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2020年の新大学入試って何?どんなテスト?
「大学受験ディアロ」は、親会社である「Z会」と「栄光」により立ち上げられましたが、その立ち上げのきっかけとなったのが、「大学入試改革」でした。
2021年1月からの大学入試が大きく変わる、とマスコミ等で報じられましたが、その後、明らかになった点、まだ明らかになっていない点(検討中)等が混在しています。
現時点での状況を整理しておきます。
・新大学入試とは
話題となっている「新大学入試」
これは導入時期と試験内容が大きなポイントとなります。まず導入時期は2021年1月の試験で、現在の中学3年生(新高校1年生)がこの試験の1期生となります。この年以降少しずつ内容が変わっていき、2025年1月の試験まで、改革は続きます。そして試験名称は、現在行われている大学入試センター試験から大学入学共通テストというものに代わります。評価ポイントが最大の変更点で、個人の多様な力を多面的・総合的に評価する試験となります。
・なぜ新大学入試が実施されるのか
大学入試を変えることになった背景には、社会で求められる能力の変化があります。社会変化が大きく、そのスピードもはやい現代において、子供たちは学力の3要素をバランス良く持つことが必要です。学力の3要素とは、知識・技能に加えて思考力・判断力・表現力や主体性を持って多様な人と協働する力です。小中学校ではこれらの能力をつけるための改革がされているものの、大学入試によって学習内容が大きく影響を受ける高校では改革が十分に進んでいませんでした。高校の学習内容を変えようとするには、どうしても大学入試そのものも変えていかないと、つまり、高校と大学一体となって(高大接続)課題に取り組むことになりました。新大学入試はこの改革を進めるために始まるものです。
・新大学入試ってどのようなテスト?
2020年度の新大学入試では英語、国語、数学の主要教科の試験形式が変わります。英語は民間の資格・検定試験を決められた期間内に受験し、合格基準に到達する必要があります。また、国語や数学はマークシート式とは別に記述式の問題が3問程度出題されます。学力の3要素の1つである思考力・判断力・表現力を問うためのものですが、マークシート式にもこの傾向は反映されるようです。なお、理科や社会の傾向は2024年度の試験から変わる予定です。
大学受験ディアロは、学力の三要素と呼ばれる3つの要素のうち、特に、「思考力・判断力・表現力」部分を伸ばすことに重点を置き開発した授業スタイルが「対話式トレーニング」と呼ばれるものです。
2018年度からは、「十分な知識・技能」を、効率的に習得できるように「数英基礎力養成コース」もリリースします。
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