- Z会グループの学習塾ディアロ
- 合格体験記
- 【お茶の水女子大学 合格体験記】「まいっか」という中途半端な理解では前に進めないのが、ディアロのトレーニングです。
入塾のきっかけ
高2の頃、友だちと塾について話していて「受験に向けて、そろそろ塾に入らなきゃいけない時期だよね」という話になりました。集団塾はあまり得意ではなかったので、個別指導塾を探していました。もともと「栄光ゼミナール」に通っていたこともあり、同じZ会グループのディアロを母親にすすめられたのがきっかけです。
個別指導で、ちゃんと力をつけていかないと国立大学は狙えないな…と思っていました。志望校の過去問を開いてみると、このまま上っ面だけの勉強をやっていたら合格できないという危機感を抱いていました。
これまで、勉強に関しては周りの人たちに褒めてもらえることも多かったんです。周りからもらう評価と、実際の自分の技量や点数とは、差があるんじゃないかと思っていて…。模試ではなかなか点数がとれない。だから、もっと頑張らなきゃと思っていました。
初めてディアロのことを知ったとき、期待込みで「すごくいい!」と思いました。自分が説明するということは、自分が理解できていないとできないこと。説明しているときに「わからない」と気づくことができる。ちゃんとやらないと説明できないだろうし…。しかも、この学習形態なら手が抜けなさそうだし、ごまかせない。
ディアロに通うには、移動時間が長くなってしまうけれど、時間がかかっても問題はなくて。ここが自分に合っていると思ったんです。
対話式トレーニングはとにかく楽しくて身につく
初めてトレーニングをやってみて、40分がすごく早く感じました。テンポがとても良かったです。
授業を“ただ聞いているだけ”ではなくて、予習をしたうえで、プレゼンして、トレーナーと「ここはどう?」「ここはどう?」と話をしていきます。トレーニング時間のほとんどが自分の頭で考える時間で、聞いている時間がちょっとあってという感じでした。トレーナーとの1:1のやり取りも一方的ではなくて、言葉のキャッチボールをしながら、知識をさらに蓄積していけるという感じでした。豆知識とか、出来事の背景を教えてくれたりもするんです。「こういうことだったんですね!」と新しい気づきを得て、考えをさらに発展することができました。
最初は緊張しましたが、「これちゃんと勉強して理解してきたんだよ」ということを、ホワイトボードに書いて、プレゼンしていくことに楽しさを感じました。
また、プレゼンの様子は毎回動画で撮られるので、ちゃんと勉強をやらなきゃ!という戒めになりました。
どうしてもわからないときは、とても焦ります。そういう時は、トレーナーがヒントを教えてくれながら、またさらに違う角度で考えて、じりじりと答えに近づいていく感じです。焦りながらも、トレーナーの問いかけに対してその場で必死に考えて、答え合わせをしながら進んでいくことがとても楽しったんです。
数学で、トレーナーに「これってどういうことかわかる?」と聞かれても、まったく歯が立たない問いがあって。でも、ヒントをもらいながらでしたが、少しずつ紐解いてわかるようになって…という手応えが、本当に楽しくて…。精一杯自分の頭で考えているから、ちゃんと身についている!というのが嬉しかったです。
勉強に対する「まいっか」という気持ちが、前向きに変わった
私は、少し人見知りなところがあって…先生に質問しに行くのも「まいっか」とあきらめてしまうことも多かったんです。だから、それが理由で、今まで力がついていないというのもあったと思います。
でも、ディアロは「まいっか」では、絶対に前に進めない。「なんで?」と聞かれるし、自分で理解して、わからなくても考えて答えないといけないからです。他ではできない勉強方法だと思います。
中学生のころに、別の個別指導塾に通って勉強していました。ディアロと比べると、教えてもらう時間が長かったと思います。「わからない」と言えば教えてもらえる環境でした。ディアロは、正反対。わからないところがあったら、進まずに必ずそこで一旦止まる。わからなくても、せめてちゃんと考えようという時間があります。考えて、考えて、どうしてもわからなければ、ヒントをもらうという感じです。そういうトレーニングの進め方をしてくれるのが、ディアロの良さだと思います。普通の塾や学校の授業ではそのまま素通りされるところでも、まったく素通りできません。問題をかみ砕いて、頭の中で少しでも論理立てて考えていけば、必ず別の問題でも生かせるはずです。私は、最初から何も考えずに「わからない」と言うのは、意味がないことだと思います。
トレーニングで、やっとの思いで「わかりました」といえば、トレーナーに「じゃあ説明してみて」と言われて説明するから、自分の理解も確認できます。見栄を張らずに、ちゃんと「わかる・わからない」を伝えられるし、自分でもそのことを認識できます。だから、「まいっか」と途中で投げ出すことがなくなっていきました。
模試で初めて見る問題でも、「ここまではわかる」と自分の中で線引きできるようになったので、じゃあせめてこの部分までは解こう!と前向きに考えられるようになりました。どうしてもわからなければ、もっと細かくかみ砕いて考えてみて、考えて「そういうことか!」と気づけます。
「まいっか」の姿勢から、前向きな姿勢に変わったのは、ディアロのトレーニングを経験したからだと思っています。
ディアロで「考えることを放棄しない力」が身についた
対話式トレーニングでとにかく考え、話すという経験を通じて、自然と酷い人見知りが改善できて、初対面の人とも話せるようになったことです。そして、どんな問いにもその場で考え切るという「考えることを放棄しない力」を身につけることができました。
それは、実際の入試本番、教授との面接の場で助けられました。以前の私だったらものすごく緊張して、うまく言葉にできなかったと思います…。
でも、ディアロのトレーニングの、自分の思いを言葉にしなきゃいけない、自分の考えを話さないと前に進めないという環境のおかげで、「人と話すこと」に怖さを感じないようになりました。だから、本番の面接の場では、予想外の質問もあって焦ったけれど、とりあえず考えよう、答えを導き出そうという前向きな気持ちでした。
「考えることを放棄しない力」は、自分が持っている知識を使って自分なりに考え抜く力だと思います。それは、自分で考えてみて、そして散らばっている思考をまとめて、それを相手に伝わるように言葉にしていく力です。
ディアロでのトレーニングを通じて気づいたことは、「わからなかったら、解答を見ればいい」という考えは意味がないということです。そのとき、その場で考えて、答えることに意味があります。正解だったとしても、後から答えを伝えても、少なくとも試験では通用しないんです。だから「考えることを放棄しない力」が大切だと思います。
2daysキャンプ
2daysキャンプは、正直めちゃくちゃよかったです! 特に数学のトレーニングが有意義でした。
いつものトレーニングとは違い、グループ形式のトレーニングで、メンバーは私のほかに理系志望のメンバーが2人でした。数学が得意なその2人から、私が触れてこなかった考え方や解法を教えてもらうことができて、本当にためになりました。
ちょうど苦手な分野の問題がトレーニングの課題になっていたんですが、苦手だからこそ解答を読んでも正直わからないところがあったんです。そういう問題を、同級生が同じ目線で「ここがこうだからこうなるんだよ」と説明してくれると、思考が追いやすいし、わかりやすい。「そういうことだったんだ!」と理解できたおかげで、その後の数学で点数がのびたところがありました。トレーナーはそれを見守ってくれている感じでした。
一方、私は理系2人に対して、得意な文系科目で頑張って説明をする。そのおかげで知識をさらに固められたところがありました。「わかりやすく説明してくれたおかげで、理解できた」という言葉をもらえたし、本当に楽しい時間でした。受験勉強のためのイベントですが、みんなで和気あいあいと楽しみながら進められて良かったです。
同じ世代のメンバーと一緒にやるということが、2daysキャンプの良さだと思います。グループ形式だと、いつものトレーニングよりも、聞いてインプットする時間が長くなります。でも、それはいつもの「映像授業でのインプット」とも違うんですよね。映像授業は当然、私が知りたいところに必ず触れて解説してくれるわけではありません。その一方で、目の前でホワイトボードを使って、同級生が説明するとそもそも理解しやすかったり、一緒に聞いているほかの人と同じところに「ここってどういうこと?」と疑問を感じたりします。そんな疑問を解消できるまで質問しあったり、教え合ったりするというのが楽しかったですし、とても有意義でした。