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英検準1級合格のための勉強法と面接の対策法
※2020年7月時点の情報です。最新の内容については英検ウェブサイト等でご確認ください
英検は、正式名称を「実用英語技能検定」と言い、公益財団法人 日本英語検定協会の主催で、1月、6月、10月の年3回実施されています。
1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級と、級は7つ。年間受検者が250万人を超える、まさに日本最大規模の英語検定試験です。
今年度は新型コロナの影響により、2020年度第1回検定の日程が後ろ倒しになりました。第2回検定も、本会場での受検において受付期間や受付方法の一部に変更が生じています。受検を検討している方は、英検ウェブサイトを必ず確認してください。
試験では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングという、英語の運用に不可欠な4技能を測定します。小学生から社会人まで幅広い年齢層を対象とした検定のため、職歴や経験によって結果が左右されにくく、「受検しやすく、正確な英語力を測定できる」と定評があります。
このコラムでは、準1級の難易度や勉強法などについてお話ししていきます。
「準1級を受けようと思うけど、何を勉強すればいいんだろう……」
「準1級ってどれくらいの語彙力が必要なんだろう……」
など、英検準1級の受検に不安がある方は、ぜひご一読ください。
2021年度 大学合格数 |
目次
|
❑英検準1級のレベル・難易度
日本英語検定協会の定める審査基準によると、英検準1級のレベルは「大学中級程度」程度であり、社会生活で求められるレベルの英語を十分理解し、使用できること、とされています。
読む: 社会性の高い分野の文章を理解することができる。 聞く: 社会性の高い内容を理解することができる。 話す: 社会性の高い話題についてやりとりすることができる。 書く: 社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。 |
(出典:各級の審査基準|英検ウェブサイト)
入試や教員採用試験での優遇や単位認定のほか、海外留学において英語力を証明できるため、高校生・大学生・社会人を中心に、幅広い層が受検しています。
英検準1級で求められる語数はおおよそ7,500~9,000語。これは、難関大学の入試で求められる語数と同等です。英検準1級によくでる単語は、日常会話で使うものより難易度が高いため、社会性の高い話題に対応できる語彙力を定着させる必要があります。
以上を踏まえて、英検準1級のレベル・難易度、そして勉強法をお伝えします。
❑英検準1級の試験内容・問題形式
英検準1級の試験は、一次(筆記・リスニング)と二次(面接)があります。
一次試験は、筆記試験とリスニングテストです。
90分の筆記試験では、リーディング・ライティングの2技能を測定します。
約30分のリスニングテストでは、記述式の英作文があり、そのほかの問題はマーク式です。
筆記試験・リスニング試験の問題構成は以下になります。
測定技能 |
形式・課題 |
形式・課題詳細 |
問題数 |
問題文の種類 |
解答形式 |
リーディング |
短文の語句 |
文脈に合う適切な語句を補う。 |
25 |
短文 |
4肢選択 |
長文の語句 |
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 |
6 |
説明文 |
||
長文の内容 |
パッセージの内容に関する質問に答える。 |
10 |
|||
ライティング |
英作文 |
指定されたトピックについての英作文を書く。 |
1 |
(英作文なので問題文はない) |
記述式 |
リスニング |
会話の内容 |
会話の内容に関する質問に答える。 |
12 |
会話文 |
4肢選択 |
文の内容 |
パッセージの内容に関する質問に答える。 |
12 |
説明文など |
||
Real-Life形式の内容 |
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 |
5 |
アナウンスなど |
(出典:準1級の試験内容|英検ウェブサイト)
英検準1級では、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などに関する話題が出題されます。
<一次試験>
リーディング
大問1 短文の語句空所補充
空所付き英文に対して4つの選択肢があり、その中から適切な選択肢を1つ選びます。
問題構成は、
・単語を問われる問題が21題 ・熟語が問われる問題が4題 |
の計25題です。
大問2 長文の語句空所補充
空所が複数ある英文が2つ出題され、空所にあてはまる選択肢を1つ選びます。英文ごとの設問数は、
1つ目の英文:3問 2つ目の英文:3問 |
の計6問。パッセージの内容をつかむための読解力に加え、ここでも語彙力が求められます。
大問3 長文の内容一致選択
3つの長文が出題されますが、それぞれの長文に、内容に関する質問文と選択肢が設定されています。選択肢から最も適切なものを選びます。
各形式の設問数は、
説明文・評論文①:3問 説明文・評論文②:3問 説明文・評論文③:4問 |
の計10問です。
ライティング
エッセイ形式のトピックが出され、それに対する自分の意見を120~150語で記述します。その際、問題文で提示されている「Points(どの面からそのトピックについて論じるか)」から2つを選び、そのポイントに沿って述べる必要があります。
文章の模範的な形式は以下の通りです。
トピックは英検2級よりも、より社会的で複雑な事柄となります。
序論 |
第1パラグラフ |
トピックに対する自分の意見(賛否、是非など)を述べる(1~2文程度) |
本論 |
第2パラグラフ |
冒頭に、1つめのポイントを明示したトピック・センテンスを書く。次にその根拠を述べるサポーティング・センテンスを書く(2~4文程度) |
第3パラグラフ |
冒頭に、2つめのポイントを明示したトピック・センテンスを書く。次にその根拠を述べるサポーティング・センテンスを書く(2~4文程度) |
|
結論 |
第4パラグラフ |
「序論」で自分が述べた意見を、もう一度繰り返して終わる(1~2文程度) |
序論:トピックに対する自分の意見を I disagree …. /I agree ….などで表現
本論:選んだポイント2つを展開。First(ly), や Second(ly), という表現を使う
結論:Because of these reasons, I believe that …. などを用い、自分の意見を繰り返して締めくくる
書き終えたら見直しを5分ほど行います。
多少語数はオーバーしても、解答欄に収まっていれば減点の対象にはなりません(解答欄の外はNGです)。
スペルや文法チェックを優先的に行いましょう。
見直す項目は以下になります。
・問いに適切に答えているか
・意見と矛盾する理由や説明がないか
・理由に対する説明や補足があるか
・関係のない内容が含まれていないか
・ポイントを使っているか
・つなぎ語は適切か
・同じ言い回しがないか
・スペルミスがないか
・英語ではない単語を使う場合、その語の説明があるか
※日本語特有の表現などを使う場合は、英語話者に理解できるようカンマで区切って説明を加えます。(例:a kimono, a traditional Japanese dress,)
※和製英語などのカタカナ語は、エアコンなら air conditioner など、正しい英語に直します。
英検の解答用紙の見本は、英検ウェブサイトからダウンロード可能です。
実際に書いてみて、自分の書き方なら1行に何語ほど入り、120~150語にするために何行書く必要があるのか確認しておきます。
またポイントの単語は、提示されたままの形で使う必要はありません。
例えば、safety を safe にするなど、品詞を変えてもOK。また、Personal relationships を選んでも、語句をそのまま使わずに、「bullying」という観点で書くなどの応用もできます。
リスニング
英検2級と比べると、リスニングの問題が格段に「早い」そして「長い」ということがポイントになります。
ゆえに、しっかりと時間をかけて対策し、問題形式に慣れなければ、得点は難しいということです!
リスニング問題は、Part 1、 Part 2、Part 3があり、問題を放送した後の10秒間で解答します。
Part 3のみ、放送開始前にも10秒間、問題にある「状況」と「質問」を読む時間が与えられます。
Part 1 12問
おもに2人の登場人物の会話を聞き、その内容に関する問いに答えます。
Part 2 12問
150語前後の説明文が6題流れ、それぞれについて2問ずつの問題に答えます。
説明文の内容はさまざまですが、アカデミックなものが多い印象です。
Part 3 5問
問題文には「Situation」という、これから流れるリスニング内容についての前提知識が記してあります。
それを読んでからリスニングを聞き、問題に答えるという形式です。
<二次試験>
二次試験のスピーキングテストは、面接形式になります(約8分)。
日本人またはネイティブスピーカーの面接委員と、1対1で話します。
問題構成は以下になります。
測定技能 |
形式・課題 |
形式・課題詳細 |
問題数 |
解答形式 |
スピーキング |
自由会話 |
面接委員と簡単な日常会話を行う。 |
‐ |
個人面接 |
ナレーション |
4コマのイラストの展開を説明する。(2分間) |
1 |
||
受験者自身の意見を問う質問 |
イラストに関連した質問に答える。 |
1 |
||
受験者自身の意見を問う質問 |
カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 |
2 |
||
受験者自身の意見を問う質問 |
カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。 |
1 |
(出典:準1級の試験内容|英検ウェブサイト)
二次試験の流れは以下になります。
1)入室。はじめに「Hello.」と挨拶をする
2)「Can I have your card, please?」などと聞かれるので、「Here you are.」と面接カードを渡す
3)「Please have a seat.」の指示に「Thank you.」と返して着席
4)氏名・級の確認と簡単な質問に答える。目を見てコミュニケーションを取ること
5)面接官から指示文と4コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡される
6)「問題カード」の指示文を黙読し、ナレーションの内容を考える(1分間)
7)「問題カード」の指示文に従い、4コマのイラストについてナレーションを行う(2分間)
8)面接官から出される質問1に答える(「問題カード」を見てもかまわない)
9)「問題カード」を裏返す
10)質問2~4に答える。質問4では社会性のある事柄について問われ、カードとは全く違う問題が出ることもある
11)面接官が「This is the end of the test.」と言えば試験終了。「Could I have the card back, please?」 に対して、「Here you are.」 と言って問題カードを返す
12)「You may go now.」と言われるので、「Thank you. Goodbye.」などと挨拶して退室。「Have a nice day.」と挨拶された場合は、「You too.」と返し、最後までコミュニケーションをとる
補足すると、質問2、3では各トピックに対しての意見を聞かれます。イラストのストーリーに触れることは求められていないので、単純にそのトピックについてどう思うか、理路整然と答えられれば大丈夫です。
質問4でも意見を聞かれますが、ここでもストーリーに触れる必要はなく、自分の意見を英語で説得力を持って話せるかどうかが評価されます。
英検準1級の二次試験では、主に社会性の高い分野の話題が出題されます。過去の出題例として、在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシート、住民運動、キャッチセールス、護身術などがあります。普段から、新聞やニュースを通じて世界で起きていることを知り、それに対する自分の意見を持つように心がけましょう。
❑英検準1級の合格点
英検は、「英検CSEスコア」という英検独自の点数で合否を出します。
CSEスコアをベースにした英検準1級の合格点は、以下の点数が定められています。
一次試験:1792点(CSEスコア) 二次試験:512点(CSEスコア) |
(出典:英検ウェブサイト)
CSEスコアは、2016年度から導入された合否判定システムです。
各級の技能別の満点を設定し、結果はスコアで表示されます。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの英語4技能の得点が表示される(5・4級はリーディングとリスニングのみ)ため、総合的な英語力と各技能の能力を、絶対指標で把握できることがメリットです。
このような合否判定に至った経緯として、
・各技能まんべんなく得点している人を合格にすること(技能による偏りをなくす)
・合否だけでなく、全受検者の各技能をCSEスコアで評価すること
・他の4技能試験との互換性を持たせること
があります。
このため、受検生2名が同じ素点の場合に、スコアの内訳で合否が分かれてしまうそうです。
❑英検準1級の勉強法
英検準1級の問題および自分の到達度を確認するために、まずは過去問を解いてみましょう。
英検ウェブサイトでは、直近3回分の過去問を公開しています(試験終了後1週間程度で掲載)。
英検は試験形式が毎回同じなので、試験に慣れることが得点に結びつきます。
ここからは、測定技能別の勉強法をご紹介します。
◆リーディング
①何はともあれ語彙力を上げる!
英検準1級の出題には、英語圏のニュースや学術論文などで使われている英単語が多く含まれ、英検2級に比べて難易度が格段に上がります。よりいっそうの単語学習が必要ですが、単純に単語帳を見る、分からない単語をノートにまとめるだけでは、なかなか身に付きません。英検準1級専門の単語帳は、どれも英検準1級で出てくる頻出単語をまとめたとてもわかりやすい単語帳です。ここでは単語帳を使った2通りの暗記法をご紹介します。
✔分からなかった単語を集めてMy単語帳を作る
まず英単語帳を1周して、分からなかった単語にチェックを入れて発音する、書くなどしてひたすら暗記。
再度1周しても分からなかった単語を集めて単語帳を作成します。かさばらないので筆箱にも入れられますし、電車移動や寝る前の時間などを使って手軽に確認できます。
それでも覚えられない単語があれば、新たな単語帳を作って暗記を進めましょう。本番の2週間前ごろに、もう一度、最初に使っていた単語帳をチェックします(ポイントは単語帳を作成して満足せずに、使い切ること!)。
✔1日に覚える目標を毎日決めて、最低2周以上する
次にお伝えするのは、英検本番までの日数で単語帳が2周以上できるように、1日に覚える単語の個数やページ数の目標を決めて、暗記を進める方法です。
達成したらスケジュール帳やノートに印をつけて、行動を可視化します。こうすることで達成感が味わえ、モチベーションが上がります。
このように、自分なりの英単語の暗記法を見つけて毎日継続することが、英検準1級合格のコツ。単語を見ると瞬時に意味が思い浮かぶようになるまで学習しましょう。気を付けたいのが、単語を出てくる順番で覚えないようにすること。たまにはカードをシャッフルしましょう。また逆に「和訳を見る→英単語を思い出す」という訓練も行うとよいでしょう。
学習を習慣化すると、どんどん暗記できるはずです。これらの暗記法は、英語はもちろん、他教科の暗記にも応用できますよ。
②長文読解を攻略する
長文読解には、制限時間内に回答を得るコツがあります。すべての文章を読んでいると時間が足りず、時間内に解くことが難しくなるため、前後の文のつながりや文脈など、文章の概要をとらえて読み進めることが肝要です。必要な情報だけを効率的に集めましょう。
その他のコツは以下のとおり
・各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取る
・問題は段落ごとのため、1段落目を読んだら、すぐにその1段落目に出てくる問題を解く
・最後まで読んだら、物語全体を理解したうえで設問と回答を見直す
・分からない時は考え込まず、消去法で進める
◆ライティング
英検準1級のライティング(英作文)では、社会性の高い話題について、まとまりのある文章を書くスキルが求められます。
ライティングを上達させるためには「書く→添削→添削内容を次に活かす」という学習をできるだけ繰り返すこと。
リスニング同様に、ライティングも書く機会を増やすほか、誰かに見てもらい「文法間違いはないか」「自然な表現ができているか」をチェックしないと上達しません。学校や塾の先生に添削してもらうほか、オンラインサービスを利用するのも一案です。
◆リスニング
リスニングの速さの目安は、「ネイティヴがゆっくり・はっきり発音する英語」であり、ネイティヴ同士の会話やニュース番組ほどは速くありません。
まずは、聞き流しによって英語を聞く頻度・量を増やしましょう。
また、アカデミックな内容になるPart 2では、日常会話にはない語彙が頻出します。対策として、準1級リーディングの長文読解で出てくる英単語を、リスニングでも理解できるようにしておきましょう。
<リスニングテスト3つの攻略法>
1)大問ごとのポイントを意識して、問題文を先読みしておく
筆記試験を早めに終えて、余った時間でリスニングの選択肢を先読みしておきます。どのような文章なのか、題材は何なのかがあらかじめ分かると、余裕をもって問題が解けます。
大問1 気を緩めないで会話を聴く
2級リスニング大問1は、各スピーカー2回ずつ、合計4回発言するという流れがはっきりしていました。しかし、準1級の発言回数は問題によって異なり、4回~7回とまちまち。会話が終わると思い気が緩み、最後までしっかり聴きとれなかった、という失敗談を聞きます。会話が続くことを想定して、気を緩めずに聴きましょう。
大問2 内容の大枠を掴む
大問1とは異なり、スピーカー1人によるナレーションです。流れは、<ナレーション→内容に関する質問(2問)>となります。質問2つがわからない中で内容を記憶しておく必要があるため、高難度といえます。けれど、詳細な内容が問われることはありません。細かい情報よりも、内容の大枠を掴みましょう。
大問3 ポイントになる条件に下線を引く
大問3の「Real-Life形式の内容一致選択」は、準1級で初めて出題される問題形式です。
流れは以下の通り。
問題用紙に書かれた”Situation”と”Question”を10秒間読む
↓
スピーカー1人による説明音声を聞く
↓
最も適切な選択肢を選び、マークシートを塗る
解き方としては、最初の10秒間でポイントとなる条件に下線を引き、その条件を頭にインプット。音声を聞きながら、条件に合致しない選択肢を除外していきます(数字に斜線を引くといいでしょう)。ただし、選択肢にばかり集中して、音声を聞き逃さないように。
質問はひとつなので、大問2ほど難しくありません。
2)頭の中で聞いた英文を和訳ではなくイメージしてみる
リスニングでは、流れた英文を一言一句和訳すると理解が追い付きません。日本語で理解しようとせず、イメージとして内容を理解する、つまり和訳をせずに英文を直接イメージして意味を捉えることが重要です。これがリスニングで高得点を狙うポイント。問題で詳細な内容を尋ねることはありません。
<リスニングテスト対策>
●市販の英検準1級のリスニング対策の問題集を解く
出題の傾向を把握するため、過去問題に取り組みましょう。しっかりと時間を計って、できる限り本番と同じコンディションで行います。
●文字と音声との違和感をなくす
「リスニングが苦手」という人の中には、文字に起こせるほど完璧に音声を聞き取ろうとする人がいます。ですが、必要なのは、会話の場面・状況をイメージし、英文全体の流れを把握する能力です。
説明文なら、years ago, nowなど時を表す言葉や、but, for example,thereforeなどのつなぎ言葉を聞き取り、話の展開を予測する訓練を行います。
次に、解答にある放送文のスクリプトと音声とを比べながら復習をします。文字を見た時に思い浮かべた音と実際の音声とが合致するまで発音練習を行い、文字と音声との違和感をなくしましょう。
◆スピーキング
面接を体験できるDVDが付いた予想問題集などを活用して、面接の流れを理解します。
相手がいない時は、ぬいぐるみなどを代わりにしてアイコンタクトの練習も行いましょう。
できれば、塾や学校の先生と実際を想定した練習を行うのが理想的です。
練習を重ねると、単語や表現が自然に出てくるようになります。
また英検準1級二次試験のスピーキングの合格率は80%。
一次試験を突破する能力があれば、ほとんどの人が合格できるので、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
❑大学受験ディアロの受講者の声
大学受験ディアロを受講し、英検に見事合格したみなさんの声を紹介します。
\英検準1級に合格/ 英検準1級合格 佐藤矩之さん 英検で一定以上の級を取得していると、入試で加点があるなど、大学受験において有利に働くことがあります。このため英検対策の必要性を感じて、ディアロに入塾しました。 英語4技能は、人によって「スピーキングは苦手だけれど、ライティングは得意」など、状況が異なるものですが、ディアロは個別指導なので、自分に合わせてきめ細やかに学習することができました。苦手なリスニングも、何度も繰り返して学習したことで自信がつき、ライティングはZ会Asteriaを通じて添削してもらえたので、短期間でも大幅にスコアアップができました! |
\英検2級に合格/ 英検2級合格 立川瑞菜さん 部活引退後、独学で英検受検の勉強をはじめました。英単語をそれまで以上に覚えるなど、自分なりの努力をしましたが、初めての受検は残念ながら不合格。独学では十分に対策ができなかったと痛感し、「英検対策ができる塾」を探すことにしました。 トレーニングの中でプレゼンを行う、というディアロの学習法を実際に体験してみて、最初は「自分にもできそう」と思いました。 けれど、いざホワイトボードを使って説明をしようとすると、学んだ内容を自分の中で再確認しないと喋れないんです。頭を使ってしっかり考えるから、学習した内容が身に着きやすいんだと実感しました。しかも1:1だから、話しやすい雰囲気。英検合格に向けて集中できる環境だと思いました。 トレーニングでは、トレーナー(講師)から「はい、じゃあこの内容を説明してみて」と言われて、いきなりプレゼンがはじまります。最初の頃は説明する内容をどうやって組み立てればいいのか分からなかったんです。このためプレゼン中に言葉に詰まっても、「答え」は教えてもらえない。自分で考えて、それを言葉にして…と、説明を少しでも前へ進めていくことが大変でした。でも、そんな時間のお陰で、英語の力が身に付いたと思っています。 もともと長文読解が苦手で時間内に解答できないことも多かったのですが、トレーニングを重ねることで、一度文章を読めば英文の内容がすらすらと理解できるようになったんです。 ここに至るまでに一番大変だったのが、事前課題です。多いときには英検の過去問を丸2回分解き、さらに説明できるように準備した上でトレーニングに臨みました。もちろん予習の段階で、すべての英文を訳しておきます。そして、どうしても分からないところをトレーニングで解消します。間違えた問題も、一度言葉にすればちゃんと理解できました。さらに、トレーナーが「この英語構文が出てきたら、頭の中でこういう訳をすれば、速く意味を捉えられるよ」など、実戦的なスキルや解き方のコツを教えてくれたことが、本番に役立ったと思います。 こうした学習を継続した結果、独学では難しかった英検2級に合格できました。 無事大学にも合格できたので、これからは英会話の勉強をしたいと考えています。実は英検の2次試験対策で英会話の練習をしたときに、自分の考えをうまく言葉にできなかったんです。英語で海外の人たちともやり取りできれば格好良い!という気持ちが、私の英語学習のモチベーションになっています。 |
Z会グループの大学受験専門
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