ディアロで身につくのは“その場限り”の知識ではありません。/ディアロ水道橋校/筑波大学 生命環境学群 合格(公募推薦))

「きちんと知識を定着させられる」塾を探して

ディアロに入る前にも、学校の「定期テスト」の成績は、ずっと好調を維持できていました。でも、高3夏の夏を迎えていざ入試に向けた総合演習が始まると、一気に点数が取れなくなったんです。それは、毎回試験範囲の決まっている「定期テスト」に向けて短期集中型の勉強を続けてきたせいで、実はしっかりとした知識が身についていなかったからでした。入試に向けての勉強に焦りを感じた私は、塾を探すことにしました。実は高2の時には別の集団指導塾に通っていたのですが、学習スタイルが自分に合わずに辞めたという経験がありました。授業の内容について疑問を感じたときは、自分から進んで先生に質問して解消するようにしていましたが、先生から解説や答えを聞くと、その場・その時だけ「わかったつもり」になってしまっていたんです。だから、しばらくすると「あれ? 質問した箇所なのに忘れてしまった!」ということがよくあり、知識が定着しているという実感がありませんでした。だからこそ、今度は「自分のペースでしっかりと知識を定着させることのできる」個別指導塾を選ぼうと考えていました。
そんな中で見つけたのがディアロでした。ディアロのWebサイトを見ながら「1:1でプレゼンをする塾? そもそもちゃんと理解できていないとプレゼンなんてできない。“その場限り”の勉強で、わかったつもりにならないのはいいかも!」と思いました。学校でも「自分の言葉で説明する」という形式の授業はあり、「本当にわかっていないと何も説明できない」という実感をもっていたので、ディアロの「プレゼン」という方法は効果的だろうと思いました。そしてディアロを初めて見学したとき、生徒がとても楽しそうにトレーナー(講師)に向かってプレゼンをやっている光景が印象的でした。「プレゼン」と言っても堅苦しい緊張感のあるものではなく、「力まず、こんな楽しそうな感じで話せばいいのか…! これなら自分にもできそう!」と思いました。

自分のやる気と理解を高めてくれる塾

どんなに勉強にやる気があっても、時には勉強をサボりたくなってしまうときもあります。そんな「甘やかし」が一切きかないのが、ディアロの“仕組み”でした。「トレーニングの前」に、事前課題をスマホで撮影し提出するのが決まりだったので「ちゃんとやろう」というモチベーションを維持することができました。そもそも、予習をちゃんとやっていなければ、プレゼンもトレーナーからの質問に答えることもできないので、「予習する」しか選択肢がありません。
また、担当トレーナーは私が事前に提出した課題に目を通し、「どの問題のどの部分が理解できていないのか」をトレーニングの前に把握してくれているので、トレーニングは最初から最後まで「私の苦手」を解消するためにどうしたらいいのか、ということに主眼が置かれた内容になります。だからこそ、短い「40分」というトレーニングであっても、徹底的に理解を深めることができるのだと思います。

トレーナーは答えを教えてくれない

しっかりと予習をしてきても、時にはプレゼンの途中で言葉に詰まってしまうことや、トレーナーからの質問に上手く答えられないことがあります。そんなときは、トレーナーがフォローに入ってくれますが、そんな場合であっても、トレーナーは決して「答え」は教えてくれません。その代わりに「こう考えればいいんじゃない?」という指針を優しく教えてくれます。たとえば、難しい問題が解けずに悩んでいたら、単純な内容に置き換えて解説をしてくれて、「ああ!そうやってやればいいんだ!」と気付かせてくれます。そうやって自分に気づかせてくれることが、しっかりと理解でき、記憶にも残る秘訣の1つなのだと思います。

知識の“関連性”に気づかせてくれるトレーナーとの対話

トレーニング中には、トレーナーは「今」学習していることの他に、「今まで」に既に学習した範囲の内容についても、質問をぶつけてきます。だから、一度理解したことを忘れそうなタイミングで再確認することができます。それは、まるで知識が断片的だった“点”の集まりだったのが、次々と“線”になっていく感じです。単元や分野で記憶が分かれていたものが、大きな1つの知識としてつながったような気がします。
こういったディアロの勉強法を、もっと早く取り入れればよかったです。受験を意識していないころからこのやり方を積み重ねていれば、受験期に突入したときに焦らず、総合演習にも対応できる力がついていると思います。ディアロの対話式トレーニングは、ディアロに入る前に私がしていたような“その場限り”の学習ではありません。私は高3にディアロに入塾しましたが、もっと早く入って自分の学習サイクルができていたら、もっともっと成績をのばすことができたのかな…と感じます。

対話式トレーニングで鍛えた力を面接でも発揮できた

私は公募推薦で大学を受験したので、試験には「面接」がありました。ディアロの対話式トレーニングを通じて、相手にわかりやすく説明できる力をつけることができたのは、実際の面接でもとても役立ったと思います。普段の生活の中では、友人や知人・家族などの「親しい人」とコミュニケーションをとる機会はあっても、それ以外の人と話をする機会は意識的に持とうとしない限りはなかなかありません。だからこそ、毎週のトレーニングでトレーナーと「対話」を中心にしたコミュニケーションをする訓練ができたことはとてもは意味あるものでした。
「自分はこう考えたよ」「ここまでは理解できたけれど、ここから先はわからなかったよ」など、自分の考えや状況を毎週毎週トレーナーに納得してもらえるよう伝える必要がありました。そんなトレーニングを繰り返していたからこそ、いざ面接練習を始めたときにスムーズに意思疎通ができている自分に気が付きました。対話式トレーニングを通して、「自分の思いや考えを伝える力」をいつの間にか身につけられていたということだと思います。
また、実際の面接試験本番では、私が話した内容に対して、面接官から急に「こういう対立意見もあるけど、それに対してあなたはどう思う?」と聞き返されたんです。そこで黙り込むことがなかったのは、ディアロのおかげだと思っています。日々のトレーニングでは、トレーナーから予想外の質問が飛び掛かってきます。それに切り返す経験を何度もしていたからこそ、面接本番でもすぐに答えることができました。だから、面接本番は緊張しなかったですし、面接が終了したその瞬間、「自分の考えは、全部伝えることができたな」とすっきりした気持ちで終えることができました。