- Z会グループの学習塾ディアロ
- 合格体験記
- 【信州大学 合格体験記】部活と両立できたのは、やる気にさせてくれるアットホームさです。
入塾のきっかけ
私は合唱部に所属していました。集団塾だと部活動を思うようにできない、一般的な個別指導塾も何かが違う…と思って色々調べていたんです。知り合いが多く通う塾は気が進まないし、映像塾も受け身になってしまって、成果につながらないんじゃないか…とか悩んでいました。
そんな時に、ディアロという塾の「対話式トレーニング」という指導形式を知り、ちょうど船橋に開校すると知って、まずは話を聞いてみることにしました。私自身、小学生~中学生にかけて、Z会の通信教育を受けていたので「Z会グループの塾」ということで親しみも感じました。
実際に問題に対する答えの過程も含めて、自分がどこまで理解しているか、逆に何がまだ理解できていないのかを、トレーナーとの対話の中で見つけられ、自分のレベルに合わせてトレーニングできるということに魅力を感じました。そのやり方であれば、一般的な塾よりも効率的に学習できると思ったからです。
自分で説明するという対話式トレーニングと、AIトレーニング(atama+)で、基礎を網羅的に固められること。そして、第一印象で感じたアットホームな雰囲気も気に入ったので、ディアロを選びました。
続けて正解だった「AIトレーニング」
AIトレーニング(atama+)を初めて体験したときの感想は「きつい!」。理解していないところは、同じ問題を何度も何度も解かされる。「ケアレスミスじゃん!許してよ!」と思いました…。
理解が早い単元はどんどん進むことができ、自信にも繋がります。一方、理解が遅い単元は何度も何度も同じことの繰り返し。でも、何度も同じ問題を解くと、公式も解法も一瞬で思い出せるようになるんです。うんざりするほど嫌になりましたが、終わってみれば何度もやった所は一番記憶に残っていて、自分の力になっています。あの時折れなくてよかったと、今、心底思います。
人に説明する・教えるということが大切
私は中学生の頃、同級生に勉強を教えるという経験がよくありました。ただ一人で教科書や問題集に向かって、問題を解く、暗記する、知識を身につけるということ以上に、それは効果があるなと感じていました。
私は、同級生の考えていることやわかっていないことをイメージしながら、「どうやって伝えたらわかりやすいだろう…」と考え、情報を整理しながら説明するように心がけました。すると、一人で勉強している時と比べて、頭を使う度合いが全く違うんです。理解が深まって、いつも以上に身についている感じがしていました。そういう経験があったので、対話式トレーニングには魅力を感じたんだと思います。
AIトレーニング(atama+)のメリット
atama+の画面上で、理解できている範囲・理解できていない範囲を色分けされて一覧で表示されるので、自分の理解度や進捗状況が一目でわかります。そして、AIが分析して作ったatama+のカリキュラムを進めていくと、少しずつ、でも確実に網羅的に全ての範囲の基礎を固められていくのが目に見えてわかるんです。色が塗りつぶされていくのを見ると、やっぱりやる気の持続につながりました。
基礎がぐらついていたところを、ちょっとずつだけれど、確実なものにしていけました。特に数学ⅡBは進みがよくなかったですが、何度も繰り返し、時間をかけたことで理解できるようになりました。ちゃんとやってよかったと今では思えます。
また、atama+は「映像」と「演習」を組み合わせているから、わからない問題や間違えた問題があれば、それを補ってくれる部分のわかりやすい解説映像が出てきます。少なくとも、毎回のトレーニングの最後には「そういうことだったんだ」と、すっきり理解した状態で終えられるのは良かったです。
また、忘れそうなタイミングで、AIが前に解けるようになった範囲もまた出題してくれます。そうやって忘れさせないように、何度も復習できるのが良かったです。そして、定着していないとおころをズバッと見抜かれるんです…。部活前の隙間時間なども使いながら、スマホでatama+の宿題アプリを解き進めるようにしていました。
毎回の学習進捗管理で変わったこと
ディアロでは毎回のトレーニングで学習の進捗管理の時間があります。「学習計画表」を使って、目標を書いたり、毎日のルーティン課題を細かく書いたりするので、「ちゃんとやらなきゃいけない!」という気持ちにさせてくれました。勉強のやり方そのもののアドバイスももらえたので、迷わずすっきりとした状態で勉強することに集中できたと思います。 そして、その時間のおかげで、高校生になってから模試・定期テストの成績管理をちゃんとできるようになったなと思います。次の試験に向けての課題点と、それを解消するために何をするのかという目標を言語化して、それを着実に進めていく。自分の中で、確実にそういう意識に変わったと思います。
部活と両立できたのは、やる気にさせてくれるアットホームさ
ディアロに通うようになって、勉強と部活を結構両立できるようになったかなと思います。そもそもしっかり勉強していないとトレーニングにならないので、サボることなくできたと思います。
でも、何よりディアロのアットホームさが、やる気にさせてくれたからかな…。知っているトレーナーも多くいて、空いている時間はざっくばらんに話せる、他愛もない話ができるというのが、勉強しやすさに繋がっていると思います。
受験が近づくと、勉強そのものがきつくなるし…周りもピリピリした雰囲気になりがちだと思います。こういった緊張感はもちろん大切なのかもしれません。「やらなきゃ」という気持ちにはなるけれど、モチベーションの熱が高まるわけではないですよね。
ディアロは、人と話をする時間がたくさんあります。いい意味で「穏やかな雰囲気」の中で、自分のペースで勉強できたことが良かったです。勉強の導入として会話をして穏やかな気持ちになれば、トレーニング中は気持ちを高めつつ勉強に集中できます。トレーニングが終わって、また少しおしゃべりをしてディアロを出れば、家でも前向きな気持ちで勉強の続きに取り組めるんです。
また、トレーナーとは自然とたくさん話すことになります。学校の先生に質問するのが苦手と思っていた私でも、積極的に質問できる雰囲気だったので、本当に助かりました。
対話式トレーニングのよさ
ディアロは、一般的な個別指導よりも、より「自分のわかっていないところ」が明確になりやすいと思います。受け身で勉強をすると、つまずくポイントに気づかないまま進んでしまうと思います。でも、対話式トレーニングでは、つまずくとホワイトボードに書く手が固まり、プレゼンする言葉がつまります。「ああ…ここがわかっていないところだったんだ…」そこに気づけます。
そういう時には、トレーナーがすぐに答えを教えてくれるわけではなく、黙ったまま。それでも進まなければ、ヒントをくれて、気づかせてくれるのが良かったです。
根拠が勉強を楽しくする
もともと、私は「なんで?」「どうして?」と物事の根拠を気にするタイプでした。でも、高校に入ったら授業の理解さえついていけていない状況。なので、当然物事の「根拠」も理解できていませんでした。
でも、対話式トレーニングを経験することで、それこそが重要だと気づきました。根拠をつかんでいないと正しく理解もできませんし、説明もできません。そして、根拠や物事の背景がわかると、楽しくて覚えやすくなります。
高校に入って内容がどんどん難しくなって…私はそんな好奇心を忘れていました。だから、やる気も成績も停滞してしまったんだということに気づきました。ディアロのトレーニングを通じて、根拠をより大事にしながらプレゼンすることで、感じたことです。
論述問題にも生かせるトレーニング
国公立大学の二次試験は論述問題が出題されますが、それにも割とすぐに対応することができたと思います。ディアロで取り組んでいたZ会のテキストに載っている問題もそういう形式が多かったですし、対話式トレーニングもそれが題材。しかも、毎回のプレゼンの中で要点を絞って、端的に伝える訓練をしていたおかげだと思います。最初の頃は、要約したり言葉にまとめたりするのに時間がかかってしまっていましたが、少しずつ慣れていきました。トレーナーから「時間内にいい感じにまとめられたね」と言われるのが、モチベーションにつながりました。
ディアロの中で一番効果を感じた「直前対策講座」
中でも特に入試の役に立ったのは「直前対策講座」です。過去問を使いながら、トレーナーと一緒に、志望校で出題される傾向と対策をつかんで、入試本番の戦略を立てることができました。やはり大切になるのは、志望校の出題傾向にあった「型」だと思います。それをもつだけで、問題に対する見方や解き方が変わりますし、解答時間も短くなります。そういった部分は、“赤本”だけでは身につかない力だと感じました。
ディアロに通って感じた自己成長
ディアロのトレーニングを通じて、前よりも積極的に自分の考えを発信できるようになったと感じます。それは、ディアロという場所だけではなく、部活(合唱部)でもパートリーダーとして活かすことができました。自分の考えや気づきをまとめ、人にちゃんと伝えられるようになったかなと。そして、そのことに対する躊躇がなくなったかなと思います。