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通じない?カタカナ語の壁(5)スポーツ編②
Update: 2018.03.28
前回に続き、スポーツ界で横行している和製英語について、今日も見ていきましょう。
(1)スポーツマン(sportsman)
日常的に私たちは、身体能力が高く、スポーツ全般が得意な人のこと「彼はスポーツマンだ」と言います。しかし、欧米でsportsmanが表す意味は「スポーツマンシップがある人」です。「彼はスポーツが得意だ」と言いたい時は【He is good at sports.】【He is an athlete.】と言います。ちなみに、athleteは多くの場合、プロ級の選手を指す時に使われます。
(2)ロスタイム(loss time)
サッカーの試合をテレビで観戦していると耳にする「ロスタイム」。正しくは【additional time】です。つい口にしてしまいそうですが、気をつけたいところですね。
(3)ハイタッチ(high touch)
選手が喜びを分かち合う時に頻繁に行われるのが「ハイタッチ」です。確かに高い場所で手と手を合わせますが、正しくは【High five!】や【Give me five!】と表現します。
(4)デットヒート(dead heat)
白熱した試合に競り勝つと「デットヒートの末、勝利した」といった表現が使われます。【heated race】【heated game】というのが正しい英語です。
(5)ゼッケン(zekken)
「ゼッケン」は、その発音から英語ではないことが推察されますが、その通りです。Deckenというドイツ語です。英語では単純に【number】と言います。
(6)コンビ(combination)
日本では「2人組」を呼ぶ際に「コンビ」と言いますが、正しくは【pair】です。
まだまだ続く和製英語の世界。
次回は4月、プロ野球の開幕に合わせて、野球に関連する表現を中心にお届けします。
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