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ラーニングピラミッドについて

最終更新日:2022-11-01

ディアロ武蔵浦和校の伊藤です。

今回はラーニングピラミッドについてお話をしたいと思います。

これはアメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)によって明らかにされた理論で、7項目のそれぞれの活動における学習定着率を表しています。

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※下段に行くほど学習の定着率(教育効果)は高いと言われており、この図からも主体的・能動的なアクティブラーニングが推進される理由が分かります。

従来の受動的な学びが上段に位置しているのに対し、積極的な学習である“他の人に教える”ことが定着率も最も高く、90%という驚異的な数値を叩き出しています。
(また、これは文部科学省の掲げる「思考力・判断力・表現力」を重視する大学入試新テストにも少なからず繋がってくるものだと感じています)

「人に教えるのは、教えられる側の10倍の知識を有していないと出来ない」なんて言葉も私自身耳にしたことがありますが、人に教えることが出来てはじめて知識の完全定着と言えるのではないでしょうか。

そして、実は高校でも授業外で生徒同士が自発的にこのような教え合いを行っている学校があります。

それは関西屈指の超進学校“灘高校”です。

首都圏で東大合格者を多く輩出している学校と言えば、東京の開成高校や筑波大学付属駒場高校の名前が真っ先に挙がりますが、最難関でもある東京大学理科三類や京都大学医学部医学科の合格者数で常にトップを走っている学校が、この神戸の灘高校です。

灘と言えば、授業内容に多くの工夫が施されている点からメディアでも頻繁に取り上げられており、一方で卒業生もノーベル賞研究者や実業家など多方面で活躍する人材を多数輩出しています。

そんな灘高生ですが、他の高校と大きく違う点が、授業後の様子です。

授業は15時頃に終わるのですが、その後、大半の生徒が職員室前に移動するそうです。職員室前の長い廊下、そこで“生徒同士の教え合い”が始まります。

ここでインプットした知識を思う存分アウトプットすることで学習内容を定着させ、分からない問題があれば目の前の職員室から先生を呼びフィードバックしてもらう、そんな学習環境が創造されているんです。

学校の想いでもある、生徒の自由を尊重し自主性を育んだ結果、素敵な学びの場が出来上がったようです。

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