- Z会グループの学習塾ディアロ
- 合格体験記
- 【専修大学 合格体験記】「負けず嫌いな性格」はディアロと相性抜群でした
入塾のきっかけ
ディアロを知ったのは、友人からの誘いがきっかけでした。あまり勉強していなかったこともあり、塾の授業についていけるのかが不安材料。そのため、塾に通うなら「個別塾にしよう」と考えていたなかで、ディアロと出会いました。
入塾前の体験で感じたのは「こんな塾、こんな勉強法は見たことがないな」ということ。映像授業を受けた後に、トレーナーに説明するという形式はとても新鮮でした。でも、初めてのトレーニングはうまくいきませんでした。映像を見て、問題を解き、理解・準備しても、いざ説明するとなると、頭のなかで理解したものを、正しい順番にホワイトボードに書きだしながら、説明しなければなりません。「問題を解いてみて、説明を受ける」という一般的な授業の流れとは、まったく異なる大変さがありました。だからこそ、ここから受験にむけて頑張ろう!という決意にもつながりました。
「説明すること」の難しさが成長のばねに
対話式トレーニングのとき、ホワイトボードの前に立つと頭のなかに知識があっても、「どうやって」説明したらいいのかわからず、なかなかうまく言葉にできませんでした。トレーナーからもらった「相手が理解できるようにわかりやすく伝えることを心がけてみて」とアドバイスをもらいました。このとき、相手の理解によって初めて「伝わる」ことになると理解し、同時に難しさも痛感したんです。
そんな中、たくさん問題を解きながら少しずつ慣れていくことで、緊張しても「こうすればいい」というコツがわかるようになり、それが自信になりました。対話式トレーニングでは、トレーナーからの問いかけに上手く答えられなかったり、うまく説明できなかったりする経験そのものが、記憶の定着にも良い意味で影響したと思います。もともと私はかなりの負けず嫌い。問題が解けなかった悔しさ、トレーニング中の緊張感が記憶に刻まれて、その内容まで定着したという感じです。対話式トレーニングが、勉強に対するモチベーションの維持にもつながったように思います。
勉強は基本的にひとりでやるものですが、ディアロのトレーニングはトレーナーと一緒。答えは教えてもらえなくても、一緒に解くことに意義があったように思います。質問した際に、一緒に考えるスタンスで問題を解くプロセスやヒントをもらえるのも、良かったです。
「点」ではなく「線」で理解することの大切さを理解
毎回の対話式トレーニングの中では、形式的に説明しているわけではなく、相手にきちんと理解してもらえるようにホワイトボードにまとめたり、説明したりしなければいけません。たとえその問題を解くのは簡単でも、それをわかりやすく伝えるのは難しいことです。
たとえば証明問題で、「ここまでわかったら、次はこの段階に行きますよ」となる場合、なぜ次の段階に行くのかその過程が重要です。過程を、根拠をもってうまくかみ砕いて説明するのが難しかったです。「過程」の重要性はトレーナーからの指摘で気づきました。「なぜこの段階でそうなったの?」と聞かれ、わかるように説明しなければ、と。対話式トレーニングを通して、単に公式そのものを覚えることでは足りないということを実感しました。公式に込められた意味、そしてそれまでに習った単元を根拠になることもあるので、知識を活用しながら理解する大切さを感じました。
私の場合、これまで定期テストなどは特に「暗記」だけで乗り越えてきたことが何度もありました。そのため、「点」でしか理解していなかったことが多かったのだと思います。ディアロの対話式を通して、「点」ではなく「線」で理解することの大切さが身にしみました。
ディアロで受けた人生初の映像授業
ちゃんと塾に通うのは、ディアロが人生初、映像授業を受けるのも初めての経験でした。Z会の映像の第一印象は「難しい」の一言。たとえば学校の教科書の例題だと、その1分野の中から出題されることがほとんどです。けれどZ会の問題だといくつかの分野が含まれた総合的な問題が出ます。総合的な分野が含まれると、問題の難易度もおのずと高くなります。総合的な問題は、いくつかの単元にまたがる知識がないと解けないですし、説明もできません。問題を解くための知識を増やして説明する、その繰り返しによって自分の知識が増えて、知識同士がリンクして、少しずつうまく説明できるようになっていきました。
映像授業は、わからない部分を何度も見直すことで、より効果を実感できます。それをやり続けることによって知識がどんどん増えていき、自分で考えるように変化していきます。私の場合、入塾して数カ月でその感覚を掴めるようになりました。
個別指導ならではのプレッシャーが自分のやる気に
ディアロは個別対応の塾です。個別指導ならではのプレッシャーがあり、「ちゃんとしなきゃ」という良い意味での緊張感も常にありました。
人間は誰しもすべて完璧にできるとは限りません。できないならできないなりに、必死にもがいてやることが重要だと思っています。トレーニング中、わからなかったとしても、「わかりません」と単純に言ってしまうのは簡単です。けれど、そのときに「ちゃんと考えていないよ」と思われてしまうのは、絶対に嫌でした。負けず嫌いな性格が後押しとなって、「結果はどうあれ、最後までがんばろう」とひたすら勉強に向き合ったことは、今ではいい思い出です。
三者面談で進路選定に役立つ知識をもらえた
ディアロでは、三者面談を通して、入試だけでなく大学に関する知識をもらえたことも本当に助かりました。もともと漠然と「情報系がいいかな…」と思っていましたが、実際に面談を重ねるなかで「自分がやってみたいのはそこにはない」ということがわかりました。また、ひとつの分野・学部にこだわりすぎる必要はなく、さまざまな授業を受けられる場所なんだということを知り、大学に対する印象も大きく変わったように思います。
実は、受験前の12月まで大学で学びたいことが自分のなかで具体的になっていなかったのです。面談を通して、私は大学で自分の身になることを学びたいと感じ、そして社会系の学科ならいろんなことを学べると知りました。三者面談で自分に合いそうな大学・学部をいろいろ説明してもらえたことが、自身の進学先選定に大きく影響しています。これほどきちんとした三者面談をやってくれる塾は、ないのではないでしょうか。
ディアロに感謝しています
私は、ほぼ「ディアロのみ」で受験対策をやってきました。他の参考書なども見ず、ディアロでの対策テキスト・トレーニング・過去問などを中心にやってきたのです。問題集は受験前の12月くらいに知人にいわれて少しかじった程度。ほぼゼロの状態からディアロで努力し、合格したようなものです。
私の場合、受験に関する知識があまりなく、ほぼ知らない状態でした。ディアロに来て自分の学びたい内容を認識でき、目標に向かってがんばることができました。
ディアロという場所で「大学に入る意義」を見つけることができたことにも感謝しています。受験に対するやる気も全く違うものになるので、これから受験に向かうみなさんには「自分自身が大学に行く意義」について、ぜひ考えを深めてみてほしいと思います。