- Z会グループの学習塾ディアロ
- 合格体験記
- 【東京農業大学 合格体験記】トレーニングの負荷が、思いを言葉にする力を伸ばしてくれました。
ディアロに決めた理由
「部活のスケジュールに合わせて学習時間を調整しやすい」のが大きな決め手でした。そもそも、毎週同じ時間に授業を受けるというのは、変則的な部活の時間というのもあり、難しいと思っていました。ディアロでは、部活が終わった後の遅い時間帯でも最終コマが受講できましたし、急遽部活のスケジュールが変わったときにも対応してもらえたので、とても助かりました。
「個別指導」と「映像授業」というのが初めてだったんですが、この組み合わせは、自分のペースで学習を進められてとても良かったと思います。しかも、分からないところをすぐに確認できる。自分が納得できるまで、とことん付き合ってもらえることが良かったです。
ディアロはこんな場所
「教科の学習だけ」ではなく、教科の学習をしながらプレゼン力も身に着けられるというのが、効率的で良いと思います。本来であれば、学習とプレゼンそれぞれの時間を捻出しないといけないところを、ディアロでは同時に少しずつ進められます。実際に自分でやってみて、部活も勉強も忙しい中で、将来にも役立つ力も身に着けられる、とても良い方法だと思いました。
ディアロを一言で言うと、「アットホームな塾」です。トレーナーが、年齢関係なく気さくに話してくれたり、振舞ったりしてくれました。また、インテリアも照明も落ち着いた雰囲気で、良い意味で「塾らしさ」がないと思います。そういった理由で、友だちの家に遊びに行く感覚でディアロに通えたのかもしれません。
ヒントは教えてくれても、答えは教えてくれない
ディアロでは、問題の「解法」そのものは教えてもらえないんです。分からない問題をトレーナーに質問すると、必ず「なぜ、そう考えたの?」「どこが分からないの?」と聞き返されます。自分が「ええと…」と頭を抱えてしまうと、「もう一度、問題文を読み返してみて」と言われる。何度も読み返し、それでも分からないときに、やっとヒントを提供してもらえるんです。トレーナーに「教科書のこの辺の定理を復習してみたら?」と。こういった対話の中で、自分自身ではっと気付いたり、思い出したりできるんです。
答えや解法そのものは、教えてくれないんですよ。代わりに「ヒントから自分で導き出してみてね」と言われる。厳しいとは思いますし、逃げ場がないと思いますが、この対話式トレーニングのお陰で、間違いなく成長できたと思います。
ディアロの対話式トレーニング
プレゼンをしていると、自分自身が問題のどこでつまずいて解けないのかがことごとく明らかになるんです。本当は分かっていないのに、自分で分かっているつもりになっているのが、洗いざらい出てきます。予習をする段階で「この問題はできた!」と思っていても、プレゼン中に「あれ? これは、どうすればいいんだ? 分からないな…」と急に悩んで止まってしまうことも。そんなときは、「なぜ、プレゼンの途中で言葉にできなくなってしまったのだろう」と考え、自分なりに課題を洗い出して、工夫・改善を進めていきました。そのお陰で、理解が深まりましたし、以前と比べて上手くプレゼンできるようになったと思います。
そういった成長には、トレーニングの「緊張感」こそ、大事だったんだと思います。プレゼンの様子は動画で撮影されているので、少し緊張します。その感覚は、テストのときの状態に似ています。ただでさえ、十分に理解できていないことは言葉にできないのに、緊張した状態だと、頭の回転が悪くなって思い出せないこと、言葉にできないことが増えていきます。このようなある意味負荷のかかる条件の中でトレーニングを重ねたからこそ、力がついたと思います。
また、ディアロの「学習カウンセリング」が役立ちましたし、安心して学習に集中できました。例えば、「この参考書を1日○ページずつ進めていく」など、トレーナーと相談しながら取り組むべき目標を具体的に立てました。トレーニングのための予習・復習と組み合わせることで、網羅的に学習内容を身に着けられたと思います。
身に着けた「プレゼン力」
無計画のまま、思いつくままにしゃべっていると、聞き手の立場からすると「なんで?」と思われることがあることに気づきました。なぜなら、自分自身はすべてを理解しているから、理由・背景といった説明の「過程」を、無意識のうちに省いてしまうからだと思います。トレーナーからも「説明の内容がよくわからない」とアドバイスをもらうことがありました。
手で文字を書くこととは違って、口で言ってしまったことは後戻りできません。言う前に頭の中で内容を整理して、どれだけ簡潔にしゃべれるかが重要だと思います。ディアロのトレーニングを通じて、自分の思いを頭の中で整理する力、そして、相手を想像してそれを伝える力が身に着いたと思います。それは、問題に解答するときも生かせる力だと思いました。
身に着けた「情報整理力・計画力」
問題を見たときに、どういうストーリーで解答するのか道筋を立てる力が身に着きました。難しい問題を途中で放り出すのではなくて、「とりあえず、ここまでは情報を整理できた。じゃあ、次はどうすればいいの?」と考え、道筋を立てながら、解答していくことができるようになったんです。この力は、テストで初見問題を解くときにも生かせました。
例えば、数学の難しい問題は前提条件が多く、どの条件をどのように使えばいいのか分からないことが多かった。散らばってしまっている条件を整理して、見やすくすることができるようになったからこそ、問題がシンプルに見えるようになりました。結果、テスト中でも自分自身で「どこがわからないのか?」と考えたり、「こうすれば解ける!」と発見できたりしました。
推薦入試に向けた「小論文対策」
小論文試験に向けて、一番の課題だったのが「時間」でした。試験は1時間で800文字。高い専門性が問われるテーマで、初めて書いたときには200文字くらいしか書けず、まずいと思いました。そこで、自分では学部・学科に関わる専門的な知識を身に着けること、そして、ディアロのトレーニングの中で、過去問を中心に何度も解いて慣れることに取り組みました。
まず自分では、専門分野である醸造に関わる知識――「発酵」や「乳酸菌」について――を、何冊も本を読んで身に着けました。ディアロでは、自分で時間を計って書いて、それをトレーナーに確認してもらう。添削・指摘をしてもらったことを踏まえて、もう一度書き直す。1テーマにつきそれを3回くらい、計10テーマを書き切りました。文章構成から言葉遣い・誤字脱字に至るまで、様々な観点からアドバイスをもらえたのが良かったです。そのお陰で、本番では時間に余裕もあり、見直し・修正もできました。ディアロでのトレーニングを通じて、対策を重ねたため、時間的にも精神的にも余裕が生まれ、落ち着いて試験に臨むことができました。
推薦入試に向けた「面接対策」
面接に向けた「実戦的なスキル」を提供してもらえたことが、とても役立ちました。スクールマネージャー(教室長)が、面接練習の中で、自分が実際にしゃべった内容を紙に書いてまとめてくれたんです。「この部分はもっと具体的に話したほうがいいね」とか、「文章を丸覚えしたら本番で思い出せないことも多いから、キーワードで覚えるようにしたほうがいいよ」など、具体的かつ実戦的なアドバイスをもらいました。「本番ではこれを見て頑張って」と背中を押してもらえたのも、すごく嬉しかったです。
もちろん、高校の先生も面接練習に付き合ってくれましたが、なかなか時間調整がうまくいかず、何度も練習することは難しかった。その反面、ディアロでは時間も融通が利き、面接練習をしやすかったです。同じ推薦入試を受験する同級生と比べても、練習量ではかなり差が生まれたと思います。「圧迫面接気味に練習してほしい」など、自分の要望もしっかりと聞いてくれたので助かりました。
こんな人におすすめ
塾の固い雰囲気が苦手な人、部活が忙しい人、そして、人前でしゃべるのが苦手という人におすすめです。
自分がOBとして関わっている農業体験のイベントで、小学生たちを前にして話すことがよくあります。自分が中学生の頃に、上手く説明できず場を白けさせてしまうという、苦い経験をしました。あれから数年経ち、高校生になってからも同じような機会があったんです。「あの頃よりも、上手くしゃべれるようになったな」と思いました。ディアロのトレーニングを通じて「自分の思いを相手に分かりやすく伝える力」も身に着けられたと実感できました。率直に、嬉しかったです。だからこそ、人前でしゃべるのが苦手という人にも、同じような嬉しい経験を味わってほしいと思います。