分とは言えません。

 大きく変わりゆく時代の中では、過去に誕生した知識や技術を学ぶことだけでなく、日々発生する新しい問題・課題やニーズに対応していくためにどうしたらいいか、自分の頭で考えて、情報を集めたり人と協働したりしながら行動していく力が必要になります(状況を見ながら柔軟に対応を変えていく、ということも重要ですね)。誰も「正解」を持っていないからこそ、「自分の頭で考える」ことが重要になるのです。

 今後の大学入試で重視される「思考力」・「判断力」・「表現力」も、「自分の頭で考える」ことを通して初めて身につく力になります。一朝一夕で身につく力ではないからこそ、受け身の学習ではなく、「自分の頭で考える」という訓練を日々積んでいく必要があるのです。

③:「主体性」「多様性」「協働性」を育てるためには「アクティブラーニング」が必要

 新学習指導要領の中で、学力としてみなされることになった「主体性」「多様性」「協働性」を育むためには、「アクティブラーニング」という学び方が欠かせません。アクティブラーニングとは、課題の発見と解決のために主体的・協働的に学ぶための「体験型・参加型の授業」のこと(「主体的・対話式で深い学び」と表現されることもあります)。これまでのような、知識・技能をインプットするための一方的な講義形式の授業とは、一線を画す効果の高い学習方法です(ちなみに、学校現場等でもこのアクティブラーニングの導入は進んでいますが、試行錯誤しているところも多いようです。本当に学力を伸ばすことのできるアクティブラーニングを導入しているところはまだ少ない、というのが実情です)。

また、新大学入試においては、主に「大学入学共通テスト」において知識・技能や思考力・判断力・表現力を評価し「大学の個別試験」では主に「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」(主体性・多様性・協働性)が評価されることになります。このため、各大学の個別試験では、これまでのようなペーパーテスト形式だけでなく、それに加えて、複数の書類や試験方法などを通して総合的に評価されていくことになります。ペーパーテストが撤廃されるという可能性は極めて低いですが、大学ごとに入試におけるペーパーテストの占める比率や、入試形式・内容は大きく変わっていくものと思われます。大学入試においては、「やみくもに勉強する」というだけでなく、大学ごとの入試情報を入手し、それに沿った適切な対策を行っていく必要があるのです。

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