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- 【東北大学 合格体験記】「他人に教える」ことは、最も学習効果が高い方法です。
ディアロに入ってよかったと思うこと
ディアロに入って一番良かったと思うことは、「自分一人ではなかなかできないことをやり続けることができる」ということです。中学校の頃、学校で「学習ピラミッド」という考え方を教わり、「他人に教える」ということが最も学習効果が高いということを知りました。とはいえ、誰かに説明する、ということ自体、普段はなかなか行う機会がないんですよね。でもディアロでは、プレゼンや対話式トレーニングを通して、毎週「他人に教える」ということを意識的に行い続けていくことができます。それがとても良かったなと感じています。
ディアロの対話式トレーニングでは、「予習してきた内容を、自分の言葉でトレーナーに説明する」必要があります。しっかり予習してきたつもりであっても、話している中で「理解が不十分だった」と感じることもあります。そんな時にはトレーナーが「ヒント」をくれるので、対話しながら一緒に解き進めていきます。対話をしながらだからこそ「わからない」ことが明確になるし、わからない箇所について時間をかけて考えていくからこそ「わかる」ようになっていくことができるのだと思います。
「記述・論述形式」の問題に対するディアロの効果
ディアロのトレーニングでは、毎回「ホワイトボードに説明内容を書き込んだうえで、口頭で説明をする」のですが、国立大学を目指すに当たってこのことがとても有益でした。
東北大学の2次試験は記述式で、論述形式の問題も多く課されます。採点する大学の先生に「伝わる」ようにわかりやすくまとめることができて、初めて得点につながります。「ホワイトボードにまとめる」ことは、「わかりやすい答案を作る」練習に直結していたと思います。トレーニング時はいつもきれいに、相手に伝わりやすいホワイトボードを作ることを意識していました。また、口頭で説明する際にも、相手に伝わりやすい言葉を選ぶように心がけていました。ディアロではトレーナーが目の前にいるので、すぐにフィードバックをもらえたし、「どのように説明すればわかりやすいか」という相談にも乗ってもらいやすかったので助かりました。ディアロに入ったことで、私が書く答案は確実にきれいにわかりやすいものになったと思います。
何よりも基礎が大事!
受験勉強を振り返ってみて今思うのは「基礎固め」の重要性です。基礎ができていなければ、応用問題も解くことはできません。難しい問題は本当に難しく、アプローチ方法も独特であることも多いですが、それでも一つひとつの着眼点は「基礎」であり、その組み合わせにすぎません。基礎ができていないと、何も始まらないのです。
今だから言えるのですが、私は「背伸び」をしすぎてしまっていたかもしれないと思います。学校のクラスメイトは本当に頭が良くて、レベルが高い人たちばかりでした。だからこそ「自分も頑張らなくちゃ!」と焦ってしまい、徒に難しい問題に手を出し、でも解けない、どうしよう!とより焦って…の繰り返しになってしまっていました。特に、それまで独学で学習を進めてきた理科(物理)でその傾向が顕著でした。
そこで、センター直前期にディアロで物理の映像授業を追加。直前期ではありましたが、改めて基礎知識を整理していくことにしました。センターに向けて、基本的な内容からもう一度取り組むうちに、それまでやってきた内容について腑に落ちる箇所もとても多くあり、基礎の重要性を改めて感じました。おかげで、センター本番では9割の成績を残すことができました。基礎が不完全な状態でやたらと難しい勉強をしても意味がないので、後輩の皆さんには「基礎を大事に!」ということをお伝えしたいです。
「人」の存在の大きさ
ディアロでは「人」の存在の大きさを感じました。まずは「トレーナー」。歳が近く、「先輩」のような感覚で、とても話しやすかったです。学校の職員室は敷居が高いと感じることも多くありましたが、ディアロのトレーナーはとても身近で、いつでも何でも話すことができる存在でした。また、疑問点を一緒に解決してくれたことがとてもありがたかったです!一般的に、受験が近づくにつれて人と話す機会はどんどん減っていきます。そんな中、ディアロでは「トレーナーと話す」こと自体が勉強だったので、とても良かったなと思います。学習効果が高いことはもちろん、人と会って話すこと自体が、受験期の気持ちの支えになりました。
そして「仲間」の存在です。ディアロでは、受験生向けに「2daysキャンプ」という通塾型合宿(秋・冬)があります。この2daysキャンプに参加し、学部や志望校が同じ仲間ができたことは、間違いなくモチベーションアップにつながりました。同じグループの仲間同士で、「入試本番では、英作文ではどういうトピックが出るかな?」など、色々予想しあいました。みんな色々と強みを持っている人たちばかりだったので刺激を受けて、「もっと勉強頑張ろう!」というように、その後の行動にもつなげることができたと思います。